Picks
30フォロー
80009フォロワー
【山崎 元】がん再発で余命宣告「半年から1年」で何ができるか
NewsPicks編集部
山崎 元経済評論家
読者の皆様、ご心配をお掛けして恐縮です。正式な「余命宣告」というわけではなくて、以下のようなやり取りが、CTの画像を見て再発に驚いている主治医との間でありました。 山崎「再発で、あちこちへの転移ということになると、時間の使い方を考えないと行けませんが、ある程度元気に動けるのは、半年、一年くらいと覚悟した方がいいのでしょうかね?」 主治医「いやー。山崎さんの場合、進行が早いので、半年保つと自信を持っては言えませんね」 主治医が率いるチームの部下(医師)によると、主治医が期限について言及することはごく珍しいのだそうです。ふと、口から出たのでしょう。ともかく、進行状況は様子を見ないと分からない、ということでした。 「元気な活動が計算できるのは、保守的に見ると3か月くらいか」と思った時には、精神的な時間軸の調整に少々慌てましたが、「まあ、しかたがない」と思いました。 あれからちょうど半年が経ちましたが、私は、いくらか不自由があり怠惰だとはいえ、食べて、歩いて、喋って、原稿を書いています。痛い、辛い、ということはまだありません。治療が有効なのかもしれませんし、少なくとも、半年前に心配したよりは進行が遅い。 治らずに悪化するのだとしても、それがゆっくりだといいのだと思っています。将棋に譬えると、形勢が不利な将棋の手数を伸ばす努力をしているような感じです。
513Picks
NORMAL