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「トラック運送業の倒産」が過去最多ペース!今夏以降も苦境と言い切れるワケ - 物流専門紙カーゴニュース発
Diamond Online
川端 隆史ジョーシス株式会社 シニアエコノミスト
斎藤さんのコメント、ニュースの読み方のお手本。記事はスナップショット的な書き方になる。ある意味でならざるを得ない。しかし、全体を理解した上でのスナップショットなのか、そうでないのかは、書き手の腕の見せ所であるし、書き手の知識やリサーチが現れるもの。いや、逆に業界全体を理解していたらニュース性に乏しいとなり、記事にもならないのかもしれない。 定点観測的な、アナリスト的なレポートならニュース性がなくても意味があるのだが、ニュースということになると、新規性、場合によってはセンセーショナリズムの香りがすることが、暗黙に求められるのかもしれない。(アナリストレポートもなんらかの方向に誘導することになるのではあるのが) おそらく、これだけ倒産しましたが、業界全体のことを踏まえると、日常茶飯で業界を左右するのものではない、という記事は、ニュースとして成り立たないのかもしれない。事実のみを伝えるストレートニュースやアナリストレポートとしてはありではあるが。ストレートニュースも実は書き方によっては、なんらかの意味を帯びてしまうこともある。これだけ倒産しました、と書けば、一般の読み手はそんなに!と受け止めることがある程度予想できる。 本来であれば、何社の倒産を事実を述べつつ、業界全体では何社、ゆえに全体の何パーセントの影響、前年比何パーセントという書き方までする必要があるのだろう。ニュースがそのように書いてくれないのであれば、読み手としては、斎藤さんが示唆したような読み方をしていくしかない。
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K−POPビジネスの「儲けの方程式」を学ぼう
NewsPicks編集部
川端 隆史ジョーシス株式会社 シニアエコノミスト
興味深い分析でした。 JPY、SM、YG創業者のエピソードは在日コリアンのオペラ歌手、田月仙さんが2012年に出した「K-POP 遙かなる記憶」(小学館)が必読。まだ事務所が小さい頃に、直接聞いた内容が記されている。日本文化解禁前の時代に、韓国でブルーライト横浜が親しまれていた話も非常に興味深い。 K-POP史で異彩を放つのは、IUだと勝手に理解している。日本でも今はファンが沢山いるが、しかしながら、日本におけるK-POP史という文脈では、ほぼ、彼女についての議論は抜け落ちる。 日本市場は、本動画でもあるように、規模の大きさやローカライズの文脈があるなかで、IUはある意味で特殊。IUも日本デビューでローカライズの要素が入ったが、日韓関係の悪化や日本側事務所のプロモーションミスもあり、人気はでなかった。しかし、本国では、主要チャートを全て一位をとる、いわゆるオールキルを連発し続けている。名実ともにトップの存在。グローバルでもユエナ(IUファンダムを指す)は多い。 そして、彼女事務所は自身と元々所属していたカカオ、そして元マネージャーの現社長が大株主であるEDAM。ここは未上場であり、IUのために作られた事務所(今はシンセギョンなど他のアーティストも所属)。ゆえに、外部から分析できる情報は少ない。 加えて、ワールドツアーはやるものの、各地のローカライズはないし、英語が流暢な訳でもない。女性ソロのため、ボーイグループやガールグループのような形でのファン層とも違う。 最も異彩を放ちつつも、本家本元のトップに君臨し続けるのがIUである。そして、2022年のコンサート「ザ・ゴールデン・アワー オレンジの太陽の下で」において、彼女をスターダムに導いた「Good Day」から卒業宣言。あの3段ブースターも歌い納めとなった。自らこれまでの舞台の幕を閉じ、新たなページを開く。新アルバムLove wins allは、期待を裏切らないどころか、新境地を楽しませてくれた。 彼女は自分で曲を作るにもかかわらず、他のアーティストよりもリリースペースが早く驚異的。 女優としても傑出。日本では「麗」「マイディアミスター」「ホテル・デ・ルーナ」といった作品群で知られる。歌よりドラマで知った日本のファンも少なくないだろう。 IUほどのアーティストは、そうそう出てこないだろう。
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