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【本音】環境先進国、ドイツの「グリーン疲れ」が深刻だ
arai h農業 理学
ドイツの疲弊は「グリーン」に限ったことではないと思う。
失業率は一昨年からゆっくり上昇し続けているし、GDPは全く上がらなくなったし、様々な「景況指数」も軒並みネガテイブな状態が長く続いている。
エネルギー面では天然ガスの輸入がロシアからだけでなく、環境問題を理由にアメリカからも止められてしまった。
そこに、これからは経済の繋がりが深め過ぎた中国からも不況の煽りをモロに喰らうことになる。
物価が上げ止まったのも、経済が落ち着いたというよりも中国や周辺国からのデフレ流入が要因じゃないかと思う。
一般国民の経済は疲弊の色を濃くしていく一方なのではなかろうか。かつてアートや哲学で輝いていた雰囲気のドイツも今では翳っているし、私的には正直言ってドイツにはあまり光明が見出だせない。
「極右」と呼ばれる政党AfDが伸びているのも、既存の政治に不満を感じている国民が増えているからだろう。
レンズは嘘をつかない、プーチン演説を聴く支持者の表情を過去と徹底比較 相変わらず笑顔ふりまくメドベージェフ、一瞬ニヤついた軍トップ
arai h農業 理学
名前に「容疑者」がついた途端、採用される画像が悪そうな表情ばかりになる報道とやってることが同じでは。
こういう画像をメインに使った主張はかえって印象操作な感があって胡散臭いです。
全体的に主観的な評価の印象論ばかりですし。見る人が違ったら、この「暗い表情」も「張り詰めた緊張感と一体感」とか言い始めるかも知れない。
写真や数字などの分かりやすいものほど、切り取ることで幾らでも容易に嘘はつけます。具体性を装っているようで、実はそれほどそうでもない。
それこそ、このロシアの選挙もそうだったでしょうしね。数字だけは立派なものが並んでいますが。
私としては、こういうプロパガンダ合戦みたいな時にはむしろ「何を見せなかったか」「何を話さなかったか」にフォーカスする方がずっと面白いと思います。
東証大幅反発、一時900円超高 午前終値は3万9521円
arai h農業 理学
マイナス金利というのはむしろ資本主義の逆回転みたいなもので、ある面ではパイの縮小になっているのでしょうから、大した金融緩和効果もなかったというならば、金融機関をムダに痛めつけるだけの政策だったのかもしれない。
そう考えると、マイナス金利解除の影響が株価にはプラス効果だと言われれば、私はボチボチ納得してしまいます。
ただ、木曜日の未明にはまたFOMC発表があり、こちらの方がかなり雲行きが怪しい。
直近の小売統計も予想より低く、CPIの先行指標と言われるPPIが高い水準を維持したままで、雇用統計でもリセッションへ向かう時のような雇用者数の伸びの鈍さを見せており、失業率も増加傾向。スタグフレーション一歩手前ではないかと思える状況です。
6月利下げと言われるが、景気的にはそれで本当に間に合うのかどうか、物価的にはそれが本当に可能なのがどうか、そのようなジレンマの形がどんどんとハッキリしてきているように思います。
盛り返してきた日経平均がダブルピークを付けて下落という展開もあり得ると思いながら眺めています。
【超図解】今、世界の「EVシフト」に異変が起きている
arai h農業 理学
これまでの政治的で欺瞞的なEV普及のやり方に無理があっただけで、EVそのものが無理なもので無駄なものというわけでは無いでしょう。既存のEVの問題点を解消させていく努力はやめるべきではないと思います。
日経平均がバブル期に数字だけを先喰いしたのと同じようなもの。
化石燃料の発掘はまだまだ際限なく行われていますが、採掘にも資源探索にもコストはどんどんと上がっているし、長期的な円安が続くと言われる日本経済としても、代替エネルギーが見つけやすいであろうEVが必要不可欠になってしまう時代がいつ訪れるのか分かりません。
「やっぱり日本のトヨタはスゴイ」で止まらずに、新しいビジョンはどんどん見つけていかないといけないのだと思います。
プーチン大統領、圧勝で5選 87%超、史上最高得票
arai h農業 理学
逆に言えば、大きく信任を受けた(ように見える、見せている)プーチンによって、ロシアからウクライナへの譲歩を差し出しやすくなったとも言えると思う。
米国でのトランプ派の増長、先日のローマ法皇の発言、モルドバ・沿ドニエストルからのロシアへの保護要請。
ウクライナを取り巻く状況はどんどんと厳しくなっている。事態が大きく動き始めるのは時間の問題のように思えてくる。
両国の間に立つものの技量や器の大きさが求められていると思う。
追記
ロシアの民主主義が胡散臭いと言うのなら、
日本の「野党がだらしないから」と言われながら自民党が選ばれ続ける民主主義や、
米国のめちゃくちゃな民主主義の在り方も考え直す機会にしなければいけないと思うのですが、
そちらの方の議論が盛り上がるところは殆ど目にすることが無いので、片手落ち感が否めないと思ってしまいます。
ロシア人がプーチンを選び続ける理由の一つが、ソ連崩壊前後に急に入り込んできた自由主義による目茶苦茶がもたらしたトラウマだとすると、日本のそのような状況(民主党政権のトラウマ)とは結構アナロジーがあるような気がするんですが。
「他山の石」にはなかなか出来ないものですね。
「ロシアには言論の自由がない」というけど、日本で言論の自由を維持し続けられるかというのも、いまのSNSの状況等を見ていて正直かなり怪しくないだろうか?
プーチンのような「敵(気に入らないやつ)」の発言は封殺するという考え方は、民主主義国と呼ばれる国の大衆にもしっかり広がってきていると思う。
いざとなったらその辺の自由も簡単に差し出してしまいそうに思えて仕方ない。
【衝撃】1LDK10億円でも売れる、中国人富裕層の圧倒的資金力
arai h農業 理学
中国から流出しているのは中国人の資産だけではなく、外国人の労働者や技術者、資産もどんどん外へ移されていると、私が見る情報メディアではよく目にします。
エミン・ユルマズさんなんかは、株価の中国売り・日本買いの「ペア・トレード」が今から10年ほど前から始まっていると、その当初から主張されていたようです。
10年ほど前というと、アベノミクスによる円安政策が始まったのが2012-3年くらいから。中国は習近平政権になったのがやはり2013年です。
直近の動きでも、日経平均の高値更新が止んだここ最近は、一方で中国株の盛り返しが話題になっていました。
この先の日本や世界情勢の未来を占う意味でも、このペア・トレードの意味を一人一人がよく考えた方が良いかも知れません。
日本買い・中国売りのペアトレードの実態は?2024.01.31
https://youtube.com/watch?v=J8GVPfn3kig
直近で大事になってくるのは、中国との貿易のあり方だと思います。
既に中国が不景気・デフレに陥っていることの傍証は様々な面に現れていますが、そんな中国との貿易自由化は、巨大なデフレをそのまま輸入するようなものです。最近ではEVの安売りがかなり話題になっていました。
中国EVが大人気
https://newspicks.com/news/9416791
日銀の0.1%の利上げについていつも汲々とした議論に明け暮れている日本国内ですが、そんな影響力をあっという間に吹き飛ばす影響力が中国にはあります。
米国のトランプがいつも煩く言っている(バイデンもやっている)中国への関税政策には賛否両論ありますが、デフレの影響を考えればそのような政策は必要不可欠です。
かと言って、すぐさま中国との経済断裂というのも多大な経済不安・情勢不安を招きます。
政策立案各位とそれを見守る国民としては、その間のジレンマ・バランスをどう取っていくかというスタンスで考えていくべきだろうと私は思います。
少なくとも、モノが安くなって生活が楽になるから中国から何でも安く輸入しよう、という短絡的な考え方は絶対にやめるべきでしょう。
「結婚を避け、子供をもたない」ほうが人生のコスパが良い現代の日本人に起きている"憂慮すべき変化"
arai h農業 理学
少子化や少婚化の原因として、コスパ主義や資本主義は関係しているだろうけど直接な原因ではないとは思う。だから、貧困化だけをなんとかすれば解決するとは私にはあまり思えない。
文化的な側面が非常に強くあると思う。
社会の希薄化、個人主義の徹底化、文化の分散化。
よく「生殖は生命の目的(あるいは本能)」みたいに言うけど(正直、私にはこれを前提に置く議論はどれも陳腐に思えて仕方ない)、
むしろ現代社会では逆に、孤独でいることを「本能的に」誘惑させるシステムが強く働いているようには思う。
それにインターネットは大きく寄与している。SNSなどで出来る繋がりは、むしろ孤独な者に孤独で居続けられるように足りないものを補うサプリメントのような役割を果たしている。
この状況を変えたいと思うなら、経済問題をどうにかするよりも先に、「個人主義の最優越」をどうすれば超克出来るのかということを考えるべきだろう。
それを、出来ればあまり暴力的な強制力には頼らない手段で、としたら、どのようなものになるか…
「早く行きたいなら一人で行け、遠くへ行きたいならみんなで行け」と言うが、現代社会で激しく欠乏しているのは、そうした「遠くへ行きたい」という憧憬や想像力なようにも思える。
インターネットで少し調べれば、大抵の簡単なことは知ったつもりになれてしまうし、珍しいものも目にすることも出来るし、懐かしいものでさえ懐かしいものではなくなってしまった。
空間的な距離感だけでなく、時間的な距離感も朧気になっていて、歴史感覚も喪失しかかっているし、未来に対する関心も失っていれば、過去はトラウマのようなものばかりになっている。
全てが手元にあるようで、大して何も無いような世界。
そんな世界において、面倒くさい「他人への協力」や「他人との繋がり」を請いたくなるほどに、「遠く」への憧憬を喚起するにはどうすれば良いだろうか。
そのようなことを考えるべきではないかというのが今日における私の結論になった。
NORMAL
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