Kitahara Kuniya

試してみたい

本校では悲しいことに、１人１台を貸与されたタブレットPCが、休み時間はもちろん、授業中も隙を見てはゲームをするためのオモチャに成り果てていました。教育委員会が設定したフィルタリングまで解除する裏技が出回る始末。PC運用にあたっての学校の仕組みの不備と、生徒の向上心、両面に残念な点が多かったことが要因で、何年も忸怩たる思いでした。 今年度は思い切って、「中学校の最後の１年くらいは分別をつけた有意義な使い方をしよう」と、常時自由に使えた状態を、教室の棚に保管し、学習に必要なときに持ち出すスタイルを４月の1ヶ月間試しました。ほんの一手間を物理的に設けたわけです。 期間中はもちろん、期間後の現在に至るまで、効果は絶大です。中毒状態の解消と、日常の時間の使い方に、はっきりとメリハリが生まれました。 生活習慣の改善は、仕組み作りと、運用のタイミングが効果を大きく左右することを改めて学びました。

父親としてはやや外野よりの当事者ですが、子どもという存在は社会で大切にすべきと考えます。この分断は、女性たちの責任ではなく、働き方の交通整理ができていない行政、企業の責任だと思います。 子どもへの投資をしないという選択は、先人たちが連綿と、文字通り命懸けで築き上げてきた社会を自分たちの世代だけで食いつぶす行為に他ならないものです。 産む女性の、産まない女性、双方の物理的精神的負担はお察ししますが、男性もがんばりますので、より良い仕組みが整うまでは、互いに思いやりを大切にしていきたいものです。

部下に、「あれってどうだっけ？」と聞く温度感で使えということですね。

マスクやメガネ、そして掃除などでとにかく花粉を体内に取り込まないようにせよとのこと。 個人的には長野県育ちな上に生活も山に入りまくってますがまだ発症していないため、キャパ説には懐疑的です。 花粉症は昔はなかった現代病とも聞きます。原因は、食品、水などから体内に入ってくる物質によるものか、あるいは、過度に衛生的な生活による腸内細菌等の変化か、何にせよ、人間の業のようなものを感じずにはいられません。

理科教員として、こういう夢のあるリアルな話もぜひ伝えていきたい。