小山田 裕哉

会社に頼らずに生きていけるキャリアを広めるためには、会社に頼らずに生きていける社会を作らないといけない。日本は残念ながらそうなっておらず、一部の優秀な人以外は、大きな組織に所属したほうが安定して生活できる事実がある。 大企業から中小企業、あるいはフリーランスになった人は実感していると思いますが、日本は賃貸もローンも契約が厳しいですよね。日本における「信用」は個人の実績ではなく、組織（家柄も含む）の規模や歴史が担保してきた。だから、こういった雇用改革の議論は重要だと思いつつも、社会のあり方を考える議論とセットで検討・実施しないと、世の中がグラグラになってしまう。日本はそれくらい、社会と会社ががっちり絡み合っている。 「45歳定年制を実現すると、個人の働き方はどうなるか？」ではなく、「45歳定年制が持続可能な、社会制度とはどういうものか？」「それは現行の制度で両立できるのか？」そういったシミュレーションとセットで提示してほしい。

ご本人も自嘲的に「このペースだと生きているうちに明治維新にたどりつかない」と語っていたことが現実に。『風雲児たち』はもちろん必読ですが、みなもと先生はマンガ研究家としての側面もあり、ご自宅に貴重な資料の数々を保管されていました（取材で拝見したことがあります）。どなたか研究者の方が引き継いでいかれるとよいのですが…。

LVはこういうことをずーっとやって来ているので、それほど驚きはないですし、あくまで話題作りの一環で、本気でゲーム市場に参入するわけでもないでしょう。 ただ、LVNHのテックに対する方針として、スタートアップ支援プログラムなどを作ってしっかりフォローする一方、ブランド価値を既存しないように、個別の施策への反映は後乗りでいいというスタンスがあります。つまり、このタイミングでLVがブロックチェーンの活用に乗り出したということは、この技術が今後、ファッションや小売の分野でも本格的に定着すると考えていると見ることができると思います。

いやー、厳しいでしょう。ディズニーみたいにゲーム開発は自社でやらず、ライセンス提供に集中するのがいいのでは…。それから文中にもあるワーナーのように、プラットフォーム（ゲーム機）はつくらず、コンテンツ開発だけに集中するか。

むしろまだだったことのほうが意外。

「協力金の先渡しも含め協力していただける状況を作ることに努力したい」 この発言の中に実効性を阻害する要因が含まれていることに気が付かないのだろうか…。緊急事態を宣言してから先渡しの仕組みを作るって…今お金がないからやらざるを得ない人には何の説得力もないんだけど…。

とんでもない脅し。

「緊急事態宣言下の五輪」 みんな麻痺してきたと思うけど、この文字面のシュールさはすごい。 そして絶対に次に言うのは、 「この夏休みはおうちで五輪を応援しましょう」

小池劇場は健在だった。しかし、雨天ということを差し引いても投票率が低すぎる。コロナ対策や補償などで、みんなひとこと言いたいのではないかと思ったが…もうあきらめムードなんでしょうか。

アメリカはそもそもオリンピックの人気が低いですよね。リオ五輪の視聴率も低迷していたし。

どうもインフィニティは、ぱっと見て印象に残るキャラクター性が確立できていない印象があります。機能性では価格に見合うものはありますが、ライバル車だって同じくらいの性能はそなえているので。CMで家事に仕事に忙しい女性をターゲットにしているのも、レクサスのSUVが北米で富裕層の女性に売れたことを再現しようとしているようにも見え、あんまり新規性ないなあと。良くも悪くも堅実なのかも知れませんが、それだとプレミアムブランドとしては物足りない。