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ユヴァル・ノア・ハラリを「予言者」のように崇める危険性に気づくべきだ
林田 修一世界銀行グループ MIGA 西・中央アフリカ代表
?と思ってしまう記事でした。それでは逆に各国がお墨付きを与えている教科書などは本当に真実なのでしょうか?
元々、歴史は勝者や権力者のストーリーという側面が強いことは多いので、歴史における「真実」は簡単には見極められないです。(記事に真正という言葉が出てますが)
指導者や経営者は、シナリオ•プラニングに代表される様に様々なシナリオを描いて意思決定をするので、誰もハラリの予想を鵜呑みにしているわけでもないと思います。情報の出所やデータは本の脚注に載っているので論理の飛躍や事実の拡大解釈がありそうだと感じた場合はそれらを自ら検証する努力は必要かもしれないですね(この点は記事にも述べられていて同意です)
したがって、「ハラリが監視資本主義者の物語を強化し、その商業的利益のために私たちの行動を操作してもいいとお墨つきを与えてしまっていることである」ということは無いと思います。ハラリは国家の指導者でもなく民間の歴史家ですよね。
実際にこの様に批判記事も注目されているわけですし。。。
理工系学部に「女子枠」、文科省が創設促す…名古屋大工学部は学校推薦定員の半数を女子限定
林田 修一世界銀行グループ MIGA 西・中央アフリカ代表
工学部で女性枠を作るのであれば、女性の方が多い同大学の文学部や教育学部は男子枠を作るのでしょうか?
まず、男女が同様に活躍できる社会が望ましいことには完全に同意です。方法論だと思います。
アファーマティブアクションは、米国では逆差別として争われてきて、否定的な見方も多いです。例えばカリフォルニア州では禁止されています。
米国と日本は色々と事情は異なりますが、大学受験が実力ベースが前提であるのであればアファーマティブアクションの導入は逆差別の議論も産み出しそうです。
採点者や教授の男女比率を半々にして、差別しない措置を徹底することで良い気もしますが。教授の席が増えれば女性の受験者の母集団も徐々に増えるのではないでしょうか。
企業の場合は、ダイバーシティが意思決定に与える影響があるので、それも能力であると考えると、大学受験の議論とはことなり、女性枠というのは意味があると思います。
米NY市、渋滞料金23年に導入も 1日最大23ドル
林田 修一世界銀行グループ MIGA 西・中央アフリカ代表
ロンドンでも中心部では同様の仕組みがあったり、アジアでも同乗者を3人以上とする規制などがありましたね。元々タダだったり規制がないところに渋滞時などに規制やチャージをかけることはある意味でダイナミックプライシングと言えると思いますし、需給調整としては一定の意味がありそうですが、代替となる快適で輸送能力の高い公共交通機関が無ければ、お金を払ったり規制を避けてでも車に乗り続ける人はいるので根本的な解決にはならない気もしています。
代替手段がなければ、単なるコスト増は基本的に国民の不満につながります。アフリカなどの新興国でも首都への人口の集中が進んでいて、セネガルや象牙海岸などでバスのプロジェクトが進んでいます。
言うまでもなく、鉄道やEVバスなどはCO2削減にも繋がりますので環境面(E)でも社会面(S)でも効果が大きいです。
アンフォーチュネートリー伝わらへん! デキる上司も使ってる「危険な」英語
林田 修一世界銀行グループ MIGA 西・中央アフリカ代表
聞き手次第で話し方を変える必要があるということだと思います。相手を見ていれば通じたかどうかも見極められると思います。
例えばリスクをみてる人であれば記事で問題視されている「リスクヘッジ」は間違いなく伝わると思います。和製英語には業界用語もあります。業界外の人がわからなくて当然です。
後は和製英語はそもそも沢山あるので、外国人に通じるかどうかは別の議論だと思います。リスクヘッジは英語ではRisk Aversionと言う??という部分がよくわかりませんでした。リスクヘッジはリスクを取りに行くけど緩和策を講じる場合に使い、Risk aversionはリスクを嫌がり回避する場合に使います。
ESG債、銀行など金融機関でより需要強く=日銀が初調査
林田 修一世界銀行グループ MIGA 西・中央アフリカ代表
近年の金融機関の株主の動きが背景にあります。環境NGOなどが株主提案により環境関連の投融資を促しています。欧州でのトレンドが日本でも見られる様になってきました。
但し、欧州などではESGを重視しすぎることで業績が疎かになるとしてESG経営者が解任されるケースもあります。またGreen washingと非難されないための投資先の精査、情報公開も重要です。SECの規制も入ってきて、Green washingも単にレピュテーション上の話ではなく、罰則化されるフェーズに入ってきています。
https://esgjournaljapan.com/world-news/16969
ほっかほっか亭、「エネルギーサーチャージ」を試験導入 価格高騰で苦渋の決定、周知めぐり客から不満も
林田 修一世界銀行グループ MIGA 西・中央アフリカ代表
本来、エネルギーサーチャージということであれば理由が明確で、エネルギー価格が下がればサーチャージも下がるのでお客さんからしても納得感がありそうです(なので導入したと思います)。
ただ、エネルギーサーチャージは飛行機代以外あまり馴染みがないので、単純に値上げをしている他者と比べて逆に目立ってしまったかもしれないですね。。。スーパーやファーストフードでも普通に値上げしているので無駄に目立たない方が得策な気もします。
ほっともっとも既に6月に値上げしています。。。
https://www.jiji.com/amp/article?k=2022052701098&g=eco
ゲーム理論的に考えても、今の環境だと他者も値上げをすることが見えているので、相手の行動が読めない時にベストな手が打てない「囚人のジレンマ」の状況にはない気もするので、一般論としては値上げ局面にあると思います(逆にタイミングを逸した方がダメージが大きい気がします)

全長120キロ高層ビル、サウジ計画の全容
林田 修一世界銀行グループ MIGA 西・中央アフリカ代表
サウジの他国に対する比較優位は石油の加えて広大な土地です。ジュベール工業団地に行った時に肌感覚で気づいたのは産油国というメリットだけではなく化学プラントや太陽光発電などでも規模の経済を追求できる点です。また再生可能エネルギーから作るグリーン水素も輸出可能な次世代の資源です。
エネルギーと土地があるということはビジネスの誘致もやりやすく、原油の次の時代に向けて着実に先手を打っていて、今回の高層ビル構想も話題を集めるだけではなくビジネス誘致や観光といった観点も重視していることの表れだと感じます(120キロになるかどうかは別として)。
しかし構造物を後世に残したいというのはどの時代も同じなのですね。ナポレオンが、凱旋門、オベリスク、カルーゼル凱旋門を一直線に並べて作った時も、エジプトの三大ピラミッドが一直線に並んでいることを思い出しました。
エクソンとシェブロン、第2四半期は最高益 原油・ガス価格高で

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