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【ご報告】NewsPicks編集長に、就任しました
アルツハイマー病治療薬「レカネマブ」国内販売を年内にも エーザイ社長が初公表
下山 進ノンフィクション作家
この会見に私も出席していました。
エーザイにとって難しいのは、まだ見ぬ患者をつれてこなければならない点です。
「レカネマブ」の対象は、軽度認知症害(mci)と軽症認知症に区分けされる早期のアルツハイマー病の患者です。
現在この早期のアルツハイマー病の患者は日本で200万人弱、そのうち実際に病院にかかっているのは3~4万人。現在日本の地域の病院で診ているのは介護の必要な中等度の患者です。
つまり、医者や看護師にとっては、アルツハイマー病の患者というと、中等度以上の患者で、まだ見ぬ患者ともいえるわけです。
それをどう診断から投与につなげていくか、内藤社長は、いずれがん検診のように、健康な成人が、血中のタウやアミロイドベータの量をマーカーではかることで、そのリスクについて知る検診が普及していくことに期待をよせていましたが、そうなるまでには時間と議論が必要です。
97年に米国でまず承認された「アリセプト」にしても、ピークのセールスをむかえるのは2011年でした。
アルツハイマー病のとらえかたを含めて、今後さまざまな議論がおこるでしょう。
〈今の朝日新聞という組織には、絶望感ではなく、絶望しかない〉“名物記者”が退職日の夜に送った衝撃メール 安倍元首相銃撃事件の日、先輩デスクがニタニタしながら「うれしそうだね」と…
下山 進ノンフィクション作家
南彰さんの「退職の辞」は知り合いの編集者から私のところにも送られてきました。
冒頭、4年前の私の発言「長期的に見れば生き残るのは、日経と全国紙一紙」が引用されています。
4年前は、まだ朝日でも早期退職の発表をされていませんでしたが、売り上げの推移をみていれば、すぐにくる、と思っていました。
朝日で混乱が続いているのは残念です。
南さんは、基本は、たつ鳥跡をにごさず、の精神でいくようです。この「退職の辞」いや「檄文」はやむにやまれぬものだったのでしょう。
南氏の「退職の辞」の冒頭に書かれてあるプラットフォーマーも抱き込んだ読売の戦略については、文庫版『2050年のメディア』の新章「新聞vs・プラットフーマー」に山口寿一氏への取材とともに詳述しています。
【下山進=2050年のメディア第11回】ジャニーズ問題、勇者は語らず 全ては23年前の記事に
下山 進ノンフィクション作家
日本記者クラブ会報に日本テレビの社会部長が、原点となった週刊文春の全14回のキャンペーン報道を
<今では「差別語」でしかない文言が踊るもので、残念ながら当時、日本テレビを含む多くのメディアで、ニュースとして扱う議論の俎上にも上らなかったと想像する〉
とばっさり切り捨て
〈メディア自身が「自分たちが報じていれば世の中を変えられた」とか「自分たちの手で時代の価値観を変えよう」とまで意気込むのは、傲慢で危険ではないか〉
とテレビの報道局がこの問題について報道しないことについて、正当化するかのような原稿を書いてているのを読んで、どんな差別語があったのか、何を当時文春が報じたのか、文春との資料室で23年前の記事を確かめてみました。

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