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【解説】仁川とチャンギにあって「成田」に足りないもの
大隈 健史富士通クライアントコンピューティング 代表取締役社長
鶏と卵的な議論だけど、羽田のシャワーが混み過ぎて使えた試しが無いように、成田も羽田もハブとなるようにデザインされていない。仁川もチャンギも滞在型の空港として、各種ラウンジやイベントスペース、飲食店やホテルも充実。チャンギは直結したショッピングモールや映画館も作った。
ハブ空港を目指すなら、路線の拡充はもちろんだけど、ユーザの導線や滞在の快適性を考えた箱の造り替えも並行して必要。

【スシロー】「値上げできない」は経営者の言い訳だ
大隈 健史富士通クライアントコンピューティング 代表取締役社長
スシローにはシンガポールでお世話になった。ご飯の上に魚がズレて乗ってるだけで握った形跡は無く、色々と寿司に収まらないメニューも多く、寿司なのかという疑問はあったが味は良く大人気。日本に帰ってきてスシローに行ったら案内・注文・決済と省人化も進んでて、見た目も味もしっかり寿司で美味しかった。オフィスの向かいにあるので、何度も利用することになるだろう。
利益が出ないのは業界構造と経営者次第というのは、自戒も込めてその通りだと思う。理由は色々あるけど、経営者の報酬体系もそのひとつかと。利益を出しても報酬は大きく変わらず、利益を出さなくてもクビにならないなら誰もリスクを取らず、毎期の利益最大化でなく在任期間の最長化に向けた利益の平準化が目的変数になりそう。
マイナンバー、給付金や相続に 新制度で手続き円滑に
大隈 健史富士通クライアントコンピューティング 代表取締役社長
事業部ごとに違うシステムやデータ体系使って、「俺は困ってないから必要ない」と言って名寄せや統合に反対することで結果として機会損失や管理費用を薄く広く負担し、管理部門の残業と力業で乗り切る日本の会社と全く同じことが、国家レベルで起きている。こういう所にこそ、トップのリーダーシップが必要なのに。
香港にはHKIDが、シンガポールにはNRIC/FINがあり、基本国内に居住している人間には全て番号が振られており、公共サービスは全て、携帯電話やその他民間契約にも必須なものが多く、特に問題なく運用されている。もうそれコピーするだけで良くないか。。。

【図解】格安の国、ニッポンの「10の衝撃」
大隈 健史富士通クライアントコンピューティング 代表取締役社長
直近10年間で7年を香港とシンガポールに住んで帰ってきて感じるのはまさにこれで、日本の安さは衝撃。特に外食の品質・サービスと価格のバランス。
飲食店は、「原材料高騰を吸収すべく努力しましたが、万策尽きて値上げに踏み切らざるを得ないことご理解ください。つきましてはせめてものクーポンを。。。」みたいな詫び状を貼り出さないと値上げできなかったりする。香港やシンガポールなら、値段貼り替えておしまい。周り中しょっちゅう値上げしてるから、気にもしない。
積極的に値下げしているわけでなくても世界にじわじわ置いて行かれているこの感覚は、海外との人の往来がコロナで減って更に感じづらくなっているのかも。

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