大前 敬祥

こちらお祝いに行って来ました 私自身はITER計画を中心にやって来ているのですが、現ITER機構長と副機構長が、まさにこのJT-60SAを設計段階から手と手を取って日欧のリーダーとしてこの10年をやって来たメンバです ですのでその2人を連れてこの式典に来れたことは本当に幸せでした という事で次はITERです！

元出身者なので贔屓目になりそうな事もあり、こちらでは正面きって評価するような発信はしないようにしたいと思っております ただ一点だけ。 既存のNTT法の元での研究開発技術公開の義務については再考すべきと思います。 これは一企業というよりも経済安全保障の観点からも大切であり、私企業でここまで研究開発費用を積める会社は少なく(それでも世界の情報通信企業からすると圧倒的に少ない)、もっと増やしていくためにも縛りを無くすべきだと思います。 過去(誰のおかげで〜〜)の議論より未来の議論をして欲しいですね

核融合エネルギーの社会実装でもリチウムが必要です。それ故にR&Dで海水からリチウムを取り出す研究開発を行っており、日本は最先端に居ます 詳しく知りたい方は、六ヶ所研究所をお調べください

次のベースロード電源代替えが示されるまでは、引き続き化石由来燃料(中でも石油)が大きな富の源泉であることは疑いない事実 ガイアナが中東諸国の今を見て、果たしてその果実を何に投資するのか見続けてみたいと思います

この夏、入山教授にITER核融合マシン建設現場に視察に来て頂きました 特に「マネジメント」の観点からの史上最大のチャレンジについて聞いて頂くことが出来、意見交換する事が出来たのは大変勉強になりました

20代のほぼ全てを過ごした中国 離れて久しいですが、この報道に接して当時を思い出しました 改革開放経済を推進した李元首相のご冥福をお祈りします

ITER計画を補完する「幅広いアプローチ(BA)」活動として、日欧協力で始まった取り組みの中でも最も目玉なものが、このサテライトトカマクとも呼ばれているJT60-SAになります 建設活動の中心を現ITER機構長バラバスキ氏と副機構長の鎌田氏のツートップで進めてきたJT60SAが、ようやくファーストプラズマを迎える事出来ました このトカマク核融合マシンは、ITERが完成するまでの間、世界最大最新の超電動トカマク核融合マシンとして様々な実験データを提供していく予定です 関係者の皆様のこれまでの多くの苦労とご貢献に感謝申し上げたいと思います 人類の核融合研究開発のマイルストーン上でも大切な一歩となりました

自給自足を求め続けると、海洋国家である我が国はやはり核融合しかないのではないでしょうか

遂に日本の最新核融合マシンがファーストプラズマ達成です このJT60SAはITERが完成するまで、世界最大の超電動トカマク核融合マシンとなり、最先端の核融合の知見を世界に提供する予定です

古巣の連載第二弾 山本さんは若手の頃、大変お世話になりました まさにこのNTT人事こそがNTTをNTTとしているコアだと感じていたので、だからこそこの改革をやり切る事の大変さを思うと頭が下がります まさに「育てて貰って感謝している」に尽きます

元N出身としては、やっと！という嬉しい気持ちです ちょっと背中が遠いけど、金融は現代社会のコアなのでこれは全く王道なアプローチと思います 個人的には10年くらい前に松本さんにお会いした時に非常に感銘を受けた事を思い出しました。その後の海外展開は目覚ましかったですね。

ハードウェアは金をかければ出来ます ソフトサービスも実は金をかければ(時間も含めて)カバー出来ます それらを踏まえ、金をかけても出来ない事が「自然環境」なので、恵まれた自然環境(パウダースノー)こそが戦略的競争優位だとすれば、この記事は非常に深い示唆に溢れていると思います