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EMARF、ChatGPTを活用した新たなものづくりツール開発を発表。AIとの会話から3Dモデルを自動生成し、ワンストップで加工依頼が可能に
Ikenobe ShinichiroNey & Partners Japan Project Architect
加工機の工程と形状を紐づけたプレフィックス・メニューから、形状の組み合わせを選択するというフローであれば、GPTのような大規模言語モデルを使った会話による3D、製品の自動生成は実装可能でしょうね。
実質的には、既成産業の出来合いの製品をカタログから選んでいる体験と何も変わらないのだけど、GUIをデザインすることによって、一品生産の工芸品をカスタムオーダーしているかのような疑似体験を提供するというスキームなのか、と理解しました。
このGUIをデザインすることによって実質標準品をオートクチュール的に体験させるという方法論は、今後多くのモノづくり系プラットホームビジネスに観察されるでしょう。
果たしてその社会にモノづくりの喜びはあるのか。人間の幸福の本質とは何かが、AI時代に埋もれないように気をつけたいですね。
坂本龍一さん「神宮外苑の再開発、見直すべき」と手紙で訴えたが…小池知事「事業者にも送ったら」
Ikenobe ShinichiroNey & Partners Japan Project Architect
神宮外苑は明治神宮造営の際に民間が整備し神宮に寄贈されたものだ。内苑の鎮守の森が全国10万本の献木と11万人のボランティアによって植樹され、二百年かけて子孫の財産となる自然の森に育つよう造営されたことを受けてのものだ。その過去を切断し私有権を主張できようものか。
先人が遺してくれた経緯を切断し、公の富を私財に囲い込み切り売りしてその利潤で私腹を肥やそうなど厚顔無恥も甚だしい。あまつさえその能動的な行為の起点(事業者)にだけ責任があると主張し、その状況を可能にした自分(東京都)の行いを切断し、責任のがれをしようなど、人間のすることではない。
責任(レスポンシビリティ)は応答(レスポンス)と結びついている。過去の経緯や状況を含む出来事に向かい合い、過去現在未来を引き受けて自分なりに応ずることを、ハンナ・アレントは人間の複数性と呼び、それを人間の条件とした。
アレントのいう複数性とは、単に多数いることではない。批判的な意見(コール)に対して、決まりきった手続き的反応しか返さないのであれば、それは複数いることにはならない。もはやそれはチャットボットと変わらない。刺激に対して単一の反応しか返さないなら、それは最早ゾンビのような存在であろう。ソレを手続き的ゾンビと呼びたい。
NORMAL
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