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AI時代に大問題化の恐れ 「自動化バイアス」とその克服法
井上 裕美日本アイ・ビー・エムデジタルサービス株式会社 代表取締役社長
AIに当初から期待したいと考えるAIが果たすべき作業は、人間が判断を最終的に行う前に集めるデータであったり、その分析作業や、分析から見えた傾向など、そこに至るまでの作業を補完するところでした。
AIは進化を続けいつの間にか判断する箇所でさえも、完全な自動化としてAIが介入してしまうことのバイアスの問題を伝えていますね。AIは、活用するものであり、今後の生活には浸透し全て協業できるものでありますが、一方で人が判断も鈍くなりスキルも落ちてしまわないように、AIのリスク、AIガバナンスも正しく理解することが必要ですね。
AIが浸透し常にあらゆる場面でAIと協業することでの人が果たすべき役割が何であるかを正しく理解し、活用を続ける必要がありますね。
適用する領域における自動化のバランスと人間の判断作業のもたらす有益な経験との掛け合いが必要なのだと思います。
60歳以降は年収激減、過去の話か-大企業でシニア社員の待遇向上進む
井上 裕美日本アイ・ビー・エムデジタルサービス株式会社 代表取締役社長
弊社も60歳を超える方々で、高いスキルとパフォーマンスを出し続けることができる方には、同等の金額でのオファーをして、そのまま継続されている方が多くいらっしゃいます。また、地域で開設しています地域DXセンターでは、技術者ですが、他社から60歳を超えてのはじめての転職の方までいらっしゃり、その方ははじめての転職で、前職の同等か場合によっては、それ以上かの転職活動で活躍されている方もいるほど、多様に満ち溢れています。
特に不足していくと言われているデジタル技術を持ち得たスキルある方々は、年代関係なくどの世代も活躍できる術を持っていることから、60歳を過ぎても同等での待遇で活躍される方が増えている印象です。業界ナレッジを持っていて経験多数、そしてデジタル技術は日々進化しますが、それに合わせて学び続ける必要があるために、その学びをいくつになっても実施を続けることができると、その人の強みになりますね。
残念なリーダーの会議は「順番に意見を聞く」では優れたリーダーは会議をどう仕切るのか? - 注目の1冊
井上 裕美日本アイ・ビー・エムデジタルサービス株式会社 代表取締役社長
バトンタッチ方法いいですね。リモートで会議することに慣れてきましたが、カメラオフの状態でシーンとなってしまうと、ファシリテーターをしている人がコメントをふりにくいですが、毎度ファシリテーターが指名をすると、確かに対等の関係にならなくなってしまいます。ですが次に発言された方が、次に誰々さんどう思います?とバトンタッチしてくれたら、みんなで同じトピックを対等に話している状態が作れますね。そして、バトンタッチされる可能性を思えば、いい具合の緊張も得られやすいために、集中します。
私もお話しする時に、私たちという言い方は気をつけています。自分もパーパス一緒にそこに向かって取り組んでいるかどうかで、お互いの立場は一緒だよと自然に同じ空間にいられる良さがあります。
大谷翔平の結婚記者会見に学ぶ、「言わなくてもいいこと」は言わなくてもいい
井上 裕美日本アイ・ビー・エムデジタルサービス株式会社 代表取締役社長
子供達に早くから教えてあげたいポイントでした。確かに事例であげられていますが、体の事例ですとわかりやすいのに、これが、言葉や文字、データになると、プライベートとの線引きが簡単になくなってしまうリスクを持っていることを、子供達はデジタル世代なので、なおさらのこと早い段階から学んでほしいと思います。
自分もそうですが、子供達も、自分にとっての強み、好きなこと、を軸に持てるようにしたいと思いますし、それがあるからこそ自己肯定感がある状態で、知らない空間からの認知を求める必要がなくなるのだと改めて思います。
コミュニケーションの返し方一つでも、誠意を持って対応するけれども、その中のプライベートな部分は言わなくてもよいかなという返し方から学ぶことが多々ありますね。
ソニーとNature、女性研究者対象にした新賞創設--研究活動費として賞金25万ドル
井上 裕美日本アイ・ビー・エムデジタルサービス株式会社 代表取締役社長
研究者の取り組みにおいてジェンダーの違いがあるわけではないものの、研究者における女性がまだまだ少ないことも事実なので、このような取り組みからマイノリティの研究者がフォーカスされていくのは良い取り組みだと思います。
わたしは自分もリケジョで、母もリケジョですが、子供の頃から母がリケジョであるから、特に違和感なく理系の道を歩んできたと思います。リケジョも増えてはきましたが、何十年たってもまだまだ少ないため、先にロールモデルがいると、そこにキャリアの選択やSTEMの領域を選ぶ選択の幅が広がるのではないかと思います。
このような取り組みから、多くの方が早い段階で研究者というキャリアやその取り組みを学ぶことで、目指したいと思う人が増えていくことができると良いですね。
育児休業、パパもとって 企業に目標値設定を義務付け
井上 裕美日本アイ・ビー・エムデジタルサービス株式会社 代表取締役社長
男性の育休は、私が子供を産んだ頃から比較すると、様変わりしました。私の頃は男性の育休は非常に珍しかったです。当時はそうでしたが、会社では男性育休100%宣言がされていることもあることから、子供ができたとわかってから、確実に計画的に男性育休を取ることが当たり前の環境に変わったと思います。半年以上前から育休を取るための計画は本人だけではなく、周囲のチームや組織のサポートなども一緒に取り組みをするようになったと思います。
今回のように、目標値設定を義務付けするという形でより、深く取り組みを進める企業も多くなると思いますので、良い流れとなることを期待したいと思います。一方で女性と違って取得日数がまだまだ少ない短期であったり、どうしても、完全にいない間の期間だけを埋める体制は難しいのも事実なので、組織や企業のサイズにより取得を推し進めたくても現場は難しい状況も理解できます。その人のノウハウを段階的に引き継げる仕組み作りや、パフォーマンスを分散してシェアリングしながら補完しあう仕組みなど、色々な対応の組み合わせで、サイズ関係なく取得がしやすい環境へと向かっていけるようになっていける理想に今後より一層近付けるようにと思います。
半導体もジェンダー問題も「日本を前進させてこなかった責任を果たしたい」東工大学長の決意
井上 裕美日本アイ・ビー・エムデジタルサービス株式会社 代表取締役社長
私もリケジョですので、興味深い記事でした。
私が学生でした頃も女性の数はまだまだマイノリティですが、今は多少増えたとしてもまだまだ少ない数です。何十年経過してもそこは変わらずの状態が理系のエリア、技術のエリアになかなか女性が増えていない危機だと感じます。
枠についても少しテーマが異なりますが、例えば管理職30%などの数字目標、弊社も何人を管理職にする、何%を女性のリーダーにする、など見える形での数字での目標をたてて施策を取り入れています。
これは例えばダイバーシティは女性だけがテーマではないですが、女性一つのテーマについても女性活躍に関するイニシアティブを継続実施していることが大事で、少しでもその活動を辞めた瞬間にみるみるうちに数字が下がる傾向にもあり、マジョリティになるまでは数字、枠を設けての意識的な活動は継続が大事であることを学びます。
半導体に関しても弊社でも活躍する女性は少しずつ増えており、そこに多様性が広がると、半導体業界に携わる様々なイノベーションが起きていることを感じます。
「高給職=AI関連職」の時代が到来?高まるAI人材需要が労働市場に与える影響
井上 裕美日本アイ・ビー・エムデジタルサービス株式会社 代表取締役社長
生成AIがこれだけの勢いで、生活に対して浸透し、そして活用されていくため、職種としては生産性をあげるためにまたは労働人口不足を補うためにも、AIに代替するケースもありますが、一方でAIを活用することで必要な職もあります。
ここで書かれているようなAI人材と呼ばれる職種はAIのサービスを提供する側も活用して利用していく側にも両方の側面で必要となってくると思います。そのための人材育成も加速すると思います。
かつてのAIが当時出てきた時も、定型の業務は生産性を助けるために割とAIにお願いしてきたものの、最終的な判断をするような作業に集中して作業の中身が変わってきたと思います。付加価値をよりつける職に変わってきていると思います。
AIを正しく活用することができ、そしてあらゆるシーンで安全に活用していくためには、価値あるAIに関連した職としてAI人材の育成が今年は特に必要とされていくでしょう。
NORMAL
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