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【超図解】今、世界の「EVシフト」に異変が起きている
NewsPicks編集部
Ishihara Daisuke病院勤務 医療技術職
順を追って知る必要があります。 ①各社は2010年代には、ハイブリッドの双璧としてクリーンディーゼルを普及させるはずだった。ところが2015年のディーゼルゲート事件によって、クリーンディーゼルに対する世間の評価が地に落ちてしまった(決して性能や実用性に劣るわけではないが)。 ②これにより、エコカーはハイブリッド1強となってしまい、だれもトヨタに勝てなくなった。アメリカ・ヨーロッパのメーカーから逆切れされることを懸念し、トヨタはハイブリッド技術の開示を行い、各社からハイブリッド車が発売されることを望んでいた。 ③ディーゼルで失敗し、かつハイブリッドの開発ではトヨタに追いつけないので、各社は政治力(立法、補助金、規制、プロパガンダ等)を用いて急進的にEVに舵を切ろうとした。名目は「脱炭素」である。事実としてのEVが脱炭素に貢献しているかどうかは甚だ疑問だが、強力に推進するには看板が必要だった。 ④世界はEV普及に向かうと思われたが、想定外の事態が中国勢の台頭だった。もともとヨーロッパのガソリン車禁止という政策は、メルセデスやフォルクスワーゲンなど既存メーカーがトヨタに勝利する“ため”の政策だった。ところが消費者が選んだのはBYD社であった。 ⑤政治的な理由から推進したEV路線だったが、予想外に中国勢に追いつかれ追い越され、技術的にも想定外に伸び悩んでいる(全個体電池の開発や完全自動運転等)のが現実。そのタイミングでガソリン車を規制・廃止すると困るのは自分たち(EU)なんじゃないかと気づき始めたのが現在。 ⑥とはいえ、EVの将来は明るい。なぜなら完全自動運転はEVでなければ達成できないから。エンジン車では運転支援はできても緻密な車体・運動制御は不可能。そういう意味では5~10年後には、全体の3割がEVになると予想します。
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【新展開】中国EVが、大人気という「まずい事態」
NewsPicks編集部
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