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国交省、トヨタ本社に立ち入り検査 型式指定巡る認証不正問題で
清水 和夫Automobile Journalist http://www.startyourengines.net/
私の安全の先生だったメルセデス・ベンツのインゴ・カリーナさんが教えてくれた。やみくもに衝突速度を高めるテストはあまり利がないと。
今回の不正問題で基準よりも重い1.8トンのスレッダーのテストはアメリカ向け要件なので、より厳しいからより安全だ言いたくなるが、クルマは重くなり、コストはかさみ、燃費は悪化。なによりも鉄の鎧を着たクルマが走ることで、小さいクルマは迷惑。実際問題、軽カーにとっては硬すぎるクルマにぶつかることになる。
また、衝突速度を高めると安全になるというのは妄想で、エアバッグの出力を高めることになるので、低い速度でぶつかったときに、エアバッグの副作用で加害性が厳しくなる。つまり、衝突試験の速度はリアルワールドに物差しを当て、死亡重症が多い事故ケースを想定することが重要。
まとめ:
1.厳しい試験だから安全とは言えない。
2.制度が厳しいなら、自工会を通じて提案するべき
3.国連基準調和は各国の相互認証を可能としメーカーの負担は軽減
4.欧州と同じ基準でも日本OEMに不正が多発する原因を考えるべき
最後の4ポツを解くことが、本質ではないだろうか。色々な角度から議論し、OEMと政府が対立しないように、本音で議論するべきだろう。
https://www.nhk-book.co.jp/detail/000000018131997.html
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