小川 高子

ミッドジャーニー、かねてより面白いプロダクトだと思って見ていましたが、法律の考察部分含めると更に興味を惹かれました。AIにどれだけ指示を出したか(どれだけ人間が手を動かしたか)によって著作権が発生するかが決まるとは。 ただし、あくまで今の法律が変わらなかったらという前提で、前提自体が変わる可能性も今後大いにある領域だろうと感じました。

業界ごとにデータを参照しながら様々な仮説を立てているのは面白いと思いましたが、士気のようなボラティリティの高い指標について(パルスサーベイのように定期的に取得されるものではなく)Openworkというサービスのデータがどこまで意味のある物なのか、正直あまりピンと来ませんでした。 あくまで印象ですが、Openworkのデータはアンケートベースですし、入社して直ぐのタイミングで書く人と、辞めてからかく人との傾向の差や、勤続年数/役職などで結構見えてくるストーリーは変わるのでは…と思いました。

リモートワークが定着してくる中で、福利厚生も多様化しないといけないでしょうね。自宅へのWifi導入のサポートや、ホームオフィスグッズの予算提供など。働く環境を自宅で整えるのは、意外にコストがかかるなぁと感じます。

「10年間で小さなオフィスから、巨大なワンフロアを貸し切るような会社に変わることがある。そうした中で、私自身がそうであるように、会社が大きくなるに従って強みをいかしにくくなる人もいるはずです。 その人が、IPOの前に辞めたとして、功績としてリターンが払われないというのは、変だなと感じます。」 1億% agree。 うちでも途中下車した人達へも適切な分配のリターンがあるように設計してますし、今後それが一般化してほしいと思います。 ときどき「でもexitまで一緒に頑張ってほしいからリターンはずっとついてきてくれた社員にだけ」的なことを言っている経営者を見ますが、それって単にSOを捕虜にしてるだけで、まともに「長く一緒に働いてもらいたい」と思うなら、他に考えるべき策はいくらでもある。

Netflixは一定期間の間に試聴がなかったユーザーへのリマインドおよび自動サブスクキャンセルを導入したことが2020年にニュースになっていましたが、そういう試みを導入しつつもこれだけのユーザーがいることは単純にすごいと思いました。 https://about.netflix.com/en/news/helping-members-who-havent-been-watching-cancel

Demoを見たら、確かに…すごい！ けれど、face to faceのコミュニケーションがこの世から全くなくなることはないし、だったら訛りや方言も含めて学んだ方が良いんじゃないか…とも。 個人的に訛りや方言含めて多様な言語が好きだからって主観ありまくりの意見ですが笑

「DE&I」は“CSR（企業の社会的責任）”レベルの取り組みではなく、将来の経営を考える際に不可欠なものとなる。 これは、一昔前に" experience (体験)"、つまり customer experience, employee experience, candidate experience…において起きたシフトと同様と思います。それまで experienceは nicer to haveや cherry on top (必要ないけどあったら良いよね)と思われてきましたが、"体験"がダイレクトに企業の成功や、顧客/従業員の定着に影響することが分かってから、どの企業も experienceを指標化し、モニタリングし、向上に努めるようになりました。いまや experienceを無視するようなビジネスは成り立たないでしょう。 DE&Iも企業の永続的な成長に、とくにこれから先の多様化する社会においてビジネスをするなら必須になります。正しく現状把握し、改善策を打ち出し、社内外にアピールしていく時代に突入していくと考えます。

すごく良い記事でした。シェリルサンドバーグとピーターティールのライフストーリー！ Facebookも、インスタでさえ下火になってきそうな雰囲気のなか、Metaが今後どう戦うのかに注目です。