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【最新起業家】僕は、「日本のお酒」で世界を獲る
森川 潤NewsPicks NY支局長
テックやビジネスにおける日本の圧倒的な存在感のなさ、その一方で、日本人が気づかないところで増殖している「秘境的」な魅力を含め、同じ米国にいる人間として深く共感することばかりでした。
しかも、そういう日本のカルチャー領域ですら、海外では、実は中韓の企業がリードしていることが多いなかで、実際に、日本人が自ら起業して挑戦していることの意味はこの上なく大きい。
世界へのSake旋風に期待しています!

【歴史に学ぶ】今、私たちは「株式の死」を覚悟すべきだ
森川 潤NewsPicks NY支局長
「Nifty 50(イケてる50)」という言葉に、ナウさを感じてしまいました。
ですが、こうやって歴史をひもといていくと、遠くない未来に我々が今使っているGAFA(米国ではFAANG)なんて言葉が古めかしい響きとして懐かしがられる日が来るのかもしれません。
さて米国では、バイデン就任後、誰もがインフレは一時的だと言っていたときに、声高にインフレの到来を叫んでいた、ラリー・サマーズ財務長官の予想が見事に的中したとメディアに取り上げられています。一方で、政権と近くもある左派のポール・クルーグマンとは、インフレをめぐる口喧嘩みたいなのも起きていて、経済学者でもこうやって意見が異なるものなのかというのをリアルタイムで感じています。
ただ、重信さんもおっしゃっていたように、今回的中させたサマーズ氏のビューを紐解いていくと、このインフレは、我々のこの20年以上の常識を覆して挑まないと、一時的な利上げで対処でいけると思っていたらヤバいことになるのでは、という内容が、正直なかなか喰らいました。
その教訓は1970年代にあります。

【伝説の投資家】地球の課題は「6つのOKR」で解決せよ
森川 潤NewsPicks NY支局長
ちょうどこの原稿を準備していた昨日、衝撃のニュースが。
グーグルの最初期に投資した伝説の投資家であるジョン・ドーアの主導で、スタンフォードに70年の新学部として「気候/サステナビリティ」の学部を設立すると。
ちょうど、今回この記事で取り上げたSpeed & Scaleで、いかにドーアが自らが夜に広めた「OKR」という手法を使って、気候問題を解決するか、あらゆる資料を漁っていたところなので、まさかの次なる手に驚くとともに、妙に納得もしてしまいました。
気候も、SDGsで分かるように、特に日本だと、マインドセットの問題や精神論に帰してしまうことが少なくないだけに、この明確な目標管理で、イノベーションを誘発していく手法は新鮮なのではないでしょうか。
いずれにせよ、シリコンバレーを含め、この気候領域にイノベーションを促進していくうねりはしばらくは止まらなさそうです。
そして、この著書も、もし邦訳もしてもらえたら嬉しいのですが…。

【実録】たった一人の「熱狂」が、2000人の仲間を生むまで
森川 潤NewsPicks NY支局長
やはり起業家というのは、一度挫折しても、人を惹きつける魅力とパッションがあるのだな、と痛感させられました。
同時にこれはクリエイターエコノミーそのものかも、と。
スタートアップ売却後に、一人でひっそりと始めたニュースレター、ポッドキャストに、仲間が集まり、それがコミュニティ、そして新たなVC事業にまで発展していくさまは、まさに「個の時代」の体現であり、今後いろんなビジネスが個にシフトしていく様子が見えました。
何よりも、時に説教臭くなりがちな「気候分野」のインフルエンサー、イノベーターとして、Optimistで、しかも実践者であるジェイソンさんの醸し出すポジティブなバイブスはすごい。
この分野に興味がない人でも、彼のポッドキャストは英語の勉強にもなるので聞いてみても良いかもしれません。

【ゲイツ投資】Windows型の「コンクリ技術」が面白い
森川 潤NewsPicks NY支局長
改めてインタビューを読み返すと、かなりの含蓄がありました。
コンクリート業界という古めの業界をマーケットにするということは、単に「脱炭素」という"キレイゴト"だけではなく、利益面も設備投資面もすべて考え抜いた上でのサービス設計にしないといけない。
自分はあまり使わない言葉ですが、これぞDXでありGX(グリーントランスフォーメーション)なのだろうと感じ入った次第です。
しかも気候分野にはシリコンバレー系の投資家が集まっていることで、ビジネスモデルはSaaS化させている。我慢が表に出るのではなく、こういうメリットが見えてくると、気候面が同時に進んでいくのだろうなと。
ついでにいうと、それから昨日まで取り上げまくっている「炭素除去」の次なる市場の白熱感、さらには、世界の気候テックへ張っているのが分かる三菱商事の姿がいろんなところで見えるのも面白い。
むしろグリーンの文脈だけで捉えるともったいないぐらいなので、ぜひ騙されたと思ってご覧いただければ幸いです!

【解説】万能マイクロソフトは「テックの次」も強い
森川 潤NewsPicks NY支局長
正直なところ、2年ちょい前、最初にマイクロソフトの発表を見たときは、そのスケール感がよくわかっていませんでした。
流行りのESGに乗る中で、少し突っ込んだぐらいの認識だったのは事実です。
しかし、そこから2年が経ち、欧米での気候テックのブームと、そのトレンドを見るなかで、彼らがいかに「次に起こること」を見据えて先鞭を付けていたのかをこれ以上になく痛感させられました。
今回は取材で、その「答え合わせ」をした部分もあるのですが、まだ存在しないテクノロジーや市場を見据えて、ゼロから圧倒的にコミットしていくこの姿勢とマネジメントは、なかなか日本では見られないものかもしれません。

【ゆる図解】今、お金が集まる「気候テック」の話
森川 潤NewsPicks NY支局長
まさに黎明期のカオスです。
ロシアによるウクライナ全面侵攻では、エネルギー問題がその根幹にありましたが、この1カ月の動きをみる限り、欧州は「(中長期での)さらなるグリーン加速」という厳しい道を選んだようです。
それと呼応してか、この1カ月、米スタートアップ界でも「気候テック(Climate Tech)」のニュースが怒涛のごとく発表されています。
日本ではまだまだ聞き慣れませんが、少なくとも、VCの投資と新たな起業の連発を見る限り、今年を彩る大きなムーブメントになっています。特にCarbon Removal(炭素除去)の領域は、マイクロソフト、グーグル、メタ、Stripe、Shopifyとテックの巨人たちが、先を競うようにお金を張り始めました。
「ほんまかいな」と思うような、まだまだ未知数な謎のテクノロジーが登場しているのも含め、このカンブリア爆発感は、今後10年を占う意味でも絶対的に面白い。
その肝要をデザイナー松嶋さんの新キャラとともにぜひご覧ください!

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