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ある経営者「社外取締役は時給165万円。女性にはいいお仕事」発言が議論呼ぶ
ビジネスジャーナル
椿 奈緒子メンタリング株式会社 代表取締役 /新規事業人
この件はSNSで拝見していましたが、私は正直な所、切り取られた部分については共感できませんし、そのように話した事もありません。ただ、捉え方は人それぞれなので、キャッチーに理解してもらうためのシンプルな伝え方としては、この様に記事化もされているので、PR視点では成功なのではと思います。 上場企業の社外取締役は言葉通り重積で、数千、数万いる株主に選ばれて就任する責任ある仕事です。いくら保険があると言っても、例えば不祥事があれば完全に自分ごとです。議事録も見られます。大きな判断も日常茶飯事、常にピリピリしています。自分の専門がメインですが、全方位で経営判断を理解できないと取締役会の議論に全くついていけません。経営経験がないとリアルにポカーン( ゚д゚)で終わります。 取締役会の準備はもちろんの事、社内への情報収集がてらにコミュニケーション、mtg、講演、さまざまな提案、取引先のお繋ぎなど色々仕込みます。それも、取締役レベル以上の動きが必要だと思っています。 社外での社外取締役コミュニティを作るために一般社団法人社外取締役女性ラボも立ち上げました。 社外取締役がいち早くバリューを発揮できるようにするためのコミュニティです。 常勤取締役にはできない形で、それなりのバリューを発揮しないと株主にも選ばれないと思うので、愛社精神と共に全力で取り組みます。 特に近年就任した現役社外取締役は、そういう人が多いと思います。 またお金目当てでやる人は、任期一年のため再任しないリスクを怖がり、言うべき事が言えないので、バリューを発揮できません。そんな人は株主的には選びたくないですよね。私が株主なら選びません。 なので、社外取締役というお仕事は、かなり重責です、コミットしている人はかなりバリューを発揮しています。という事をコメントしたいと思います。
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「母親になるとキャリアに打撃」は本当か 最新研究で意外な結果が明らかに | 長期的に見れば有利な点も
クーリエ・ジャポン
椿 奈緒子メンタリング株式会社 代表取締役 /新規事業人
私含めて、復帰後も両立している人に共通して言えるのは、産む前に大仕事を経験している事。「早回しのキャリヤ、若手のうちに経験を」など様々な表現がありますが、20代のうちに経験を積む事が重要な鍵だと思うので、そのようなチャンスを掴める環境身を置く事がオススメです。 さらに、早めのキャリアアップをした私が子なしポリシーで子なしだったら、資産は今より多かった可能性は、、どうでしょうか。正直わかりません。むしろ途中で息切れしていたりする可能性が高いのではと思います。 所得は一つの指標ではありますが、ライフスタイルも所得も人それぞれなのは前提ですが、 産後の子育てと仕事の両立をはじめ、やりたいのにできない事はサポートが必要ですし、女性だけが子育てすべしという時代ではないので、少子化を食い止めるにも社会全体で取り組むべきですね。 ただし、一般論で言うと、この話は日本でも当てはまると思います。ただし、日本の場合は現役の期間やキャリアの内容にもよりますが、復職のハードルは結構高いかも。(下記引用) 「デンマークにおける第1子誕生後の両親のキャリアを追跡調査したものだ。それによると、母親の所得と労働時間は出産後の1年でそれぞれ3分の1と5分の1に激減したが、父親のほうは以前とほぼ変わらなかった。 同調査は、母親のキャリアは回復しないことを明らかにした。10年後、デンマークの母親が被った所得の損失は、父親が被った所得の損失より20ポイントも大きく、子供の数が増えるとその差はさらに開いた。」
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