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バブルの象徴、狂乱のディスコ「ジュリアナ東京」跡地はどうなった? かつての倉庫街に押し寄せる巨額の投資マネー
重松 健Laguarda.Low Architects 共同代表
ここは個人的には「ものづくりイノベーション特区」になるべきだと思っています。NTTやソニーもあり、東京海洋大学から東工大まであり、そこにものづくりしたくなる様な倉庫街が広がっている。芝浦から天王洲までいい感じの運河が広がりインスレーションが沸く環境。
ITもいいですが、それは渋谷や六本木の方が相性が良さそうで、日本の得意分野である「ものづくり」にもう一度焦点を当てて「ものづくり」に特化したスタートアップ拠点を、この芝浦の湾岸に創れたら面白いと思っています。
例えばここがイノベーション特区になり、この区域内であれば自動運転やドローン等が実験し放題であれば、世界中のスタートアップですら集められるかもしれません。
高層タワーのかっこいいシェアオフィスである必要はなく、ストリートレベルで色々な人々がものづくりをしている姿を見れるだけで、刺激を受けてスタートアップカルチャーを波及させられる可能性もあると思います。
【独自】イチゴの「Oishii」が200億円を調達した
重松 健Laguarda.Low Architects 共同代表
Oishiiは僕の周りでも話題になっていて、美味しいイチゴなんて食べたことないアメリカ人にとってテスラスタイルの最高級路線でスタートしたのが素晴らしかったと思います。
例えばブルックリンにあるFarm Oneという水耕栽培スタートアップも高級なハーブや食用花を栽培していて、通常メキシコの山奥に行かないと取れないようなハーブの栽培に成功してミュリュランスターを獲得しているレストラン等に売ったりしているようです。僕も工場見学に行かせて頂き、色々味見しましたが、今まで体験した事のない味を味わせて頂き、単なるエコな農業工場ではない強烈にユニークな質を感じました。
水耕栽培は土地や水を圧倒的に節約できるために環境にいい未来の技術と注目はされていますが、設備投資や日光を人工的につくるための電気代など、多くの費用がかかるために、恐らく通常の葉物だけでは利益を出すのが難しいイメージです。
Oishiiさんのようにイチゴやトマトなど質の違いを感じやすく、圧倒的な質の高さを水耕栽培で実現されているのは今後がとても楽しみです!
冬が寒い先進国で「アルミサッシ」を使う国は日本だけ…国際基準以下の「寒い家」を許してきた住宅政策の大問題
重松 健Laguarda.Low Architects 共同代表
日本の住宅は確実に寒いです。窓のアルミサッシの影響は間違いなく大きいと思いますが、同時に外廊下からのアクセスになっているアパートが多いことも影響しているかと思います。元々1997年の法改正までは外廊下にすると容積対象外になっていたことと、その習慣から自然換気と採光のメリットやコストの削減から、高級マンション以外では未だに多く取り入れられている手法だと思います。ただそうするともちろん熱が逃げる窓も多くなり、結果寒い家になってしまっているのだと思います。
長期的なエネルギー効率と短期的な建設コスト等のバランスをどう考えるかがポイントになってくると思います。
NY市のアパート、家主が買値の半分で売却-家賃規制で採算取れず
重松 健Laguarda.Low Architects 共同代表
サンフランシスコは家賃が高騰した挙句にコロナ禍でその高所得者層が郊外に移住したために、ダウンタウンが空洞化、治安がめちゃめちゃ悪くなっているようです。
ニューヨークの家賃も相当高騰していて、若者はルームシェアでもしない限り住めないくらいです。
なので、こう言った家賃の高騰を防ぐ施作は市民には必要なものかと思います。ただ、ニューヨーク市としても固定資産税の増収があるため、単なる制限でなくビルオーナーに対する優遇措置等も行なって、健全に改修と家賃制御が行われる事が大事かと思います。
例えば最近多く見られるようになったのが、モダレートインカム住宅。同じマンションの中に複数の所得グループの割合を決めて、低所得者から中所得者を混ぜて入れることによって、家賃の設定を複数用意できるようにする。そして毎年の値上げ率に制限をかけられる代わりに、デベロッパーは固定資産税を20年免除されます。経済を発展させながら、格差を是正していく。難しい試行錯誤が行われています。
マンション法20年ぶり大改正へ 老いるタワマンに備え
重松 健Laguarda.Low Architects 共同代表
タワーマンションの合意形成問題もありますが、災害対策という視点では、木造密集市街地の建替えが急務かと思います。地震時の火災は被害を急激に拡大してしまう懸念事項であり、西新宿や環七近辺等に未だに数多くある木造密集地はそのリスクを多く抱えてしまっていますが、居住者の高齢化や建替え資金等に問題により中々進みそうにないというのが現状かと思います。本当にリスクが高いところは、例えば行政が主導してある程度の補助金や税金控除を元に、半ば強制的に進めていく必要があるかもしれません。
その際に、単に災害対策としてコンクリート等に建て替えましょうという雑な説明ではなく、エリア全体の建替えが進んだ先にある、より快適な暮らし、環境に優しく災害に強い街のビジョンをしっかりと見せて、その説明の中で一つ一つ進めていく必要があるかと思います。
日本橋に84メートル木造ビル=26年完成、国内最高層―三井不動産・竹中工務店
重松 健Laguarda.Low Architects 共同代表
木造建築は技術の進化と共にどんどん注目されてきていますよね。大林組のPort Plus、今回の日本橋プロジェクトは竹中工務店の燃エンウッド。一番大きな要素はこれらの技術の進化に合わせた法改正で、2000年頃にそれまで「木造$というだけで自動的に4階建て以上で使用される事が禁止されていたのが、必要な耐火基準を満たせば木造も可能とされた事が大きいです。
環境対策としてだけでなく、この動きが軌道に乗れば、国産で賄える建築資材が増えて、今のように円安や国際情勢に建設費が左右される影響を大きく削減できるようになるかと思います。
現にこの開発を行なっている三井不動産さんも、北海道に大きな森を所有しており、そこからの国産木材でこのプロジェクトを行なっているようです。
ハイブリッドではありますが、日本でもマルイ渋谷店が木造中心とした構造で生まれ変わろうとしていますし、世界では北欧では70m、80m超えのプロジェクトが複数あったり、今度オーストリアでは191mの高層タワーが建設予定だとか。
建築業界も大きく変わっていきそうですね。
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