Picks
5フォロー
36フォロワー
玉音放送の全文、現代語でどんな意味?「耐えがたいことを耐えて...」
ハフポスト日本版
古庄 宏臣知財務株式会社 代表取締役
この「終戦の詔書」には二つの信念が込められていたそうです。 一つ目は、日本の歴史上初めての屈辱の詔勅を出すにあたり、降参したという悲鳴に相当する勅語は絶対に避けたい。むしろ戦に負けて降参する者が、さらりと“大ぼら”を吹いたと後世の人から呆れられるような、中国の古典に則っとることで戦勝者である中国が逆に驚嘆するような言葉を入れたいという信念があったそうです。 二つ目は、戦い破れ刀折れ力尽きて、屈服・降参するのではないという信念でした。勝ったとか負けたというのは歴史的に極めて一時的なものであり、そんなことは問題ではない。日本が降伏するのは勝敗の問題ではない。もっと高い道徳的な立場からこうするのだというものでした。 これを反映したのが「萬世のために太平を開く(原文では「万世ノ為ニ太平ヲ開カムト欲ス」)」という言葉だったそうです。 以上二つの信念の解説は〔「安岡正篤と終戦の詔勅」関西師友協会編(PHP研究所)〕からの引用ですが、同書には「信念」という表現はないものの「思い」という言葉ではあまりにも軽いため私が「信念」という表現を使用しました。 長い平和の時代で暮らす我々から見れば、敗戦国でありながら随分と欲張った「負け惜しみ」のように見えますが、そのような安っぽい考えではなかったと想像します。 この天皇による終戦の詔書が無かったら、日本は敗戦によってもっと大混乱に陥っていた可能性があります。 先輩達の苦心の決断による実行の上に、現在の繁栄と安定があることを現代の平和な時代に生きる我々は心する必要がありますね。
157Picks
【全文書き起こし】ウクライナ・ゼレンスキー大統領が国会で演説 「このウクライナに対する侵略の"津波"を止めるために」
ログミー
古庄 宏臣知財務株式会社 代表取締役
昨日のゼレンスキー大統領による国会演説は、実質的に3つの構成だったと考えます。綿密に考え抜いた表現で、日本社会の事情に配慮された言葉であったと考えます。 1.ウクライナの現状に共感して欲しい  ゼレンスキー大統領は、今ウクライナはロシア軍により、チェルノブイリ原発で事故に繋がりかねない危機的状況と、化学兵器による攻撃が迫っている危機を訴えていました。これは、直接的な表現は避けたものの、福島第一原発事故、地下鉄サリン事件を想起させるものです。その他にも「北方領土」や「津波」「海上封鎖」など、直接的な表現を避けつつ、日本人がイメージできる大惨事の例えを語ることで共感を期待されたように思えます。  日本は長く平和が続いており、戦争がいかに悲惨なものかイメージできないはず。しかし、自然災害や組織的なテロ(地下鉄サリン事件)によって大惨事は経験しており、ウクライナの危機的状況に共感できることを期待された言葉だと解釈しました。 2.日本への感謝と平和が戻るための努力を続けて欲しい  日本がアジアで最も早くロシアへの制裁を行ったことに感謝するとともに、ロシアへの制裁を継続することで、ロシアが戦争を終わらせるように誘導して欲しいというものでした。この日本への感謝の言葉は、日本とウクライナは遠く離れているが心は繋がっていると表現することで、深く謝意を表したものだったと解釈しました。 3.ウクライナの復興を助けて欲しい  戦争が終われば、ウクライナを復興するための支援をして欲しいというものでした。それは経済的な支援だけでなく、国際的なルールの枠組み再構築において日本がリードすることを期待するものでした。  日本は欧州から遠く離れた国であり支援内容には限りがあることは理解しており、武器の供与とかではなく、国際平和のために貢献して欲しいという思いだと解釈しました。  何を話するか分からないということで物議を醸したウクライナ大統領による前例の無い国会オンライン演説でしたが、特に刺激的なものはなく、一見すると無難に終わったという印象です。しかし、ウクライナ大統領による日本への感謝の言葉が日本の国際社会における存在感を示したと考えます。  経済制裁を「ロシアへの攻撃」とは言わず、平和を取り戻すための圧力と表現したのも日本社会への配慮であり、その配慮こそが感謝の現れだったと考えます。
821Picks
NORMAL