白木 裕也

金利については、これまで底に近づいてそのまま低空飛行していましたが、今回は個人向けも上昇基調にあります。 個人的な意見としては、無担保の消費者ローンについては、大手消費者金融でも期中平均金利は約15%弱であり、利息制限法15～20%を踏まえれば、既に上がる余地はあまりないかと思います。（法改正されれば別ですが） 有担保ローンや銀行等の無担保ローンはそこまで金利は高くないため上昇の余地があるかもしれません。 一方で、住宅ローンは空前の低金利であるため、変動金利も徐々に上がる可能性があるため、ある程度長めの固定金利にするのも一考かと思います。 ただ、景気が現時点で減速しているわけではなく、賃上げも続いているので、ある程度返済額が上がっても返済余力はあるかもしれませんが、返済比率ギリギリで借入を行うのは注意が必要かと思います。

名刺は電子データ化すると、重要な方以外の名刺は廃棄されるケースもあり、ストレージ機能としても止められないですよね。

結局、自分が老後になったときに、どんな環境でも公的年金だけでは足りない可能性が極めて高いです。 貯蓄がいくら必要なのかも自分の健康寿命次第なので、平均的に必要と言われる貯蓄を貯めつつ、何より定年に囚われない収入を得る手段やスキルを持つことが必要だと思います。

実は「おもてなし」の文化の対極にあるのかもしれません。 時間をかけてでもお客さまやビジネスの相手側に尽くそうとするのは良いことかもしれませんが、時間を浪費します。 そこを「お互いさま」で、ほどほどに止めるのがデンマークなのかも。 文化の違いはなかなか難しいかもしれませんね。

イギリスの労働党のように政策的にも安定した第一党が選ばれる選挙とはならなかったですね。 この制約条件の中で何が最適解なのか難しいところですが、経済的にもウクライナや移民などの欧州課題に対しても、できる限り引き続きマクロン大統領がリーダーシップを発揮できるような体制になって欲しいと思います。

若い人たちには石丸さんの声が届いた選挙でしたが、50代以上に対する支持拡大は今後の課題でしたね。 でも、投票率を前回よりも５%上げたのは石丸さんの功績は大きいと思います。

ドコモはこれまでドコモ口座での問題だったり、dスマートバンクも目標に届かないなど、苦戦中です。 個人的には、リテール分野での新規銀行参入で主な収益源になるのは、個人向けの貸出、要は消費者ローンの世界になると思います。ここはレッドオーシャンですし、社会的意義を考えても、住宅ローンを除く消費者ローンを前面に出すことは社会的に受け入れづらいところです。 なので、メルカリのスマート払いのように決済に紐付けて、BNPLのような形で消費者ローンを前面に出さない戦略を上手に提供できるかが課題かなと思いました。

これまでは最低賃金に近い時給や月給で人員確保できていたのにできないという「労務費面」、また転職市場の流動化が進むことで人材の定着率低下による教育負担や知見や経験が積み上げられないという「従業員の質」の維持が難しくなっているんだと思います。

個人的には、色々課題はあるものの、第1次産業の事業評価ができる最も優れた金融機関だと思いますので、是非頑張って欲しいです。

メタバースの世界を実現すれば可能性は広がると思いますが、本体が約600グラム、専用バッテリーが約350グラムの「重量感」、日本での販売価格が約60万円と「高価格」。普及にはもう少し「軽量化」「低価格化」が必要ですね。 特に銀行的には、お年寄りにはこの重さや視力など身体的に難しいと思いますので、もしかすると全く別の新しいハードの形が合っているかもしれません。 あと、新紙幣の影響は別として、そもそもリアル店舗に来店される必要性がなくなってきているのに、バーチャルだと来店する理由が本当にあるのか、ちゃんと検証する必要がありますね。

大河ドラマを見ていたので渋沢栄一には共感しますが、聖徳太子はともかく、基本的には明治の偉人なんですね。 次の改定時には昭和になるのか、個人的には武士の時代も受け入れて欲しいですが。 とりあえず当面、銀行窓口は忙しくなりそうです。

期日前投票がもっと一般化すれば、投票率が投票日の天候に左右されなくなり良いと思います。 ただ、期日前投票の制度があるのだから、後出しの公約発表は既に投票した人に対して失礼な気がします。