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ネット銀と証券の資本再編へ 三菱UFJとKDDIが子会社化
共同通信
野口 哲NoguchiArts&Contemporary 代表
1999年にイー・サンワとして誕生したauカブコムが、25年ぶりに旧三和銀行(三菱UFJ銀行)の100%子会社ネット証券へと戻ります。 MUFGは商銀の新アプリが年度末に控えているため、大々的にリニューアルを企画しているのではないでしょうか。 システム面でもAPIが豊富(三菱UFJ銀行ダイレクト=参照系API,auカブコム=更新系API)なため、SMBCのOliveが唯一苦手とする資産運用で差別化できる可能性があります。 (日興GWをSMFG100%子会社に移管して対応中) この領域では2020年にauカブコムが投資助言業を登録しているため三菱UFJアセットを副助言にする形と、普通の一任で全てをMUFG100%子会社で完結する理想的な資産運用プラットフォームが実現できるかもしれません。 仲介:三菱UFJ銀行(新MUFGダイレクトアプリ) ↓ 証券&助言:auカブコム ↑ 副助言:三菱UFJアセット 媒介: 三菱UFJ銀行(新MUFGダイレクトアプリ) ↓ 一任口座:auカブコム ↑ 指図:三菱UFJアセット また、auカブコムの更新系APIを上手く活用できれば、エンベデッドファイナンスの核として火曜会や好日会へ横展開もできます。 仲介・媒介部分が地銀に変わり親密先からの預かりが増えると助言Feeの積み上げで利益が出るため、SBIや楽天と正面からぶつかる価格競争も仕掛けられるはずです。 ユーザー目線だと銀行アプリにクレカと証券が集約されるのは便利ですし、単に運用ロジックをグループ内で完結させるだけではなく、副助言を他社に開放して様々な期待リターンを顧客が選べるようにするプラットフォーム化まで実現してほしいです。 商銀とMUMSSはGRAN GOALとして個別にラップを提供していますが、オンライン系はグループ内で整理が必要になりそう。
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