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労働力不足で「人材開国」迫られる日本、受け入れ体制はなお発展途上
Bloomberg.com
前田 匠製造業SCM 社員
視点として異なる意見ですが、国外で日経企業駐在を10年経験し、同僚や他在留日本人を見て、日本人の心の壁について考える機会が多くありました。私自身は比較的言語に明るく、食事など自己文化へのこだわりが少なかった為、双方の架け橋的存在でした。 その視点から、日系企業の海外での失敗や、海外人材の受け入れに消極的な姿勢の根本的な問題は、言語や文化的違いではなく、他人との関わりを避けようとする現代的日本人の姿勢が強く関わっていると思う。 海外での経験では、生活習慣の違いや人同士の問題は往々に当事者同士が気持ちを織り交ぜる事なく、話し合い、双方理解を深めて乗り越えていました。(白黒つける事が解決ではない、と思います) 日本国内での生活に慣れない人に往々にして苦情(恐らく匿名)が出るのは当たり前と思います。そこに不満を感じるのは疑問が湧きます。ただ日本でのルールを伝えれば良いし、逆に理由がなくどうしてかわからない日本的暗黙ルールが多い事も理解し、(例えば私はエスカレーターで片側に並んでいる意味が理解できません)に対しては、この際考え直しても良いのではないでしょうか。 相手を受け入れる事は、容易では無いですが、受け入れる前に、自身に壁がある事に気づく事も重要では無いでしょうか。無意識にも鎧で固めた隣人(同僚)と対峙するのは、容易では無いと想像します。
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