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接種証明書 氏名を非表示も プライバシー配慮で選択式に
FNNプライムオンライン
Sugibuchi Tsuyoshi保険会社(フランス) Data engineer team leader・道産子
別記事にも書きましたが、EUのデジタルCOVID証明書(EUDCC)では商業施設などが証明書のQRコード読み取りに用いるアプリに関してもガイドラインが定義されています。プライバシー保護のためにはこちらも大変重要です。 表示するのは基本的に最低限の本人情報と証明書の判定結果のマルバツのみでQRコードから読み取った接種情報の詳細は画面に表示しない事、より重要な点として読み取った接種情報は保存しないことなどが定められています。 読み取った情報を保存しない事は特にEUDCCの本来の目的である加盟国間の移動時の利用に関してEU法(Regulation 2021/953)のレベルで合意されており、フランスなどではその他の国内利用でも同様の運用となっています。 フランスではこうした各規制に対応した公式の読み取りアプリが一つだけ存在し、これ以外のアプリを商業施設などが用いる事は実質不可能だったはずです。 こうした点からも、EUDCCは感染者のトレースを目的としていません。行動追跡には本人の明示的な意思表示や移動履歴の保護など慎重な設計が必要で、民間業者に移動履歴を収集させる形でこれを行うのは難しい点も多いはずです。早期に運用を開始するためにも当面は接種情報の確認という目的に絞るべきだと思います。接触追跡にはCocoaもあるわけですし。 本人確認に関してはQRコードのみを表示する2番目のモードでも読み取りアプリがQRコード内に記載された氏名を表示する事で可能です。というか偽装防止という点では証明書アプリ上に表示された氏名にあまり意味はなく、厳密な本人確認には電子署名で検証されたQRコード内の情報を用いる必要があります。
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電子接種証明、表示3段階 プライバシーに配慮
共同通信
Sugibuchi Tsuyoshi保険会社(フランス) Data engineer team leader・道産子
「スマートフォン画面に表示する個人情報の範囲を「最小限」「中間」「最大限」の3段階に分け、利用者が場面に応じて選択できるようにする」 EUのデジタルCOVID証明書準拠のフランスの健康パス(パス・サニテール)の場合、QRコードと氏名だけ表示する国内モードと、更に生年月日と最後のワクチン種別・接種日を表示する国境モードの二種類があります。 EUのガイドラインでは商業施設などが証明書の読み取りに用いるアプリに関しても様々な制約が定義されていて、表示するのは基本的に判定結果のマルバツのみでQRコードから読み取った接種情報の詳細は画面に表示しない事、読み取った接種情報は保存しないことなどが定められています。 他方で日本では今のところ証明書を受け入れる施設側における接種情報の扱いに関してガイドライン等が出てきていないのは気になるところ。 「コロナワクチンの接種証明書(電子交付)の仕様に関するご意見」の取りまとめ結果を公表しました (デジタル庁) https://www.digital.go.jp/posts/LbGO0j4g EUのデジタルCOVID証明書との互換性も考慮するそうで何より。また当初構想にあった接種完了情報を検索するAPIの開発はとりあえず延期となりました。正直このAPIは筋が悪いと思っていたので、一時棚上げは妥当だと思います。
パウエル元米国務長官が死去 イラク戦争開戦へ国連演説
共同通信
Sugibuchi Tsuyoshi保険会社(フランス) Data engineer team leader・道産子
ああ。 タイミングは偶然なのでしょうが、それでもやはり米軍がアフガニスタンから撤退してほどなくして他界したことに歴史の文脈の中で象徴的なものを感じてしまいます。 世界の警察官としての米国の介入主義の重要なターニングポイントとなった安保理演説は歴史の審判を免れないでしょう。それでも在任中、そして引退後の発言にも筋の通った人間性を感じさせるエピソードの多い人物でした。 何度か引用していますが、個人的には国務長官就任時にスタッフに向けて行った就任スピーチが好きです。 https://2001-2009.state.gov/secretary/former/powell/remarks/2001/24.htm 「軍人生活の中で培われた先入観として、私は現場指揮官が常に正しいと思っています」とワシントンの国務省から各国の大使館職員に向かって言い放つところから始まるこのスピーチ(もちろん拍手喝采)。 歴史の証人として自らも現場に立ち会った冷戦終焉の回想から始まり、当時のITバブルを反映した楽観主義は、やがて同時多発テロによって時代が覆される直前の米国の世相を切り取っています。 しかしその後に続く組織のマネジメントに関して語る箇所は、退役将軍としての自身もジョークとして交えた今日読んでも何とも可笑しく魅力あるものです。 効率よくあれ、シンプルであれ(「外遊時の食事なんてチーズバーガーで良いんです」)、組織のリンクとしての管理職のありかた、目指すのはオープンで合議的なスタイル(「でも勘違いしないでください。私はまだ一応将軍なんです」)。 そして何より、スタッフ一人一人のプロフェッショナリズムによせる全面的な信頼と期待をスピーチ内で一貫して明言しているのは、なるほど組織のリーダーの鑑と言えるスタンスだと思います。こういう上司の下であれば喜んで働きたい(「やること出来なければ腕立て伏せ」とも語っていますが)。 このスピーチ、最後は次のような言葉で締めくくられています。平易な言葉かもしれませんが、軍、そして官庁のリーダーとして米国民に奉仕したpublic servantとしての人生を象徴するような一言で、私は好きです。 「皆さんの長官である事を誇りに思います。米国民に奉仕する機会を再び与えられた事を誇りに思います。しかし何よりも、あなた方と共に奉仕することを」
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衆院選在外投票、間に合わない恐れ 東京・港区選管、用紙発送遅れ
毎日新聞
Sugibuchi Tsuyoshi保険会社(フランス) Data engineer team leader・道産子
マイナンバーカードを用いた在外投票のオンライン投票は2022年の参院選で実証実験を行う計画があったと思いますが、そもそも論としてマイナンバー制度の施行前に海外転出した在外邦人はナンバーもカードも持っていないんですね。 2021年になっても在外邦人へのマイナンバー交付に関してはトホホな気分になる程度には話を聞きません。ほんと在外邦人は蚊帳の外。21世紀の脱藩浪人。 とはいえ、選管から開票結果のExcelファイルをダウンロードして確認しても地元の選管の在外投票数は2ケタだったりするので、この程度の例外処理に新たにITシステムを構築して運用するのも効率が悪いことも理解出来ます。当面は日本国内の紙ベースの投開票に相乗り出来る、三重封筒を用いた現行の仕組みが現実的なのも事実です。 ちなみに在外投票に必要な在外選挙人証、私が申し込んだときは地元の選管から手書きの挨拶文付きで郵送されてきました。16cm x 8cm程度の縦長の厚紙で、カードサイズに折りたためるように折れ線が二本ついています。 実に日本らしい細かい気配りですが、これを使って折り畳むか、そのまま折らないで使うか毎度議論になります。私は折らない派。
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イタリア、「ワクチン証明書」提示を全職場で義務化…各地で抗議デモも
読売新聞
Sugibuchi Tsuyoshi保険会社(フランス) Data engineer team leader・道産子
産業部門によっても異なりますが、基本的にパスが必要となるのは職場に入る場合です。雇用主がリモートワークを許可した場合は適用されません。 イタリアですが、欧州で最も高齢化率が高い国で、第一波で最初に多くの犠牲者を出した国です。 現時点で12歳以上の接種対象年齢のうち85%が最低一回の接種を完了していますが、他の欧州各国と同様に30代40代の働き盛りの年代の接種率が80%台前半と低い。 https://lab24.ilsole24ore.com/numeri-vaccini-italia-mondo/ 今回の政策はこの約300万人の未接種の生産年齢人口の中での接種率向上をねらったものですが、特に港湾など流通部門でストなどの抵抗が予想されており、欧州全体に広がる流通危機に拍車をかけるかもしれません。 このワクチンパスポートによる「裏口からのワクチン義務化」、欧州ではフランスが最初の大規模な実施例となりましたが、全接種者のうち26%がパス義務化を理由に接種を決断したという意識調査もあり、欧州各国が接種対象年齢の接種率9割を目指す中でワクチン忌避率の高い国にとって有用なツールであることを図らずも示しています。 冬を迎えるにあたって欧州の多くの国で新規感染者数が下げ止まり上昇に転ずる中で、各国もワクチン接種率の底上げやロックダウンを回避しつつクリスマス期間の経済活動を止めないための施策は打ち続けるはずです。 他方でスペインでは特に強制無しで接種率9割をまもなく達成する見込みで、国民のワクチンに対する理解が最も重要な要素である事はいうまでもありません。
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