Picks
47フォロー
2572フォロワー



【逆張り】AI時代は「ジョブ型雇用」が減少する
遠藤 直紀株式会社ビービット 代表取締役
記事の最初に出てくるダイレクトメールのAIの事例は、現時点で話題となっている生成AIとは異なる、はるかに古い時代の事例です。
OpenAI社のChatGPTに代表される大規模言語モデルやテスラが推進しているビジョンニューラルネットワークを見れば一目瞭然ですが、データの中から関連性を見い出すような単純な統計処理の延長ではなく、人間に見劣りしない知性として価値を生み出せる状態になっています。
OpenAI社へのマイクロソフトからの出資に対してビル・ゲイツさんがOKを出した理由は、GPTの共感性の高さに驚いたからだとブログで書かれています。
・The Age of AI has begun
https://www.gatesnotes.com/The-Age-of-AI-Has-Begun
我々が常識で判断できるようなことは、GPT4が容易にブロックできる状態です。AIと一言で表現しても日進月歩ですし、ここ数年でブレイクスルーが起こっているので、古い知識で考えるのは危険だと強く思いました。

【話題】「ウェアラブルAI」が、スマホを追い出す日は近い
遠藤 直紀株式会社ビービット 代表取締役
未知のデバイスAiPin、はやく使ってみたいですが、日本での発売がいつになるかわからないので入手できる前にどんな使用感なのか想像してみます。
「音声でのやり取りの品質が格段に高まった」、「持ち運びできる」、「ディスプレイが極小化された」アレクサ端末だと仮定して、普段のスマホのように使うとすると、気になることがいくつか出てきます。聞くのはイヤホンをするにしても、しゃべる必要はあるはずなので、電車内での利用は大変そうです。たくさんの人が電車内でAiPinを使うとなると、賑やかになりそうでそれはそれで良いのですが、おしゃべりが文化的に抑制されている現状を考えると、使用のハードルは高そうです。また、普段のスマホ利用では、ニュースやメールなど大量の情報をザッピングしています。目で斜め読みするスピードと比べると、いくら出力音声を倍速にしたとしても、効率が随分悪くなるでしょう。
普段の生活に溶け込めるか少し批判的に考えてみると、うーん自分は使わないかもなと思ってしまいました。それでも、これまでのスマホだとできなかった便利な活用方法があれば、代替はできないにせよ利用したいなと思う可能性はあるので、早々に判断せずに試用できる日を待ちたいと思います。

【最速解説】なぜ「ChatGPTの総帥」は、追放されたのか
遠藤 直紀株式会社ビービット 代表取締役
2017年に米国で出版された「LIFE3.0 人工知能時代に人間であるということ https://www.amazon.co.jp/dp/4314011718/」という書籍がありますが、その序章で汎用人工知能が超知能へと進化した場合に何が起き得るのかが小説として描写されています。私には大きく想像を超えるインパクトがある内容でしたし、イーロン・マスク氏が新たに立ち上げたAIの会社の目的が宇宙の真理を追究するとしていることのが荒唐無稽の話ではないことが理解できるようになりました。
そして、GPTの進化が、世界を変革をしていくことにワクワクする気持ちを強く持っていますが、反対に、超知能の制御ができない現状でアクセルを踏み込み続けて良いのかとも感じています。
もし今回のOpenAI社の解任劇が単なる権力闘争でなく、本当に人工知能の安全性に関する対立であったとすると、超知能に対する姿勢の違いなのではないかと推測しています。

【革新】あったかい学校の「巻き込み力」がすごい
遠藤 直紀株式会社ビービット 代表取締役
ここで触れられているように不登校の原因は多様で、解決は簡単ではないのはその通りだと思います。それでも、普通の教室には通えないが、校内フリースクールには通えるケースがあるということは、普通の教室には何らかの問題があるということですよね。
不登校を子どもやその家庭などの原因にするのは簡単ですが、そもそもの学校の在り方次第で、より多くの子どもが行きたくなる環境は構築可能だと捉えています。実際、娘は中学3年生で、ひと学年250人程度の学校に通っていますが不登校生は1人もいないと聞きました。よく学校の話を聞くのですが、とにかく楽しそうです。いつも行きたくないと感じていた自分が通った中学校とは大切にしていること、指導方針、先生の声のかけ方など、すべてが違うなという印象を持っています。
一人ひとりの個性や家庭環境は変えられませんが、学校の在り方は変化可能であるはずなので、問題意識を持った方が良い領域だと捉えています。

【詳報】「大荒れ」ライドシェア問題に、Uberが見せた強気
遠藤 直紀株式会社ビービット 代表取締役
日本におけるタクシーと海外で普及しているライドシェアは、類似サービスではなく馬車と自動車ぐらい異なるものだと捉えています。
日本でタクシーを運転するためには二種免許が必要ですし、地図を覚える試験もあります。国土交通省による規制に従うことでタクシーは高い品質が保持されています。料金設定も固定され、厳しく規制されています。
ライドシェアはデータ解析技術の向上によって実現されたデジタルサービスを基盤としつつ、一般のドライバーの隙間時間を活用して提供される新たな移動手段です。
海外でライドシェアを使ったことがある人も多いと思いますが、
・行き先はアプリを通じて設定するのでコミュニケーションは必要ない
・マップ機能があるのでドライバー自身も道を知っている必要はない
・運転品質、接客水準は評価の仕組みによって成立させている
・料金はリアルタイムの需給で決まり、乗客の納得感、ドライバーのインセンティブ共に高い仕組みになっている
ライドシェアは、日本のタクシー企業が大きくコストをかけて担保している事項を、デジタル技術でカバーしています。人に依存する部分でどうしてもサービス品質がばらつくことはありますが、総じて満足度および費用対効果が高くなっています。
馬車業界がどんなに抗っても自動車産業が立ち上がったように、時間はかかるにせよ、日本でもライドシェアが普及していく未来になるだろうなと予想していますし、普及して欲しいです。
「年賀状は出しません」世代を超え企業にも、年始あいさつの伝統はSNSなどで続く
遠藤 直紀株式会社ビービット 代表取締役
「2003年度(04年用)の発行枚数は44億5936万枚と過去最高を記録した。その後は減少に転じ、今年度は当初発行ベースで14億4000万枚とピーク時の32%に落ち込んだ。」とあります。
そもそも、いつから年賀状は始まった文化なんだろうかと気になったので調べてみました。
年賀状は平安時代から始まったそうですが、現在のようなスタイルになったのは1873年(明治6年)に誕生した官製はがきのがきっかけのようです。その後1949年(昭和24年)にはお年玉つき年賀はがきが発売され、1964年(昭和39年)には10億枚が発行されています。歴史を眺めてみると、意外ですが、たくさんの枚数を書くようになったのは最近のことのようです。
年始に挨拶をすること自体が長年の文化であって、はがきというスタイル自体はここ150年のものなので、コミュニケーション手段の変遷と共にやり方が変わっていくのは必然なんだろうなと感じました。

【斎藤幸平】人新世の危機は「資本主義」こそが元凶だ
遠藤 直紀株式会社ビービット 代表取締役
資本主義がもたらす競争に負の側面があることは否定しませんが、コモン、共産的な考えが世界を救うというのも楽観的に過ぎる話だと捉えています。実際、旧ソビエト連邦時代の共産国家群の環境破壊や汚染は人々の生活が成り立たないぐらいに酷くなっていたことは事実です。歴史が失敗を証明している共産主義を改めてユートピアのように持ち出すことは、共産主義に肌感のない若い世代にとっては魅力があるかもしれませんが、机上の空論に時間を使うことになってしまうなと悲しい気持ちになります。
テスラは割と現実的な計画として、二酸化炭素排出量ゼロを実現するイノベーションを積み重ねていっています。自由な競争を是とする資本主義の中で生み出される革新的な技術進歩が、我々が直面している問題を解決する可能性を私は信じています。

NORMAL
投稿したコメント