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年学費2000万円。「多様性が強制的に作られる」スイス寄宿中学に学んで
竹村 詠美一般社団法人 FutureEdu 代表理事
スイスのボーディングスクールが日本の富裕層に人気な理由は、教育レベルはさておき(これだけ出して悪いという事はあり得ない)、英語の得意でない生徒にも手厚く、安心で、学齢の小さい生徒にも慣れていて、世界の超富豪級のご家族という学友を子どもが持てる事で将来のネットワークとして活かしてほしいという理由が大きいのではと察します。
様々な国の文化に触れられるのは良いかもしれませんが、超富豪のご子息が中心と考えると、自分は多様性を理解していると子どもが勘違いするリスクはありそうですね。(多くの奨学金が出ていれば話は別ですが)
アセットを引き継げる目処があるお子さんは別として、この様な学校は、子どもは卒業後労働しないと生きていけない家庭に向いているのか疑問です。
アメリカのトップボーディングは奨学金を出して経済的背景の多様性を確保しようと頑張っていますが、家庭の収入格差で友達グループが分かれる事も多いと聞く事もあります。社会に出るとますます裸の王様になりがちな富裕層のご子息が多様性を味わうチャンスが持てるのか、という問いは社会の分断を縮めるために大切なテーマですね。
都 不登校児童生徒に毎月最大2万円支給 フリースクール負担軽減へ
竹村 詠美一般社団法人 FutureEdu 代表理事
大きな流れとしては良いと思いますが、手続きの分かりやすさや、フリースクールの質の見極めなど気になる事が色々あります。
日本は一条校など法の枠組みに当てはまる学校が厳しいので、インターナショナルスクールの多くもフリースクールで、インター管理職の人からは逆に日本の運営は楽だと聞いた事もあります。
そろそろ、指導要領や校庭や校舎の基準がガチガチな学校とは別の学校の枠組みも弾力運用として必要では無いでしょうか?両極端過ぎて、せっかく学校を開設したい素晴らしい方々への足枷が厳しすぎると思います。
米国では第三者機関の厳しい認証があり、その認証が教育の質の担保になっています。なので私立は政府基準を遵守という事に縛られず、自由にカリキュラムを組む事ができます。
NORMAL
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