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【入門】ビジネスで使える経済学「レーティング」ってなに?
大澤 陽樹OpenWork 代表取締役社長
素晴らしい内容でした。坂井先生・河田先生とお話してみたい。
OpenWorkも定性的な社員クチコミだけでなく、定量情報としての年収・残業時間に重ねて、レーティングを導入しています。
坂井先生も仰っていますが、レーティングというのは権力であり、フェアネスが求められます。とくにレーティングが社会に浸透し始めインフラになりつつある今だからこそ、よりフェアネスさが求められているでしょう。OpenWorkにはよくレーティング改善のコンサルティング依頼がきますが、フェアネスさを維持するためにもレーティング改善に関するサービスは一切もたず受けないようにしています。(ときどきレーティングもしながら、その改善に手を出しているサービスを見ますが、フェアネスさの維持が難しいと感じます)
一方で、フェアネスを維持するためにアルゴリズムの公開を求める声がありますが、私はこの意見に対しては慎重です。方針の開示はすべきですが、詳細のアルゴリズムまで開示すると次に起こるのは不正です。レーティングの高め方を知れば、レーティングを故意に操作することは簡単にできます。不正がまかり通る市場は、多くのユーザーにとってはフェアネスとはいえないでしょう。レモン市場につながる一因になるのではないでしょうか。
レーティングというのは簡単そうに見えて奥の深いものです。こういった記事や発信が増え、社会の理解が進んでいくことを切に願っています。

【サラタメ】最強の過労対策は「失望マネジメント」だ
大澤 陽樹OpenWork 代表取締役社長
多くの書籍解説をされているサラタメさんだからこそ説得力ありますね(私の本も解説して頂きありがとうございました。)
失望マネジメントではないですが、私は若手の頃オーバーワークをしないように"期待値調整スキル"を大事にしていました。
期待値調整スキル
目的:PJ・仕事の目的をすりあわせる
対象:業務の対象範囲が曖昧にならないようにする
役割:責任範囲を明確にする
方法:手段や方法のコンセンサスを得る
基準:達成すべき基準・得たい成果のすりあわせ
納期:最終納期だけでなく、マイルストーンの確認
だいたいこの6つを事前にすりあわせておくとオーバーワークになりにくいです。ここが決まらないままガムシャラに走っているとオーバーワークになりやすいですよね。80点を下回りそうなら、断るのではなく、予めどう100点に持っていくかという方法や納期を相談するといった感じです。

【管理職必読】「部下マネジメントがつらすぎる」への処方箋
大澤 陽樹OpenWork 代表取締役社長
松岡さんが指摘されているこの内容はまさにその通りだと思いますね。
>マネジメントには「事(タスク)のマネジメント」と「人のマネジメント」がある。問題は、多くのマネジャーがこの2つを切り離して考えていることだと、松岡氏は指摘する。
よくマネジメントってなんだと思いますか?と聞くと、その定義や管掌範囲を答えられない方がほとんどです。
「事業↔組織」、「長期↔短期」の2軸4象限で整理し、
組織・長期:ビジョンマネジメント
事業・長期:戦略マネジメント
事業・短期:PDCAマネジメント
組織・短期:メンバーマネジメント
とラベリングするとわかりやすいと考えています。
そしてこれらは切り離されるべきではなく、『ビジョンを掲げ、ビジョンを実現するための戦略を描き、戦略を実現するためPDCAが回る環境を整備し、PDCAを回せる人材の育成とリテンションをする』とつながっていきます。モグラ叩き的にマネジメントをすれば疲弊をしますが、これらがつながっていると組織成果は極大化され、テコの原理のようにマネジメントが大きな成果を生み出すようになり、結果としてマネジャーの負担は減っていきます。(少なくとも一人で同じ成果を上げようとするよりも)
このあたりが体系的に整理され、またそれを実践するマネジャーのもとで育つ方が増えることが「部下マネジメントがつらすぎる」への根源治療になると私は考えます。

【注目】職場から一掃すべき「ムダ業務」ランキング
大澤 陽樹OpenWork 代表取締役社長
OpenWorkでも総合スコア下位5%の企業の「組織文化に関するクチコミ」の頻出単語を調べたところ、
・アナログ
・昭和
・旧態依然
といった単語が出てきました。1位にランクインしているシステムの古さにも納得感があります。
ただ、OpenWork上でこういった単語が頻出する企業の特徴は割とインフラ系の企業や顧客基盤が強い老舗企業が多く、「わざわざ変わらなくても(今は)売上に影響がない」というのが本音のようでした。またその結果、総合スコアは悪く、会社に対して不満は持ってるけど、儲かっていてそれなりに報酬はもらえるので居続けている方も多いようでした。
変わる必要性がなければ、不満はあってもリスクをとって変わろうとする方は少ないでしょうね。経営者も従業員も。

【緊急事態】「心の過労」が社員をつぶす
大澤 陽樹OpenWork 代表取締役社長
ハード面(残業時間やリモート環境)だけでなく、ソフト面(人間関係や働き方、成長性)の働きやすさを意識する必要がありそうです。
2014年に45時間近くあった平均残業時間は、2023年には24時間にまで減少しています(OpenWork調べ)
この数字だけ見ても、働きやすさはだいぶ改善されているように見えますが、本旨に書かれているようなコメントは時々OpenWorkでも見ることができます。
とくに「風通しの良さ」「社員の相互尊重」の項目が低い会社では、「人間関係の悪さ」や「非効率な業務(ブルシットジョブ)の多さ」に関するコメントが目立ち、ストレスがかかっているように感じます。
また働きやすさだけを改善しても、「成長環境が得られないこと」や「将来の金銭的な不安」がストレスになっていることも多いです。
これらのソフト面の改善も同時に必要でしょうね。

【株価】バブル後最高値を突破した日本株に「6月の試練」
大澤 陽樹OpenWork 代表取締役社長
本旨からはやや逸れますが、海外投資家の日本市場への興味の高まりを実感しています。
5/17-18にニューヨークで開催されているAlternative Data系のカンファレンスイベントBattlefinに参加しているのですが、「ちょうど日本市場に参入し、Alternative dataを探している」という声を複数もらいました。
これまで聞いたことのない新興系のクオンツファンドも多く、盛り上がりを感じています。一方でこういったカンファレンスに参加する日本のデータ企業は圧倒的に少なく、機会損失になっていることに危機感を感じました。
このあたり興味ある方是非絡んでくださいー、一緒に盛り上げていきたいところです!

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