Picks
990フォロー
17395フォロワー


スト背景にEVの普及=労働力余剰で雇用不安―米自動車労組
斎藤 陽An Edokko lost in Nagoya
「フォードのファーリー最高経営責任者(CEO)は昨年11月、「EVを生産するのに必要な労働力は(ガソリン車より)4割少ない」と述べた。」
いったい何を根拠にこんなことを言っているのか?いい加減なコンサルの計算を鵜呑みにしてるだけじゃないのか?
テスラの従業員数は2022年12月で約12万8000人。同社の2022年の生産台数は約137万台。
フォードの従業員数は2022年末て17万3000人。当社の2022年の生産台数は約423万台。
あれ?テスラはフォードの32%の台数規模なのに、従業員数は74%もいる。
ということはテスラのEV一台作るのにフォードのガソリン車一作る2.3倍の人を擁しているということになる。
内外製の違いやサプライヤーの従業員数まで含めればもっと複雑な比較が必要になるけれど、完成車メーカーの生産台数一台あたりの従業員数の単純比較だけであれば、EV専業のテスラの方が、エンジン車主体のフォードの2.3倍もの人を雇っているのが事実です。
EVで雇用が減ると騒いでいる人たちは、エンジンやトランスミッションがモーターとバッテリーに置き換わるに際して部品点数が減るとしても、エンジンやトランスミッションの部品生産や組立を人が手作りでやってるとでも思っているのだろうか?モーターを作るのに人が要らないとでも思ってるのだろうか?モーターメーカーのニデックは連結で10万人もの従業員数が居ることをどう説明するのだろうか?
ジム・ファーリーは、確実性のないいい加減な数字を不用意に口にして、無用に労働者の不安を煽り、それが自社の経営の首を絞めている、最低な経営者にしか見えません。
ライドシェアの導入、本格検討へ 河野デジタル大臣「積極的に議論」
斎藤 陽An Edokko lost in Nagoya
日本でのライドシェアは、私はやってみればよい、という立場だけれど、やったからと言って状況が劇的に変わるとは予想していません。
前に書いたことの繰り返しになるけれど、ライドシェアが上手く機能するには下記3条件がそろわなければ駄目でしょう。
1.使わない時間が長い自家用車
2.余暇時間が長い人
3.自分のクルマを消耗させて未知の人を密室に乗せるというリスクを負ってまでお金を稼がなければならない人
タクシーが不足しているような都会で、3のような人はクルマ持っていないでしょう。地方では自家用車マストでしょうから3のような人がいるかもしれないけれど、そういう地域では一人一台クルマ持っちゃってるからライドシェア需要は限定的でしょう。
これは実は世界中共通なので、ライドシェアの実態は、その為にクルマを買って実質専業白タクが8割を占めるのが、欧米アジアの先例の実態です。で、なぜ白タクやる人が増えるかというと、失業率が高いからです。日本は失業率が極めて低いので、白タク供給源となる人がそもそも少ないでしょう。なので、私は反対はしないけれど、たいして効果もないように予想します。
違う観点、ユーザー視点では、私はニューヨークやシンガポールなど先進国ではタクシーを優先的に使いUberやGrabはなるべく使いません。繁忙時は値段がすごく高くなるから敬遠し、閑散時はタクシーで間に合う。なにより2018年に一度ニューヨークのUberの黒人のいかつい運転手に恫喝されてぼったくられたことがあるので、それ以後は敬遠しています。
他方、ガーナなどではUber一択でした。タクシーがほとんど機能していないからです。
そういうユーザー視点から見ても、日本でUberやGrabが解禁されても、よほど困ったとき以外はタクシーを優先すると思います。
理想は2018~2020年に名古屋で運用されていた、100%タクシー車両、ダイナミックプライシングのUberです。あれを復活させてほしいです。
ウーバー“脱・白タク”の衝撃、国内初の「ウーバー配車」を名古屋で体験してわかったこと
https://www.businessinsider.jp/post-174708

NORMAL
投稿したコメント