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【ミニ教養】世界が、日本の「AI天国ぶり」に気づいた
Kato Junユーザベース SPEEDAアナリスト
著作権を中心とした規制面だけではなく、2つあると思う。
ひとつは著作権に絡むが利用権。著作権による利用・引用と、契約を結んだデータについて利用をしてよい権利は異なる。元々データへの意識が弱いゆえか、利用権まわりの企業側の固め方や、使う場合での認識の弱さは正直あると思う。一方で、これはそのデータの作成者が本来得るべきリターンを得ていない可能性や、知らずのうちに利用してはいけないデータを利用していて、将来的なリスクがあるともいえる。
ただ著作権周りは例えばMP3が普及し著作権保護が強かったOpenMGなどの規格が敗れたように、気にしすぎてイノベーション競争で負けることもある。どちらがよいのかというのは立場・観点で色々な議論は当然ある。
二つ目は、下記の記事が最近印象的だったのだが、アトムやドラえもんの影響はあると思う。機械が人間と同じような反応をすることへの抵抗感がない。言語としてコミュニケーションのファジィさもあると思い、そこに対応できるLLMへの感動もあると思う。
ただ、逆に使い方もそうなりがち。分業をはじめ、業務定義がそこまで得意ではない文化性だと思う(「総合職」といった採用含め)。最近調査については普通の検索の方が良いなと個人的には感じているが、こういったこととか指示が曖昧ゆえにいい返答が出なかったりと、過度な期待が幻滅に変わり、自重で潰されないかも今後1-2年の注目点だと思う。
日本人が生成AIに苦手なことをやらせるのはアトムのせい
https://newspicks.com/news/8512870
価格.comのChatGPTプラグイン登場 「2万円以下のイヤフォンない?」でおすすめ表示
Kato Junユーザベース SPEEDAアナリスト
大学時代、ヒューマンインターフェースの授業を取っていて、とても面白かった。表示をする際には、適切な表示方法が場合によって違うこと。
もちろん、慣れや好みもあるが、個人的にはカカクコムは商品カテゴリごとに十分な要素わけがされていて、それで探す方がシンプルだし、画面もその商品カテゴリごとに一覧でポイントが見やすいから、ChatGPTに統合することは正直体験としてマイナス…
すでに要素化・型化されたインターフェースがあるものは、大体今のままの方が良いと思う。
もちろん、Googleのカードのように、内容をまとめて適切な表示にまで返還するようにChatGPTが進化すれば、それはまた変わるが。
米カルパースなどがトヨタ会長の取締役再選に反対、株主総会で
Kato Junユーザベース SPEEDAアナリスト
豊田氏に反対する理由として
①社外取締役の独立性、具体的には三井住友銀行の副会長である大島氏
②そして社外取締役の条件を満たしていないと判断すると、社外取締役が10人中3人となり1/3にならない
③そのような取締役会の構成となることへの反対として、取締役会議長(=豊田氏)の選任に反対する
というロジックが、議決権行使助言会社のグラスルイスのもの。下記のIBanker's EyeさんのTweetがISSがなぜ反対しないかという点含めて詳しい。
https://twitter.com/IbankerEye/status/1662753504530952193
Calpersなどの判断理由が異なる可能性はあるものの、会長職が実権を握ることは日本だけでなくよくあること。例えば結局CEOに戻ったが、Disneyのアイガー氏など。
それだけをもって受益者がいる運用機関や年金が反対票を投じて説明をするというのは、なかなかな困難だと思う。実績面でも、業績としては世界の自動車大手3社のなかでは、唯一といってよいくらい長期で結果を出しているので、そこでも反対理由はつけにくいと思う。
<追記>少なくともCalpersは、下記を見ると取締役会の独立度が理由の模様。ただ佐藤社長含めて7人に反対。おそらく社内取締役全員+社外と判断していない大島氏に反対票、なのではないかと思う。
https://newspicks.com/news/8518527
ちなみにこういう「社内取締役全員反対」みたいな議決権行使は、自分は好きではない。意思表明という観点は分かるが、実際に自分たちがした議決権通りの結果になったら経営が回るのかという観点がないと思う。
基金として50%というポリシーを掲げているのであれば、そこまでは賛成をするといったほうが一貫していると思う。<追記終>

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