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AIで革新素材は生まれるか? 次の50年をつくる「マテリアルサイエンス」最前線
【図解】テスラの「数字」を5つのポイントで押さえよう
NewsPicks編集部
Eihara Fumio鉄鋼メーカー/技術者
電気自動車メーカーのテスラが好調(通期でも今期は黒字可能性もあり)であることの記事です。 気になった点は以下2点です。 1.クレジット収入がメインだが、EV製造・販売だけで収益黒字化可能な水準 →米カリフォルニア州は自動車メーカーにエコカー販売を義務付けています。達成できないメーカーは他の会社からクレジット(排出枠)を購入する必要があります。テスラはクレジットを他メーカーへ販売して利益を得ており、テスラは本業の赤字をクレジット販売で黒字化させてきました(2020年2Qは4億2800万ドルがクレジット売上)。しかし足元は本業のEV製造販売が収益力が高まり、これだけで黒字化可能な水準となってきました。 2.バッテリー内製化+完成車低価格化 →現状バッテリーはパナソニック、LG、CATL(中国)から調達していますが、内製化を目指し車体価格の低減を目指しています。現行モデル3は3万5000ドル程度ですが、2023年目途で2万5000ドルまで価格を抑えることを目標にしています。 EV事業によるクレジット販売によりキャッシュを稼いで、バッテリー内製化によるコストダウンによりさらに利益率を上げていくスタイルは他の自動車メーカーではみられない戦略だと思いました。 引き続きテスラ社の動向は気になるところです。
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