ホーム
132フォロー
45フォロワー
世界経済の成長貢献度、中国がG7全体上回る-29年末まで
前田 和孝株式会社明治安田総合研究所 経済調査部 エコノミスト(主任研究員)
中国の潜在成長率は5%程度と、米国(2%程度)やユーロ圏(1%程度)などと比べても高いので、今後5年というスパンではまだ世界の経済成長への貢献度は高いでしょう。それでも2000年代には経済成長率が前年比10%を超えることも珍しくなかったことを考えれば、中国の成長率は鈍化に向かっています。人口も2022年には約60年ぶりに減少に転じ、昨年ついにインドを下回りました。経済が成熟化する過程で成長率が鈍化していくことはある意味避けられないことではありますが、今後、世界の成長の牽引役がインドにとって代わられるようであれば、中国を中心に巨大な経済圏を作ろうとする「一帯一路」構想が行き詰まる懸念もありそうです。
パナソニック、運動会で社内交流 コロナ禍で関係希薄な若手定着へ
前田 和孝株式会社明治安田総合研究所 経済調査部 エコノミスト(主任研究員)
コロナでリモートワークが普及して人付き合いの煩わしさがなくなって良くなったという話が目立ちますが、もっと交流したいという人もそれなりにいると思います。Z世代と一括りで語られがちな若手社員から交流の場が欲しいとの要望があったというのが興味深いですね。
若手同士なら交流したいのか、先輩や上司とも交流したいのかそのあたりはわかりませんが…直接コミュニケーションをとることで問題が解決することもありますし、良いアイデアが出て業務効率化や生産性向上につながることもあるでしょう。また、売り手市場の今、優秀な人材を会社に留めておくためにもこういった場が設けられるのは良いことだと思います。
親に内定同意の確認取る「オヤカク」が増加 Z世代の就職活動で企業が重視、マイナビ調査
なぜ日本人は「仕事への熱意」が145カ国で最下位なのか…日本人の「生産性」を高めるために必要なこと
前田 和孝株式会社明治安田総合研究所 経済調査部 エコノミスト(主任研究員)
個よりも組織を重んじるというのは会社だけに限らずスポーツなどでもよく言われる「日本人らしさ」だと思います。確かに生産性が上がらないと競争力も上がらず、賃金も上がりません。とはいえ、個の強みを活かすためにジョブ型雇用への転換を図るといったことが実を結ぶかはやや疑問です。これまでの仕事のやり方を変え、ジョブディスクリプションに忠実に職務をこなすやり方に馴染めない人も多いと推察します。記事にもある通り、小学生の頃から強みを生かすよりも苦手をなくすことに焦点が当てられているという点に一因があるとすると、教育の面から「日本人らしい」マインドを少しずつ変えていくことが重要に思います。
「マッチングアプリ」台頭で苦戦 結婚相談所の倒産増加、過去最多に 帝国データ調査
NORMAL
投稿したコメント