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粗品「M-1」審査員の“高齢”問題に切り込む 平均年齢53歳に「年寄りすぎて意味わからへん」 - スポニチ Sponichi Annex 芸能
スポニチ Sponichi Annex
小川 健(たけし)専修大学・経済学部(国際経済) 専任教員
M-1には15年ルールがあり、実際にコンビ結成15年の連中なども大挙して押し寄せる。そのため、それらのメンバーが納得できる審査員が必要になる面があり、諸々考えると芸歴16年以上は確保が無難というのが運営側の本音だろう。 R-1のしんいちさんの例を見ても、そこを覆すのは結構大変。 もちろん粗品さん位の輝かしい経歴(M-1, R-1の2冠あり、今もレギュラー番組をゴールデン含めて持っている)を考えれば、誰も若すぎるとして反対することなどしないし出来ない。 ただ、そういうことが出来る人は少なく、その中でやってくれる人はなおのこと少ない、というのが実情だろう。 ただ、ご老人しかいない、となれば当然、審査の質にも影響する部分はある。今回、松本さんが恐らく外れることを思えば、ここに粗品さんが入るというのは大いにありだと思う。 そして近年のM-1審査員にはその役割分担が事実上ある。 松本さんが担っていた部分は(重しの部分は他にやってもらうにせよ)「テレビを分かっている人」の側面。つまり、いざとなれば自身の判断でゴールデンの番組などにねじ込めるだけの番組を持っていることなどが上がる。 漫才の面白さと技術を審査する賞レースは別にある。もちろん「そのときに1番面白いこと」が基準であることは言うまでもないが、その審査をする人が誰なのかによって、その賞レースの価値も変わってくる。M-1が成功した1つにはテレビを分かっている人が審査員に含まれているという面があり、技術を審査する人は(例えばナイツ塙さんとか博多大吉さんとか)別にいる。 そしてその役割が松本さんなき後、関西の海原さんしかいない状況では全国面で弱い。(サンドのレギュラー番組の持ち具合を考えて)富澤さんがその役割を担う場合、(富澤さんが元々担っていたと思われる)M-1としての面白さを理解している人、つまりM-1王者経験者が必要になる。 色々挙がっている候補その他の観点を考えても、例えば最有力候補と目されるノンスタイル石田さんとかはお笑いの評論等を見ても技術面が分かる王者、つまり礼二さんとかの枠を想定してとなる面があり、今回(松本さんの後任として)必要な「テレビを分かっている人」で漫才の経歴のある人、という観点では粗品さんの方が向くのかもしれない。どちらにせよ有難い話。 その際、重しは礼二さんにやってもらうことになるのだろうが。
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