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米アップルが日本投入、ゴーグル型端末「ビジョンプロ」は普及するか
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yuji koyanagiしがないサラリーマン
30分のデモで体験した一般ユーザーとしての感想です。 なお、昨年の発表当初は買う気満々だったぐらいには、Apple信者を自負しています。 ---------------------- ①空間上に表示された情報を操作するというのは、思ったほどワクワクしない。というか煩わしい。 もっと直感的に視線とタップ操作ができると思っていましたが、案外手こずりました。曰く「慣れれば簡単ですけどね~」⇒慣れが必要な時点で大きなハードルとなる。 ---------------------- ②3D映画は思ったほどワクワクしない。 映画館で3Dメガネを付ける必要のある映画がどれぐらい公開されているかを鑑みれば、自ずと分かるはず。 ---------------------- ③空間写真/ビデオは思った通り感動する。 私はこの感動が想像できたので、iPhone 15 Proを即ポチしました。 ---------------------- ④スポーツ観戦は種目を選ぶが、抜群に相性が良い。 スポーツに興味のない人間ですが、デモ中に流れたバスケの試合に興奮しました。引きと接近の視点変更が少ない、限定空間で競技するスポーツは、その価値を何倍にも引き上げる効果があることは新発見でした。 視点変更が激しいと多分酔うと思います。 野球やサッカー、ラグビーなどのメジャースポーツと相性が良くない点が歯がゆいですね。 ---------------------- ⑤音楽のライヴ映像とも相性が良い。 自分がステージに上がって、すぐ側でアーティストが歌っている様を想像してもらうと分かると思います。その想像通りに表現可能です。 ---------------------- ⑥片目4Kと立体的な描写で表現される肌の質感は艶めかしい。 グラビアビデオも次元の違う表現が可能となるはずです。 疑似恋愛コンテンツとも相当に相性が良いと思いました。 ---------------------- ①と③~⑥が示す通り、現状このデバイスは視聴することにしか向いていないと感じました。そしてApple TV+やDsney+が目指しているのは②です。 私はこの”ズレ”に危機感を感じました。 さしあたり、すぐにキラーコンテンツたり得るのは⑤と⑥じゃないでしょうか。 芸能プロダクションは積極的に投資すべきだと思います。
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