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転職希望が「定年まで」上回る 18年ぶり、東商新入社員調査
山田 豊総合内科医 & 国際コーチング連盟ACC 医師
本題から逸れますが、元の資料に関して雑感です。
https://www.tokyo-cci.or.jp/file.jsp?id=1202816
・取り上げられた「転職希望」の質問(7ページ)について、子どもが出来るまで、結婚するまでの回答が元々多くないが減少幅も大きいです。結婚退職しないと仕事への意識が向上したというより、非婚化が進んでいる現れでしょうか?
・仕事をする上で特に大事にしたいこと(14ページ)ですが、新入社員の側が企業より高い項目に「実行力」「課題発見力」「発信力」がある一方で、企業側の方が高い項目が「主体性」「規律性」と出ています。これって企業側が新入社員に対して「自ら進んで空気を読んで先輩達の望むようにせよ」と思っているってことですか?思わぬ本音が漏れ聞こえてきているようです。
5割弱が答えた「博士を採用しない」理由、イノベーションを失った…日本の残念な真実
山田 豊総合内科医 & 国際コーチング連盟ACC 医師
>経済産業省が行なった調査によると、企業が博士人材を採用しない理由として、「必要とする人材像に合えば、必ずしも博士号を持っている必要はないため」との回答が、5割弱を占めた。つまり、重要なのは、その人の潜在的な能力であり、博士過程の教育で得た知識や能力ではないと、企業は考えているのだ。
>残念ながら、専門職大学院は日本では根付かなかった。その大きな理由は、企業がそこでの教育の価値を評価しないからだ。
この主張を直感的に受け入れてしまいがちですが、この点に関して定量的な分析や考察が出来るのが文系修士の専門性の一つかと思います。
つまり、これにさしたる違和感もなく「おすすめ」「保存」している我々のメンタルの構造もまた、文系修士不要論と無縁ではないでしょう(このメディアに定量分析まで求めるのは酷かもしれませんが)。
学士と修士、もちろん博士も、「一体何が違う?」という点を、社会全体で今一度振り返ってみても良いかもしれないですね。
NORMAL
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