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スタンフォード大学に「グリーンテック」気候変動対策の新学部
NHKニュース
千葉 知世大阪公立大学 准教授
正式な名称は Stanford Doerr School of Sustainability です。 スタンフォードにはウッズ環境研究所、プリコート・エネルギー研究所などインターディシプリンの環境研究を遂行してきた既存組織がありますが、今回の学部新設により、これら研究所も同学部に参画する形になるようです。*1 初代学部長は、機械工学・材料科学がご専門のArun Majumdar教授。 オバマ政権時にエネルギー高等研究計画局(ARPA-E)創設のディレクターを務め、またエネルギー省で上級職を務められるなど、アメリカのエネルギー政策を牽引してこられた専門家であり、Googleのエネルギー担当・バイスプレジデントを務められた経歴もお持ち。前述のプリコート・エネルギー研究所の元共同ディレクターでいらっしゃるようです。*2 一方、The Stanford Daily(学生の運営する独立メディア)の記事によると、Majumdar教授の産業界との連携方針について、賛同していない層も一定いるようです。*3 「学際性」の限界も指摘されるなかで、どんな戦略が採られていくのか興味深いです。 *1 https://sustainability.stanford.edu/ *2 https://profiles.stanford.edu/arun-majumdar *3 https://stanforddaily.com/2022/05/23/who-is-arun-majumdar-incoming-sustainability-school-dean-has-a-history-of-embracing-industry-partnerships/
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世界中で少子化が止まらない「本当の理由」をノルウェーの人口経済学者が解説
クーリエ・ジャポン
千葉 知世大阪公立大学 准教授
環境負荷と資源の制約から、既存の経済体制はもう限界だ、という認識が世界中が高まっています。 女性は子供を産む時に、当然このことを考えるでしょう。教育を受けた方なら尚更です。子どもたちが安心して暮らせる環境を保障できないのであれば、産むという選択肢は減って当然です。 加えて、人口は資源とエネルギーに応じて増減します。それらの制約が分かっており、なおかつ技術的解決策が十分に見つかっていない中、人口減少局面なのはある意味当たり前だと感じます。 以下、歴史人口学者・鬼頭宏先生のナショジオでのインタビュー記事が興味深いので引用します。江戸時代の人口減少の原因として、人々の「エコ意識」の高まりを指摘されてらっしゃいます。 https://natgeo.nikkeibp.co.jp/nng/article/20110907/283254/?ST=m_column&P=2) (一部を要約。原文は上リンクより) 日本を例にとると、縄文期には気候変動による食料供給減で急激な人口減少があったと言われてます。その後、弥生時代に稲作導入により人口増。平安時代まで増え続けるが、やはり気候変動による食料生産減により人口減。室町から江戸時代にかけて貨幣経済発展、生産力向上により人口増。だが、その後やはり人口減。「鎖国の日本では、食料もエネルギーも完全に自給。ここで人口の増減が止まったのも、当時は3200万人という人口が、日本列島の自給自足システムが許容する、最大限の人口だったためと考えられますね」。 ただし、江戸の少子化は食料とエネルギー、自然災害だけが要因ではなく、人々の「エコ意識」もあったと指摘されています。 「1666年に『諸国山川の掟』という森林開発を制限する掟も幕府から出されていることからわかるように、江戸時代の人々はすでに、文明が招く環境破壊の意識、つまり今でいうエコの意識を持っていたと考えられます。飢饉など自然の力を目の当たりにした江戸の人々が、将来の明るくない展望と、環境負荷をかけたくないという心理から、無意識に子孫を増やすことにブレーキをかけた。そうして江戸時代の少子化を招いたというのも大きいでしょう」
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「エノスイグソクムシ」…水族館で飼育の“ダンゴムシ”から新種見つかる
テレ朝news
千葉 知世大阪公立大学 准教授
えのすいグソクムシ!! 鳥羽水族館の飼育研究部の方が、これについて書かれたブログが興味深かったので、以下引用です。 「(えのすいでの新種発見について)“発見”の経緯が興味深かったので紹介します。 2019年に台湾の南方で採集された大型のオオグソクムシ属の種を調べようと、台湾の研究者が日本の水族館(新江の島水族館)から2個体のダイオウグソクムシの標本を取り寄せたところ、何と、そのうちの1個体がこれまでに知られていない種類(新種)だった、ということです。 標本から新種だと判明したこの個体は、2017年にユカタン半島沖メキシコ湾で採集され、水族館で飼育されていたオス(全長26cm)で、学名はBathynomus yucatanensis(和名エノスイグソクムシ)となりました(台湾で見つかった方はB. jamesiで、新種ではなかったそうです) 実は、国内のダイオウグソクムシの入手ルートは同じなので、当館(鳥羽水族館)でも“新種”が混じっていなかったかと過去データを見返してみました。 すると、2019年に入手した個体(№30:画像右)がこのB. yucatanensisの特徴と一致しているような…。 当時からかなり違和感のある体型だと思っていましたが、もしかしたらこの個体も…」 https://aquarium.co.jp/diary/2022/08/59946
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