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進まぬグローバル教育改革 海外大の資格認定校、目標未達
日本経済新聞
松田 悠介Crimson Global Academy 日本代表 文部科学省中央教育審議会 委員
カリキュラムを導入すればグローバル化が実現できると考えているところに問題がある。 国際バカロレアのカリキュラムは教員の指導力にも大きく依存する。IBカリキュラムは教員にファシリテーション能力を求めるが、日本の先生でファシリテーション能力にたけている先生が多いわけではない。しかも、それを英語で教えないといけないとなると指導できる先生を見つけるのはますます難しい。結局、英語の壁は大きく、日本語IBを導入している学校も増えてしまっている。 詰込み型の教育文化が根深く浸透している日本でIBカリキュラムを導入すると、益々の詰込み型になる危険性もある。IBカリキュラムで学んでいる子ども達は「忙しい忙しい」と言って、自分の情熱や課外活動に取り組む余裕もない。 そもそも6教科群から一科目ずつ選択しないといけないIBカリキュラムはジェネラリストの育成要素が強い。専門性が高い人材が求められているグローバルマーケットにおいて、果たして時代の流れに沿っているのかも疑問。 MYPのカリキュラムを導入している学校はさらに状況が厳しい。MYPは学力水準が低く、ディプロマの準備カリキュラムに適していないのは世界の常識。なので、MYPからIBのDPプログラムに移行すると難易度は劇的に上がり、最終的にDPで非常に苦労する生徒が多い。 世界のIBスコアランキングを見ても、Top100に日本の学校でランクインしているのは一校だけだ。 本当に教育の国際化を実現したいと考えるのであれば、カリキュラムやシステムをパコっとはめる思考ではなく、子どもの学びの特性やニーズに個別最適化した教育システムの開発が必要だろう。
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