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【超図解】不動産は「どこまで上がる」のか
酒井 崇匡博報堂生活総合研究所 上席研究員
都心部の賃貸の値上がりは肌感覚としても数年前から感じています。自分が出た後で2割アップになる事とか普通です。住んでる間に値上がりすることって余程の理由がない限り通らないので、退去された時に一気に上がるんですよね。
一方で、ファミリータイプの賃貸はさすがに値上がりに実需がついていかずに募集段階で価格が調整されるケースも身近でありました。
東京23区は若年層の流入が増えてるということでワンルームとかも賃貸相場は多少上昇していきそう。
日本の建築現場だけでなく、資材の生産を担う中国なども含めた人件費の上昇が「売り出しの価格を高くせざるを得ない」圧力を高める構造は通奏低音になりますね。後は結局、実需的には金利は大事。

【森永康平】私の「賃貸vs持ち家」論から考える日本の大問題
酒井 崇匡博報堂生活総合研究所 上席研究員
不動産という流動性の低い資産で、キリキリするくらいだったら、株式などもっと流動性の高い資産でキリキリした方が儲かると思ってしまいます。
このツッコミは仰る通りと思うものの、元手のある人限定の話でもあるんですよね。低金利でローンを組めるので、不動産は元手のない人でも自分の与信力を担保に大きな投資ができるものだし、そうせざるを得ないものでもあるということかと。それに元手のある場合でも節税とか別の買う理由もありますし。
それと、これまでのこの特集で出てきていない論点として、
たとえ値下がりしても賃貸に住み続けた際の家賃と比較すればプラスじゃない?
というのがあります。
また、自分で設計した家だったり、改装にこだわりを込めるというのは賃貸だと難しい部分です。
逆に言えばそういうこだわりが現状で強くないから立地優先で賃貸に住んでるんですけどね。

【麻布競馬場】僕が出した「賃貸 vs 持ち家」論争の答え
酒井 崇匡博報堂生活総合研究所 上席研究員
居住性と資産性は切り離して考えろ、というのはおっしゃる通りですけど、その後の論が「だから資産性を考えて買うな」というのは違いますよね。ローンを組む場合は資産でもあり、負債でもあるので意識しないと大変なことになりかねません。買うならば貸す時、売る時のことも考えよう、というのが良いと思います。
追記メモ:
星野さんがだいぶ批判的なコメント書かれてますけど、私も今回は星野さんに共感する部分が大きいです。これは麻布競馬場さんのせいというより、キャスティングと記事の位置付け、つまり編集側の問題に思います。
麻布競馬場さんに持家vs賃貸での損得を語る専門性って実は求めるべきものではなくて、
だからこそこの文章は個人のエッセイ、放談、漫談的なものとして読まないと、経済メディアの特集の一角に無造作に入れてしまうとかなりミスリーディングです。
ファクトチェックとかする類いの文章じゃないので、虚実含めて経済漫談的なものとして読んでくださいね、という前提は欲しかった。
情報発信する身としては自分も気をつけなくてはいけないなと思ったので備忘も含めた追記でした。
アイデアに詰まったら"超少数派"に聞け…商品開発の最終兵器「エクストリーマー・リサーチ」とは何か
酒井 崇匡博報堂生活総合研究所 上席研究員
超少数派じゃなくても良いですけどね。要は一般化できそうなニーズで、まだ発見されていないものを探索できれば良いので。
私が研究しているデジタル空間上のビッグデータを使ったエスノグラフィ、デジノグラフィの中にも「ホットスポットを分析する」という手法があります。
ビッグデータ(その中でも人々の行動に関するもの)は変わった動きをしている少数派を探し出すのに、かなり使えるデータでもあります。時として、本人も無自覚な特徴的な動きが抽出されることがあるからです。
「プレゼントする人」は幸福?家計簿データから意識を探ってみる
https://seikatsusoken.jp/diginography/20198
後半でプレゼントを無自覚にたくさんしている人に深掘り分析をしています。

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