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人間中心「信頼できるAI」構築 G7、ルール策定へ広島プロセス
共同通信
古庄 宏臣知財務株式会社 代表取締役
これからは、ますます「情報を見極める力」が必要となる時代になるでしょう。 こうしたテクノロジーの開発・利用を禁止していても物事は前に進みません。いかに上手く活用していくかであることは多くの人が言う通りだと思います。 問題は記事にもある通り偽情報の拡散にあります。 ただ、これまでにもインターネット上には多くの偽情報が存在していました。 だからこそ「情報を見極める力」、その情報を参考にしていいのかどうかを自分で判断する力が必要と考えます。 私は、情報を見極めるうえで必要なのは3つの目線であると考えます。 一つ目は、歴史・時系列を踏まえて時間軸で物事をみる目線です。そのルールはどのような歴史的経緯があって成立したものなのか、テクノロジーの進化によって、そのルールは陳腐化していないかという歴史から入り変化を見極める目線です。 二つ目は、横の繋がりによる影響を見る大局的な目線です。その事象が起きたら、他への影響はどうなるか、その影響の大きさを踏まえると、そのような事象が起こることはありえないという検証目線です。 三つ目は、データで客観的に事象を評価する科学的な目線です。例えば、一時期高齢者ドライバーの交通事故が増えているかのような報道がなされていた時期がありましたが、確かに事故件数は増えていましたが、それは高齢者数が増えているためであって、事故率は上がっておらず、事故率だけで評価すれば20歳以下の若年層の方が高齢者よりも高いというデータで冷静に物事を評価する目線です。 いずれにしても情報を鵜呑みにするのではなく、自分で見極める力を養うことが、これからますます必要になりますね。
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