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アート思考ができる人は「正解」ではなく「好き」を見つけるのが上手い
山田 龍郎株式会社シコシコギャング 代表取締マラれ役
プロのエロマンガ家です。もう10年以上1回見たらそのまま捨てられる使い捨ての絵画を描き続けてきました。 私の作品を綺麗に額に飾ってリビングに展示してあるなんて言う人は恐らくこの世に1人もいないでしょう。 ここ数年、アート思考と言うものがよく取り上げられています。しかし日本人は本質的にアートにあまり関心がないように思います。というより持ちようがないのです。なぜかと言うと(現代)アートとは、一言で言えばキリスト教の鬼っ子だからです。 日本人の信奉する仏教と、キリスト教の最大の違いは何でしょう。多くの人は一神教と多神教と答えるでしょう。確かに反論もありますが、確かに仏教にはキリスト教のように公会議を行い異端審問をするような性質はありません。それ故経典や宗派が星の数ほど存在するわけです。仏教には正統(orthodox)と言う考え方がないのですね。 宗教的「正統」が存在する西欧社会には、何につけてもキリスト教的に「正解」の答えが存在します。それは宗教的性格であるが故、社会というより心を直接縛るものになります。日本社会においては「世間」や「空気」や「同調圧力」と呼ばれ社会を縛っているものが、西欧においては「正統」という形で直接心を縛っているのです。 日本社会に於いてホンネやタテマエといった心の自由が社会的に許容されているのも実は「同調圧力」が心でなく社会を縛るものだからなのですが、西欧の「戒律」は心を直接縛る性質故に、精神分析でいうところの「抑圧」をもたらします(よく日本人にはエディプスコンプレックス的な「抑圧」がないと言われるのもこれが所以ですね)。 この「抑圧」に対しての反駁こそが(現代)アートというものです。要するに父(神)が「こうしろ」と決めたこの世界の「正解」に対して、従うか反抗するのか、今すぐ答えろ(さもなくばおまえの自我は空の彼方へ雲散霧消するだろう)といった切迫した応答を西欧人は常に迫られているのです。それも一事が万事そうなのです。Show the Frag, 「おまえは敵か味方か!」これは抑圧のない日本人にはわからない感覚でしょう。だから我々は現代アートを見ても首を傾げるほかないのです。我々にとって面白おかしい生活の一部を切り取った「春画」が、西欧人には「神への反攻の狼煙」だというのですから、人間とはどこまでも分かり合えないものです。
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インテリ気取りで「受け売りの知識」を披露私たちはみんな「亜インテリ」なのかもしれない
現代ビジネス[講談社] | 最新記事
山田 龍郎株式会社シコシコギャング 代表取締マラれ役
このような議論が繰り返されるたびに思うのですが、亜インテリ化の根本的要因は1票の価値が1億2000万分の1しかない1票の軽さにあり(本論で言われている所の合理的無知)、その切迫感のなさにあるとするならば、解決方法は政治単位の極小化、すなわち地方分権にしかないと思うのです。 そもそも古代ギリシャで民主制が発達したのは、ローマやオリエントのような帝国と比べ、有権者にとって政治は非常に身近で、それ故1票の重さがはるかに重いという都市国家ならではの要因があるはずで、現代日本、さらに言えばヨーロッパ諸国も含め、このような近代国民国家由来の国において本来民主制がふさわしいかには、本当のことを言えば疑問符がつくのです。 かといって民主制が先進文明国の証明書となってしまっている現代社会において今更それを止めると言うのは代替案もない以上全く現実的ではなく、ならば取れる唯一の方法は政治単位の極小化、すなわち日本の連邦化、さらに言うならば都市国家化です。 本来の間接民主制にはそのような意味もあって、直接民主制では人間の身体感覚から離れてあまりに大きくなってしまっている政治をコントロールするという意味で有用なのです。それが今の日本の政治システムでは間接民主制の意味がただの派閥政治の道具になってしまっている。これだったら総理大臣を直接選挙で選んだ方が良いと言う議論になってしまうのももっともであり、一刻も早い政治権力の地方分散が望まれます。
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急成長中の「クラシックカー専用保険」がSPAC上場へ
NewsPicks編集部
山田 龍郎株式会社シコシコギャング 代表取締マラれ役
最近身の回りのセレブの友達がみんなこぞってクラシックカーに乗り始めています。 クラシックカーのみならずヴィンテージ市場は好調なようで、車はどんどんダサく、洋服はどんどんペラペラになっていく時代ですから(資本主義の構造的に仕方のないことです)、若者が最先端のサードウェーブカフェよりも昭和レトロな喫茶店を居心地良くクールだと感じるのも詮なきことでしょう。 しかしながらクラシックカーの維持は大変難しいようで、大袈裟でなく、きちんとメンテナンスして通常使用の運転をしていてもいつエンジンが炎上するかわからないようなものも少なくなく、それが今まで富裕層のクラシックカー需要を控えさせていたのです。 そこで近年ではこのようなクラシックカーに特化した保険の他、クラシックカーの部品を可能な限り最先端の部品に替えるレストアや、それどころかボディーデザインのみクラシックで、中身は最先端のシステムで完全EV化された車なども登場してきました(ジャガー社のE-TYPE ZEROなどまさに良い例でしょう)。 セレブたちにとってクラシックカーは「自分は美というものがわかる文化的な人間だよ」と言う事をアンダーステートメントに主張しながら「誰も見たことのない車に乗りたい」という承認欲求も完璧に満たしてくれる道具。この流れは今後ますます加速していくでしょう。
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日本初「アートをみんなで所有する」ANDARTの勝算
山田 龍郎株式会社シコシコギャング 代表取締マラれ役
プロのエロマンガ家です。もう10年以上1回見たらそのまま捨てられる使い捨ての絵画を描き続けてきました。 私の作品を綺麗に額に飾ってリビングに展示してあるなんて言う人は恐らくこの世に1人もいないでしょう。 日本人にとって絵画というのは昔からどちらかと言うと使い捨て、浮世絵は海外に輸出される陶磁器の包み紙に使われていたくらいで、これがヨーロッパ人に「再」発見され、印象派を形作っていったのは周知の通りです。 良い悪いではなく、日本人にとっての「作品」とはそういうものなのです。例えばワインは細かくブランド化され数十万円を超えるものがザラだけれども日本酒はそうじゃない。日本酒の良さは、庶民が誰でも飲める値段でとても高いクオリティーを担保している事にあります。 どうしてそうなるかと言うと、結局のところ西欧社会は未だに階級社会であり、職人の目的は富裕層に最高のクオリティの作品を提供することにあるからです。 これに対しなんだかんだ日本は歴史的にずっと階級社会ではなかったということがわかります。もしそうであったら、浮世絵は包み紙などには使われず、江戸城の宝物庫に絢爛たる額に入れられて飾られていたことでしょう。 さてそのような日本の社会構造もとうとう崩れつつあります。理由はコンピュータやAIによる情報の爆発が経済システムを大量生産型資本主義からオーダーメイド型資本主義へと根本的に転換させたからです。大量生産資本主義において低価格・高クオリティーは大きな武器になりますけれども、オーダーメイド型資本主義は唯一無二の希少な作品を持つことこそ価値を持つ世界です。それ以外のものはシェアエコノミーや格安商品でも充分クオリティーを担保できるというわけです。この流れはもう変わらないでしょう。 しかし正直なところ、複製可能な絵画をわざわざNFTに紐付けてまで固有性を証明するのは馬鹿馬鹿しいことのように思います。それよりも、その人固有のストーリーを持ったアートや、その人のためだけに描かれたアート、つまり交換が無意味なアートの登場を待つのが自然でしょう。 ここが面白いのですが、極限まで資本主義が発展し人々が本当に唯一無二のものを求め始めると、貨幣のような交換財で商品を購入することができなくなるのですね。なぜってそれは唯一無二なモノだけに、文字通り交換不能なのですから。
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【読書】組織を停滞させる「同調圧力」をぶち壊そう
NewsPicks編集部
山田 龍郎株式会社シコシコギャング 代表取締マラれ役
エロ漫画家出身の経営者です。「エロ漫画家です」と自己紹介をすると、不思議なことにほとんどの同調圧力が消滅します。多分先方が「エロ漫画家だからしょうがないな…」と勝手に思い、同時に私が「エロ漫画家なんだからしょうがないだろ…」と勝手に思うことによって起こる現象なのだと思います。 実のところ私はエロ漫画家になりたかったと言うよりも、自分に対する同調圧力を消滅させたかった、消滅させられる職業や立場であれば何でもよかった、ということでこの職業を選んだのかも知れません。 ところで「エロ漫画家です」と自己紹介してしまうと言う技ですが、つまるところこの手法は「この人は自分とは違う人だ」と相手に誤認させることによって圧力から逃れると言う技術です。私のような例は極端ですが、もう少しゆるくこの技術を使う方法があります。 例えば ・OLだがデスクに自分で塗装したガンプラが飾ってある ・おっさんだがお昼は絶対にフレンチしか食べない ・打ち合わせ中にちょくちょく方言を出してくる ・ヒンドゥー教徒である なぜだかこのような人々にはあまり同調圧力がかかりません。相手が勝手に「自分とは違う種族だ」と誤認しているからです。 この技術を使うときのポイントは、それ以外のところはしっかり組織のルールに則って行動してあげるということです。そうすることで「この人は組織の輪を乱す人だ」ではなく「この人はちょっと変わってるだけでいい人だ」というように認識されるというわけです。それどころか「この人はいい人なのに誤解されやすい」といいように解釈されて、普通にしているよりもよっぽど評価され易くなったりもします。 重要なことは、組織に対して100%同調する人間を目指すのではなく、10%同調出来ないところがあるが、その10%はどうやら無害なので放っておこうと認識されることです。それはたった10%のささやかな反抗ですが、その10%があなたの人生をとてつもなく自由にするかもしれません。
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小室圭さん報道、「なぜ報じるのか」をテレビマンに聞いたら返ってきた「意外な答え」
現代ビジネス[講談社] | 最新記事
山田 龍郎株式会社シコシコギャング 代表取締マラれ役
ここのところ、テレビを見るたびに連日のように小室圭さんが報道されていて、中には日本に到着する飛行機を中継で映しているものまであって、本当に報道する内容がないんだなぁと思ったのを覚えています。 皇室問題が取り扱うべき大きなトピックだと考えるならば、まずそれ以前に女系天皇論や旧家の問題等について専門家と議論を深めるべきであるし、品位について議論するならば、この報道の加熱具合そのものが皇室の品位を大きく下げてしまっているよと言わざるを得ません。 そもそも小室圭さんの問題は、要はお母様が恋愛関係にあった男性から受け取った金銭を別れた後に返済してないということであったかと思いますが、そもそも恋愛関係にあった男性が女性に渡した金品について、別れた後に返済を求めるなんて言うのはちょっと変な話です。 下世話な想像で申し訳ありませんが、恋愛関係にあったのですから、お母様は男性の生活の世話をし、料理やら掃除やらもし、夜伽もしていたと考えるのが妥当でしょう(ステロタイプなジェンダー観で申し訳ありません)。 だから、もし男性が「自ら喜んで金銭的援助をしていた」のではないと主張し「あれは借金である」と金銭の返金を求める権利を主張するならば、当然お母様側にも、その間の労働に対する対価を請求する権利があるはずなわけです。 しかしながら実際問題そこを立証して請求するなんてことは非常に難しいことだし、そこまでドライになるのならば、男女(男男、あるいは女女でも構いません)の情もへったくれもなく、恋愛は全くむなしいものになってしまいます。だから別れた女に渡した金のことについてどうこう言う男はみっともないとされるわけです。 こういう前提を無視して男性の要求だけが通るのはまさに女性蔑視、こういうことこそフェミニストは怒るべきだと思うのですが、なぜだかみんな声を上げない。なぜだろう?
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女性が殺到「ヌン活」なぜこんなにも人気なのか
東洋経済オンライン
山田 龍郎株式会社シコシコギャング 代表取締マラれ役
都内のいろんなホテルでソロヌンをしている、30代の独身男子です。 皆様おっしゃる通り「映える」、そしてコロナ禍で「夜出歩けない分昼に…」と言うのが大きな要因になっている気がします。 これに加えて申し上げるならば、23区内にはもう、両手を伸ばしても人に当たらないような広々ゆったりできるカフェがほぼ存在しないのです。 ちょっと地方に行くと、テーブルとテーブルの距離がとられた、自然光の差し込む喫茶店でゆったりなんていうのは当たり前のことですが、もしも新宿でそういう場所に行きたいならば、西口までタクシーで移動して高級ホテルのラウンジに逃げ込むしかありません(その西口の高級ホテルのラウンジまで満席で人がワンサカいたりしますからもうほんとにたまったもんじゃありません)。東京で広々とした空間を求めたら、ある程度お金を払って解決するしかないのです。 「ゆったり・広々」はもちろんソーシャルディスタンスと言う問題にもつながります。安全を確保すると言う面においてもホテルのラウンジは有用です。 ひょっとすると、コロナ禍においてただ顕在化しただけで、東京はもう人口密度的に完全に限界なのかもしれません。どこに行っても狭苦しいこの東京ではヌン活だけが私のオアシスなのじゃあ〜
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おうち時間にギターが人気、市場も復活の兆し
朝日新聞デジタル
山田 龍郎株式会社シコシコギャング 代表取締マラれ役
10年以上インディーズバンドをやって、去年コロナ禍で引退した者です。 アコースティックギターの方が音が小さいというより、小さくても良い音がするということではないでしょうか。 そもそもエレキギターは、「ギターが10万円ならアンプは30万円くらいが適正」と言われるくらいアンプに左右される楽器です。日本では演奏環境の問題で多くのプレイヤーがスタジオまたはライブハウスで借り物のアンプを使いますが、アメリカのギタープレーヤーの多くはエレキギターと同じあるいはそれ以上にアンプにこだわりを持っており、ライブハウスには貸出用のアンプが置いてあることは珍しく、当然バンドワゴンでの自前調達です(車社会じゃないと難しいですよね)。 誤解を恐れずに言えばエレキギターとはただのインターフェイスであって弾きやすさが命、音は9割がアンプ。そしてそのアンプですが、真空管アンプはある程度の音量でないと張りのある音がせずヘニョヘニョになってしまいます。小さくても真空管の音になるアンプシミュレーターは2010年のKemperの登場あたりから本物の真空管と区別がつかないくらいのクオリティになってきたと思いますし、もちろんRolandのJazzChorusのような名作トランジスタも素晴らしい音ですが、やはりエレキギターを弾きたいと思う多くの人はあの張りのある真空管の音や、それを歪ませた時の気持ちの良いジューシーな音を求めて始めるのではないでしょうか。クラシックなロックはもちろん、ジャズギターからメタルのギター、パンクにハードコア、果てはグラインドコアやノイズミュージックに至るまで、エレキギタリストで真空管の歪みが嫌いという人を私は未だ見た試しがありません。 そもそもエレキギターの音域はソロというよりアンサンブル用に作られているもので、全域の鳴りを一人で楽しむにはアコースティックやガットギターの方が優位という面も大きいと思います。 エレキギターは一人でするには不完全な楽器なのです。だからこそ仲間と補い合い、音楽の楽しみを分かち合える。それがエレキギターの醍醐味なのだと思います。
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【驚愕】大学生が、2日でブランドを作ってみた
NewsPicks編集部
山田 龍郎株式会社シコシコギャング 代表取締マラれ役
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【新】名画に学ぶ「ピンチをチャンスに変える」知恵
NewsPicks編集部
山田 龍郎株式会社シコシコギャング 代表取締マラれ役
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日本の最低賃金を1500円に引き上げたら起こる「三つの悪いこと」
Diamond Online
山田 龍郎株式会社シコシコギャング 代表取締マラれ役
最低賃金を上げると失業者が増える。そこで公共事業を行うとDX化のような先端技術への設備投資が遅れ余計に経済発展が鈍る。どうしたらいいかわからない困った。この記事を要約すると大まかにこういうことだと思います。 ならばいっそ公共事業ではなく、ただでお金をあげちゃえばいい。これがベーシックインカムです。ベーシックインカムとは、有り体に言えば「低い技能の人は生活保障をするから寝ててくれ」と言う政策です。エリートだけで社会を運営することになるので、貧富の差はさらに大きくなるでしょう。 そこで提案ですが、ベーシックインカムを満額で受給したい場合は、大学などの提携先教育機関にて年間500時間の先端技術講習(プログラミングやデザインなど)を受講するなどの条件をつけると言った案はいかがでしょう。 ちなみにこの場合の先端技術講習は、IT系企業のみならず農業・漁業のような一次産業から金融、芸術といったあらゆる「産業」に応用できる講習であるべきです。 要は低技能者に低技能な仕事を分配しようと思うから問題になるのです。それであれば高度な教育を「大人の義務教育」として受けさせてしまえばいい。受講者が得られるメリットはもちろん、教育機関そのものに対しても公共事業になるし、国民に対して先端テック技術へのコンセンサスも取れ、良いことずくめだと思うのですが、果たしていかがでしょう。
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