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【公開】人事のプロが伝授、ハラスメントにならない「叱り方」
安田 雅彦株式会社 We Are The People 代表取締役
お話しさせて頂きました。ワタシが「叱り方のプロ」とは恐れ多いですが「叱る」という行為を「フィードバック」として、そのポイントやコツについてお伝えしています。皆様のお役に立てれば嬉しいです。
さて、動画中にもある「プレイングマネジャー問題」。最近、富に思うのですが、ピープルマネジメントだけに集中できない!という状況・環境はある程度仕方がないとして、であれば、自分(プレイングマネジャー)の仕事は構造としてどうなっているのか。これぐらいは把握した方がいいかもしれないですね。プレイヤーが4割でピープルマネジメントが6割、そして具体的にはどういうことをしているのか・すべきなのか。どう自覚するか。
プレイヤーもあるからマネジメントは疎かでいい、ということではなく、その自分の仕事に占める「ピープルマネジメント」のポーションと内容を明らかにし、そのクォリティを上げていく、と。その努力はあって然るべきですよね。そう感じます。

【緊急】ストレス爆発!日本のマネージャーを救う3つの処方箋
安田 雅彦株式会社 We Are The People 代表取締役
取材して頂きました。ファーストラインマネジャー(組織図で一番最初に部下を持つ管理職)がハッピーでやるべきことを正しくできていれば、ヒトと組織の問題はほとんど起きない。これがワタシの揺るぎない「持論」なのですが、結局のところ戦略人事もパーパス経営も人的資本経営も、この「ファーストライン」がワークしていなければ、絶対に実現しない。
そして、問題の解決を当の「課長」にばかり求めても、記事内のチャート図にもあるように押しつぶされて疲弊していくばかりですよね。いかにファーストラインマネジャーが機能するようにするか。そのための能力とマインドをどう育むか。どう環境を整えるか。トップマネジメントができていないことを中間管理職だけに求めていないか。このあたりを本質的に考えていく必要があると感じます。
【教えてプロ】課長がケアするべきは「成果」か「人」か?
安田 雅彦株式会社 We Are The People 代表取締役
NewsPicksさん主催のイベントで、石原直子さんと共にお話しした内容を記事にして頂きました。中間管理職のマネジメント、この辺りの話になると全てのビジネスパーソンは何らかの形で「当事者」になるわけで、故にこの件に関しては多くの方が「一家言も二家言もある」のではないかと思います。
なので、ここでの話もあくまで複数企業の人事担当および人事組織コンサルに携わってきたワタシの経験談なのですが、パーパス経営だ人的資本経営だと言ったところで「おお、意図通りにできてるなー」と言える風景は組織のフロントラインでしか見られない。つまり「現場」であり「職場」ですよね。
となると、そこでカギを握るのは本文中でも言っている「ファーストラインマネジャー」、組織図で一番最初にマネジメントの責任を持つ層であるのは言うまでもない。で、これは悪戯に「だから課長、がんばれ!」と檄を飛ばしているわけではなく(それも少しありますが)、そこが上手くいくように概念・環境・制度・仕組みを整える。課長が機嫌良く仕事をし、安定的に成果(数字だけじゃない)を上げられるようにする。その上でその「成果」の具合いをシビアに問う。
管理職なんかなりたくない。でも、自らの意思に関係なく時間が経てば自然に管理職になっていく。だいぶ変わりつつあるとは思っていますが、現行の階層型組織を踏襲していくのであれば、ちょっとこの感じがあると難しいんじゃないかと感じています。その「逆」を行きたいですよね。どうせなら。
新卒ですが、「会社の飲み会」って参加すべきですか? 給料が出ないのに参加したくないです
安田 雅彦株式会社 We Are The People 代表取締役
ワタシも皆さん同様に「行きたくないなら行かなくてよい」が基本思想ですが、敢えて「(中途も含めて)入社 & 異動初期はできるだけ行った方がいいんじゃないか」です。理由は簡単で、他人のことを知れるから。情報が得られる。誰と誰は仲が良い・悪い、誰は実は理系、誰は誰の元上司/部下、誰はもうすぐ辞めそうだ、などなど。ワタシは人事担当だったのでとりわけそうでしたが、そうでなくても仕事は一人でするわけではないので、意外とこの手の情報は役に立つことがある。
そういう意味で言うと、同期の飲み会などよりも、いろんな世代や部署のヒトが集まる会などこそ「飲み代に相応しい価値」がありそうな気がしますね。

社員が共感する「パーパスの定め方」【安田雅彦直伝】
安田 雅彦株式会社 We Are The People 代表取締役
最終回は「パーパス」です。ちょっと前から良く聞く言葉、パーパス。要するに経営理念でしょ?みたいな声もあったり、その定義もさまざまであったり、なのですが、ここは敢えて「パーパス」で浸透させていくのが良いのではないかと感じています。
私たちは何のために存在しているのか。私たちはどんな価値を提供しているのか。私たちのビジネスが成長したら、世の中にはどのような変化が起きるのか。その結果として、数字的成長がある。そして、その「成功イメージ」を実現するためには組織能力に「伸びしろ」があるわけで、その伸びしろを埋めるための「育てる・採る」こそが人事戦略になる。
更に、その人事戦略を実現するためには、パーパスに基づく成功イメージに対し、属する個人の共感を得なければならない。その「共感」を軸としてキャリア意欲を刺激し、組織内の信頼関係とエンゲージメントを育む。
そう考えると、まさに「パーパス」とは人的資本経営の「エンジン」になるもののような気がします。3回に渡るご視聴、誠に有り難うございました。
就職や転職の面接で「深い発言」ができる受験者は何が違う?面接官が本当に知りたいこと
安田 雅彦株式会社 We Are The People 代表取締役
この記事の主旨に通じるのかもしれませんが、ワタシが面接で深く知りたかったことは、結局「あなたを動かす根底にあるものは何か」。行動特性、俗に言う「コンピテンシー」なのでしょうか。
頑張った、では、なぜ頑張れたのか。他人に負けたくないからという「競争意欲」なのか、それとも、ありがとう!と言われたい「感謝欲」なのか。または、やり遂げなければ気が済まない「切迫性」「責任感」なのか。ここは当然、ヒトに依って違う。そして、転職/就職面接であるが故に大切なことは、そのヒトのそれが、ウチの組織・職場に、今回の職務・ポジションに、あのチームに合っているかどうかを見極めることだと思います。
加えて、その「行動特性」を本人がどれぐらい自覚しているか。事実を持って語れるレベルにあるかどうか。これも「再現性」という観点で重視していました。
と、こう考えると、当然「雇う側」は深掘る目的で有る「求める特性」みたいなものを明確にしておく必要があり、候補者側は「自身の特性」をセルフ問い掛けで、且つ事実ベースでクリアにしておくといいんじゃないかなーと感じます。

安田雅彦直伝「人的資本経営」のリアル
安田 雅彦株式会社 We Are The People 代表取締役
本編の中でも再三、口にしていますが「人的資本経営」とはなにも特別で、画期的・革新的な経営手法ではなく、ごく「あるべき当たり前」の話だとワタシは思っています。将来の事業成長と価値の創出状態を描き、そこに必要な組織能力を特定、そこと現状とのギャップをヒトの獲得と成長で戦力的・計画的に埋めていく。そして、そこに個人の強いキャリア意思と前述の「価値」への共感を育んでいく。これこそが「人的資本経営」の要諦であると考えました。
もちろん、言うは易し、行なうは難し。しかし、永きに渡りそのような「経営」によって安定的に成長している、また過去の仕組み・価値観を捨てて「あるべき当たり前」の扉を開け、歩き出している企業はあるわけで、その辺りを実際のワタシの経験を元にお話しさせて頂いています。
少しでも皆様のお役に立つことを願っております。全3回、是非ご視聴ください。
本当に優秀な人ほどカタカナ語を使わない理由
安田 雅彦株式会社 We Are The People 代表取締役
定期的に上がってくるカタカナ問題、なのでワタシも定期的にコメントさせて頂きます。まずは、ワタシもそうなのですが、外資系企業の出身者はやたら使いがちですよね。聞いてる方もわかってる前提で話してしまう。この辺はちょっと反省しますが、その一方で訳すとニュアンスがおかしくなる言葉があるのも事実。
例えば「Engagement」なんかはその最たる例ではないでしょうか。ワタシが良く使う「Capability」「Aspiration」もそんな気がします。そもそも違う文化背景で生まれた概念だから、ピタリと合う日本語は無い。無理矢理訳すとおかしくなる。で、文脈的に前述の「背景」が重要だから、そのまま使わざるを得ない。
なので、話す方は場面・相手に合わせて、ちょっとその辺を親切・丁寧にしてみる、と。あと聞く方は、スルーしないで「どういう意味ですか?」と遠慮なく聞いたらいいんじゃないかな、と。思います。

【危機感】どうして日本人は「金融リテラシー」が低いのか
安田 雅彦株式会社 We Are The People 代表取締役
「給与が上がらない」問題が賑やかな昨今ですが、そもそも企業も個人も「上げる努力」をどれぐらいしているのか。特に「個人」。この記事の主題にも関わりますが、自身の「報酬」に対する関心が低い。関心というよりは「懐疑性」でしょうか。やはり、これは記事の中で永濱さんが語れているようなことに併せ、長期雇用・年功型賃金の弊害もあるように感じます。
ただ、これからはそうはいかない。キャリアにおける自立が志向されるのであれば、ライフ(マネー)も当然にそうならざるを得ないですよね。そのはじめの一歩として、たまには給与明細をじっくりと見て「これ何だろう」「なんでそうなるんだろう」と疑問を持ってみることをお勧めします。

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