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企業が選ぶ2023 年の漢字は「変」がトップ、「耐」「忍」が続く
Uchida Daisuke10兆円産業でもその他の飲食料品小売業
今年の一漢字を並べてみると、下向き後ろ向きで諦めすら感じます。
せめて、変(世の中の変化が速い:傍観者的)を、動(世の中一人ひとり一つひとつが動き出した)と受け止められないものか。
耐・忍(何とか耐え忍ぶ)を、窺・待(機会を窺う、準備して時期を待つ)とできないものか。
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1 位は「変」となった。選んだ理由として企業からは「生活や働き方改革、人手不足、物価上昇など、世の中が急激に変化している」(建設)、「変革の変。DX などにより時代の変化のスピードが速い」(不動産)との声があり、変化や変革の年と捉えています。
続いて 2 位に「耐」、3 位には「忍」が続いています。企業からは「原材料価格などの高騰が継続することに対して耐え忍ぶ年だった」(機械製造)、「コロナは収束したものの、円安や国際情勢、人手不足など先行きが見えないのが率直な思い。なんとか耐え忍んだ 1 年だった」(専門サービス)と、困難な状況への対応についての声が聞かれました。
米サイバーマンデー売上高、過去最高の124億ドル記録へ 値引き効果で
Uchida Daisuke10兆円産業でもその他の飲食料品小売業
後払いサービス利用の購入額は7億8200万ドルで売上高構成比6.3〜6.5%見込み(前年比約19%急増)。
それだけ購買意欲があるのは望ましいが、一方で手元資金がない層が増えているのだとしたら少し心配です。インフレ基調で金利も上がり、この規模感から返済が滞る層が出てくるような事態もリスクとしてはあり得ますが、市場は好感のようですね。さて。
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マスターカード・スペンディングパルスによると、ブラックフライデーの店舗およびオンライン売上は前年比2.5%増。米国のオンライン売り上げは8.5%増加したが、実店舗の売り上げは1.1%増加にとどまったという。 サイズモア・キャピタル・マネジメントのチャールズ・サイズモア最高投資責任者(CIO)は、小売業者は今後数週間、さらに値引きを余儀なくされるだろうと述べた。
またアドビ・アナリティクスによると、サイバーマンデーでは後払いサービスを利用する消費者が過去最高になると予想されている。 サイバーマンデーの売上高予想は120億─124億ドル。そのうち後払いサービス利用の購入額は7億8200万ドルと、前年比約19%急増する見込み。 これを受け、後払い決済サービス(BNPL)大手の米アファーム・ホールディングスの株価は一時11%急騰した。
訪日中国人のカネは日本に落ちない?中国本土へ吸い上げる「囲い込みモデル」の貪欲
Uchida Daisuke10兆円産業でもその他の飲食料品小売業
コロナ前から「クルーズ船が寄稿しても地元にカネが落ちない。むしろ観光地の混雑対策やゴミ問題への対処で支出ばかりが必要となる」と市場の失敗(外部性)が指摘されていました。
他国に一連のエコシステムを築き上げたこと自体は評価する面もあると思えますが、一方で上記外部性を利したビジネスであるならば、それこそ事業者としての責任を果たせているのか疑問に感じます。
こういったところにこそ政府の規制(環境税、数量規制など)が必要に思います。
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道頓堀の近くには、中国系の国際宅配便業者が密集するエリアがあり、中国人訪日客が購入した土産物を祖国へ宅配している。日本の業者を極力介さずに、製造・輸出・販売・宅配まで、自分たちのネットワークで固める“自前化”は私たちが想像する以上に進んでいるようだ。
ツーリズムのみならず、国外からのヒト・モノ・カネが入ってくる「インバウンド」は、イノベーションの創出や活力の取り込みから、地域経済や日本経済全体を活性化させるという期待が込められていた。
その一方で、中国人訪日客をターゲットにした市場について言えば、20年の歳月とともに「中国資本による囲い込み」が進み、「日本企業はせいぜいそのおこぼれにあずかる程度」(大阪市内の物販事業者)とも言われるようになった。「日中ビジネスのウィンウィンな関係」という言葉は過去に好んで使われたものだったが、実際はそうはなりにくいという現実が見えてくる。

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