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あっという間にスタバを追い抜いた6年で8000店超に増えた「中国のスタバ」の5つの戦略を解説する
岩本 涼株式会社TeaRoom 代表取締役
ラッキンコーヒーのビジネスモデルは実はシンプルです。カフェの展開における重要経費は①人件費②家賃です。その2つを最小限に抑えられるモデルがあれば利益を残すことが比較的容易になります。①はワンオペでも複数の顧客を回せるようオートメーションを徹底。②は1万店舗以上の出店計画を作り、デベロッパーと交渉です。
上記に加えて
③内装は全て同じにすることによって、内装資材の単価を落としました。④参入前に赤字をとことん掘りながらゴーストレストラン形式で配送、ユーザーがどこで何を頼むのかを特定しながらそのユーザーの最も近くにお店を出す戦略をそのままに実行しました。
また、市場背景として、中国では貧富の差があり、デリバリーの配達コストが低いことでゴーストレストラン形式でのデータ取得が可能だったこと。コーヒーの市場が小さくアクセス可能なところで消費できる環境ではなかったことがありました(現在ではコーヒーだけでも約5兆円のマーケットになってます)
日本のようにコーヒーにアクセス可能な面が揃っている、もしくはデリバリーのコストが非常に高い国では同様のモデルは難しいかもしれませんが、ラッキンコーヒーから学べるtipsは、カフェ業態は①②の攻略が全てであり、それ以上でもそれ以下でもなかったわけです。昔から稼げるところ、コストがかかるところはどれだけOMOの時代といえど変わっておらず、そこを勘違いしてはなりません…
スターバックスがサンフランシスコの7店舗を閉鎖 ゴーストタウン化が加速
岩本 涼株式会社TeaRoom 代表取締役
アメリカでは日本のブランドイメージとは異なり、スターバックスもマスブランドの一つです。ダンキンドーナツや、マクドナルド、サブウェイなどと横並びです。富裕層はスタバを買わず、ローカルなクラフトコーヒーショップに通うようになっています。そのスタバが撤退するのであれば、そうとう治安の悪化や需要の低下が見られますね。
この空いた物件にどの国のどんな業態が入るのかで、サンフランの行く末が見れそうです。やっすい中華料理屋が入るのか、韓国系のカフェが入るのか、、アメリカの都市は数十年タームでアップダウンを繰り返しますから、もし長期で張るのであれば、投資タイミングとしては良いタイミングです。
【更新】ベースフード「カビ多発」で約76万袋を自主回収。製造受託のリョーユーパンも謝罪
岩本 涼株式会社TeaRoom 代表取締役
製造業は常に品管部門と営業部門が両輪で回らなくては機能しないものだと理解していますが、今回の件を持って、その抜本的な管理体制の強化や人材強化に動いていくものだと思います。(もちろん品管部門はあると思いますし、今回の話は工場のちょっとしたミスが大きな結果を生んでしまったのだとも理解をしています。)一般論として、創業してまもない会社が品管を機能させるのは本当に至難の業で、ベンチャーとしての攻めの姿勢を続けていると経営はいつまで経ってもそこに払われるコストを無視してしまいがちです。経営のチームの1人に品管人材を入れるなど、経営のアクセルとブレーキの強化に動くことでしょう。

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