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【最新レポ】コロナの救世主mRNAは、がんも征圧するのか
NewsPicks編集部
藤岡 悠太製薬/創薬/医療経営士
ざっくり記載すると、mRNAって「モデルとなる基体さえあれば作成できる急造品」。(誤解いただきたく無いですが質が悪いとかそんな意味ではないです) そのため、ワクチン開発に幅を持たせることができる点がメリットの分類になります。ただ、今回各種癌での開発経緯が記載されていましたが >>特にすい臓がんは、外科手術後に患者の8割が再発し、5年生存率は8〜10%と低い。にもかかわらず、ワクチンに反応して免疫細胞が活性化された患者8人では、2年間の追跡調査中に再発した人がゼロだった。 さらにこの4月にあった米がん学会年次総会では、新たに3年間の追跡データも報告された。ワクチンに反応を示した患者8人のうち6人は再発がなかったのに対し、反応がみられなかった8人では7人が再発したという。 開発スピードを早められる一方、副作用や結局効果が無かったなんて話も多いのが現状です。先日話題になっていまして、mRNAのコロナワクチン接種された方はお感じの方多いかもですが、接種部位疼痛や発熱の副反応も多数報告があがりましたよね。現在第一相のため(しかも海外)まだまだ日の目を浴びるには程遠いですが、期待感を持ちつつ実臨床で普遍的に投与検討できるシロモノになれば面白いですね。
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