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【保存版】20業界のプロが語る「GPTで変わる働き方」大予測
貝瀬 斉株式会社ローランド・ベルガー パートナー
コメントさせて頂いた。
チャットGPTにより、情報を収集する際に、そのエッセンスまで自動的に抽出してもらえることで、人間はより思考することに多くの時間を費やすことができるようになる。
開発者にとっては、「技術を使って生活者にどんな嬉しさをもたらすことができるのか」を想像する能力を鍛えることになる。
昨今、自動車関連の開発ではデジタルエンジニアリングによる効率化が進んできたが、今後はGPTの使いこなしにより、外部情報からの新たなアイデアの発掘やその受容性の早期把握により、価値向上がより進むことになる。
そうなると、ひとりでじっくり考え込むよりも、リアル人間/GPT問わず、他からのインプットを加味しながら思考を進化させる能力が高い人材(=コラボレーティブな人)が、その恩恵を享受して、より質の高いアウトプットを出しやすくなる。
GPTの技術進化と、GPTを使いこなす人間のリテラシー進化の歩調を合わせることが、成果を生む上で重要だろう。

【日本発】世界に売りたい、儲かる「土壌ビジネス」
貝瀬 斉株式会社ローランド・ベルガー パートナー
令和の払下げとしてヒントがある。
農研機構が技術をそのまま大切に育むだけでは、こうしたビジネスとしての広がりは持てない。
一方で、大企業は自前の研究機能も持ち、そことの棲み分けなども課題となる。
このように、国の機関が持つ資産をベンチャーにうまく開放して、それを活用することでベンチャーも成長、市場も拡大、結果的に国の機関も実績や経済的恩恵を享受する、という三方よしが実現できる。
日本には技術を含めてこのような国有資産が様々ある。
日本でのイノベーションの型として、このような国有資産の払下げ&ベンチャーによるブースト、というものも有効ではないか。
それはまさに、0から5を生むよりも、10を20に育てるのが得意な日本に、よりフィットするように思える。
予約は手紙のみ、文明から離れた“不便な宿”苫屋が国内外にファンを持つ理由とは? 「孤独から離れに来るのかもしれない」
貝瀬 斉株式会社ローランド・ベルガー パートナー
素晴らしいカスタマージャーニー。
印象に残ったのは、宿の方が予約希望の手紙を読むのを楽しみにしているということ。
カスタマージャーニーのデザインにおいて最も重要なのは、デザインする側がワクワクするか、なのかもしれない。
顧客にフォーカスし過ぎると、いつの間にか顧客を誘導するという、ともすると支配的な考えに陥りかねない。
顧客だけなく自分自身の感じ方もセットで考える、つまり
顧客がこう感じてくれると自分はこんなにも嬉しい、という共創的、分かち合い的な考えになりやすいようにも思える。
全ては顧客のため、という下僕的な考えは、むしろ事業としての持続性が低下する。
顧客と企業、需要者と供給者といった肩書をとっぱらい、同じコミュニティにいるみんなでハッピーになる、幸せの総量を増大する、という視点で物事を考えた方が、結果的に顧客の満足もより高まるのではないか。
お宿の店主の表情からは、そんなオーラも感じる(筆者の思い込みかもしれないが)
DMM、EV充電サービス参入。事業者向けに「0円プラン」「売電シェアプラン」を提供
貝瀬 斉株式会社ローランド・ベルガー パートナー
DMMだからこそのサービスに期待したい。
足元では、充電料金が高騰しており、1km走るためのランニングコストはエンジン車以上になっているケースも散見される。
しかも急速充電器は限定的であり、通常充電では「わかってはいたものの」思った以上に充電時間の長さにストレスを感じるという声も聞かれる。
当然、充電サービス事業単体ではなかなか儲からないかもしれない。
しかし、DMMのような複合サービス企業であり、且つ亀山さんの「トータルでよければ良しとする」という考え方を持つトップの存在が、EV普及の大きな後押しになるかもしれない(Newspicksの亀山さんの記事は興味深いものばかり)。
市場としてのブレークスルーは、いち経営者の胆力によってもたらされることも少なからずある。

【注目】球場が「街の顔」に。北海道で始まった新イノベの真相
貝瀬 斉株式会社ローランド・ベルガー パートナー
「人が日常的に集う」「人を刺激する仕掛けを埋め込む」という両輪を備えることが重要ではないか。
日常的というのは、まさに多様な目的をカバーする、ないしはそもそもさしたる目的がなくても立ち寄りたくなる場を用意することが有効。
投資対効果を考えると、特に後者も重視すべきである。
それには、場づくりだけでなく、習慣づくり、癖づくりをいかに最初から意識した働きかけができるかがカギとなる。
立ち寄るだけでは飽きも来る。
なので、刺激する仕掛けも重要。
刺激とは、新たな情報、新たな出会い、新たな景色、新たな行動、様々なものがある。
いかに集った人同士の交わりを演出できるかがカギとなる。
結局、場所を作っているようで、実は場や機会を作っているのであろう。
これは、一般企業などにも当てはまる。
組織の顔を作り、そこに社員が日常的に集い、社員が刺激を受ける仕掛けを埋め込むことで、イノベーションやコラボレーションの持続性や深みを増すことにもつなげうる。
球場づくりから学べることも多い。
“中国人爆買い離れ”で苦しむラオックス。「バブル期のシンボル」買収で延命なるか
貝瀬 斉株式会社ローランド・ベルガー パートナー
中国資本の受け入れによる再生というアングルは、ひとつの切り口になりえる。
もちろん、全ての企業に適用できるわけではないので、バーニーズの再生がこれだ約束されるとは思えない。
ただ、精神論で中国資本の受け入れを拒絶して倒れるくらいなら、再生のきっかけ獲得のために合理論で受け入れることも検討すべきだろう。
それは、決して軍門にくだるというネガティブなものではなく、戦略的売却というポジティブなものと捉えるべきである。
元々ラオックスが蘇寧電器からの資本を受け入れてなければ、そもそも今日まで生き延びていたかも相当疑わしい。
もちろん、最近は苦しい状況ではあるが、少なくとも一時は蘇寧電器だからこそ実現できる中国人インバウンド獲得により再生のきっかけを掴んだのも事実である。
そして、国内の雇用の一部を守れたことも事実である。
逆に言えば、戦略的売却には、買い手がつくほどの魅力があるうちにアクションを起こすという、タイミングが極めて重要となる。
売却を十羽一絡げでネガティブに捉えていると、そのタイミングを逸しかねない。
戦略的売却の意義について、改めて考えるべきではないか。
米テスラ、テキサス州で100万台分のリチウム生産へ=マスクCEO
貝瀬 斉株式会社ローランド・ベルガー パートナー
テスラの垂直統合はECUから電池材料まで多岐にわたる。
技術のコントローラビリティ、調達のコントローラビリティを握ることで、外部依存を抑制する考え方だろう。
「不足」に対しては有効であるが、「余剰」に対してはマネジメントのうまさが求められる。
つまり、技術不足リスクは手の内化で回避できうるが、技術余剰、つまり生活者が価値を感じられない技術余剰は、その開発費が負債としてのしかかる。
調達不足リスクも自社調達で提言できるが、調達余剰、つまり素材や部材と最終製品の需給バランスが崩れると、その在庫が負債としてのしかかる。
一方で、不足への備えがないと、それ以上のリスクを抱えかねない。
その中で、世の中を「読んで」バランス点を見出すのはそもそも限界があるという考え方の中、むしろ世の中を「導いて」バランス点を主体的に成り立たせるという考え方のように思える。
そのような覚悟や胆力も、垂直統合モデルを目指す条件と言えるのではないか。
米テスラ、国内主力市場のカリフォルニア州でシェア縮小
貝瀬 斉株式会社ローランド・ベルガー パートナー
各社のモデル投入が続く中、当初の寡占状態が失われていくのは当然のこと。
重要なのは収益。テスラは値下げから、直近は値上げと、価格を弾力的に変えている。
迷走とみる向きもあるが、需給バランスを見ながらよりダイナミックに変えているとも見える。
ホテルのようなプライシングは、従来の自動車業界ではあまり見られなかったが、こういうところでも新たなチャレンジをしている可能性はある。
更に今後は、IRAで優遇対象から外れたEVは、シェアが低下するだろう。
そうなると、またテスラのシェアが高まることも想定される。
消費者を混乱させない範囲で、需給や価値に見合うよう価格を変化させる動きが与えるインパクトを見守りたい。

【読書】あなたの「努力」には、何が足りていないのか
貝瀬 斉株式会社ローランド・ベルガー パートナー
"報われる人はまず聞き、報われない人はまず話す”、"報われる人はマネを厭わず、報われない人は自分らしさを追い求める"、、、共感する。
報われる努力とは、報われるために努力するという意識を持たない努力だと思う。
過度の目的意識は、いつしか過度の自己肯定により「目的達成したことにする」方向へと導きがちだが、実際には目的を達成していない。
このような状況では、知らぬ間にプライドが介在し、人の話に興味を持って耳を傾けたり、マネから始めてみることを阻害する。
肩の力を抜き、「いつ報われるか、そもそも報われるかもわからないが、興味のままに動いてみよう」という思いで投じるエネルギーや活動は、自分に様々な発見をもらたらし、場合によっては当初目的とは別の、より高次元な目的を達成していることに気づくこともある。
自らは素直であること、人や物事にはまず好意的に接してみること、、、それがあれば、同じ努力をしても得るものが増える。
それが、報われるということになる。
EV税優遇、米車のみ=日産「リーフ」は対象外
貝瀬 斉株式会社ローランド・ベルガー パートナー
IARはOEM単独ではなく、サプライチェーンを跨いだ対応が必要となるため、相応の時間を要するだろう。
但し、忘れてはならないのは、IRAに対応しなくてもEVを販売することはできる、という点である。
価格感度の高い顧客をターゲットとしたセグメントであれば、優遇が販売シェアに直結する一方、ユニークネスを重視する価格感度が相対的に低い顧客をターゲットにすれば、IRA未対応でも買う人は買う。
日本でも、存在感のある中古車は、新車より高価でも購入する人はそれなりにいる。
これは決して高級かどうかに限らず、例えばデザインや付帯サービス、限定性など、存在感を演出する要素は様々ある。
価格感度の高い顧客よりも、価値感度の高い顧客をターゲティングし、そのお眼鏡に叶う商品を提供することで、IRA対応までの期間でもEVで事業を拡大することもできるのではないか。
テスラ利益率が急低下、市場での独走態勢に終止符か
貝瀬 斉株式会社ローランド・ベルガー パートナー
そもそも市場拡大に伴い、いつかは独走態勢に終止符が打たれる、これは当然のこと。
テスラの段階的な値下げは、価格感度の見極めのための取り組みであり、従来のプレミアム専業からセミプレミアムへの展開を試みている最中と考えられる。
但し、BYDとはそもそも競合するつもりもないであろう。
そのため、むしろ今後のさらなる値下げやそれによる販売台数の反応に注目したい。
もうひとつ、テスラは最新技術への開発投資を集中的に行い、少なくともこれまではその成果を着実に刈り取ってきた。
それは電池然り、統合制御系然り、である。
営業利益率の低下も、ドラスティックな開発への投資だとすれば、今後回復してくることも十分考えられる。
四半期という一時的な業績の揺れで、事業の本質的な競争力の低下とみるのは早合点だろう。
上海モーターショー開幕 新型EV一色 国内外1000社以上が参加
貝瀬 斉株式会社ローランド・ベルガー パートナー
市場による濃淡は今後も続くだろう。
その中で中国においては、やはりEVがマジョリティを占めるようになる。
日本企業へのインパクトは、中国国内に限らず、日系OEMの牙城であるアセアンでの中国OEMのシェア拡大ではないか。
今は群雄割拠の中国EV OEMだが、今後集約化は進むだろう。
つまり、強いOEMができあがってくる。
タイヤインドネシアでも電動化は無縁ではなく、その中であフォーダブルなEVを御旗に中国OEMが攻勢をかけてくる。
気になるのは、アセアンの生活者において中国製品の受容性が高まっていること。
このような生活者の変化と中国OEMの展開が相まって、結果的に日系OEMがシェアを失うことも考えられる。
もはや中国は自動車においても、消費市場としてだけでなく、グローバル展開ハブとしてとらえる必要がある。
グローバルの中での中国という位置づけで、影響を広く見据えることが大切ではないか。
日本AI界の“スター”が作った自動運転車に乗ってみた 創業から1年半で市販化 彼らの「無謀な計画」とは
貝瀬 斉株式会社ローランド・ベルガー パートナー
ソフトの強みを生かしたハードビジネスへの参入、なかなかユニークである。
ハードの素性の良さを活かした戦い方、ハード・ソフトを両方持つ強みを活かした戦い方、ソフトの深みを活かした戦い方、、、現時点ではどれが勝つかはわからない。
ただ少なくとも、ハードビジネスはハード出自でないと難しいという従来の考え方に対するチャレンジは、意義深い。
実際、中国ではファーウェイが、モーターや減速機、コントローラーなどを組み合わせた電動パワートレイン事業を行っている。
自動車ほど複雑なハードは従来手掛けていなかったという意味では、まさにソフト起点のハードビジネスの実例と言える。
そうなると、従来のハードメーカーも、「ソフトに比べてハードはノウハウの蓄積がものをいう世界なのでキャッチアップされにくい」という考えを改める必要がある。
ハード勝負に思わぬソフト出自のプレイヤーの新規参入があり、全く異なる価値での戦いを仕掛けてくる。
実際、ファーウェイが謳っているのも、「パワートレインのクラウド化によるするれたドライブ体験」である。
パワートレインでクラウドをウりにするというのは従来ほとんどなかったが、出自の違いによる新たな価値で、生活者のクルマ選びの物差しを変えに来ている。
既存のハードプレイヤーは、同じ物差しの中での勝負だけでなく、異なる物差しの持ち込みも念頭に入れた上で、真摯に新たな価値を提供していくことが重要となる。
船井電機HD、脱毛サロン「ミュゼプラチナム」を買収…テレビ事業不振で美容機器を新たな柱に
ポルシェファンへ 6月にフェス 木更津でアジア最大のイベント ドイツ本社から特別車両持ち込みも
貝瀬 斉株式会社ローランド・ベルガー パートナー
モデルラインナップがこれだけ広がった中、ポルシェがファンをどのように定義して、どのようなコミュニティ形成を目指しているのか、興味がある。
販売台数も少なく911が売り上げの大半を占めていた20年前に比べて、顧客層は多様化している。
そこには、技術や歴史に魅せられたコアなファンから、経済的にゆとりもあるのでなんとなく買った人まで、様々だろう。
かつて初代ボクスターが発売された際、ポルシェは911顧客をより重視したマーケティングを行った。
それは、ラインナップを下方展開しても、ポルシェの911を基軸とする思想や技術は変わらないことを理解してもらうため。
それも、今日まで、ラインナップの拡充とブランドの濃さを両立し続けてきた要因であろう。
コミュニティは形成に時間も掛かり、且つひとたび棄損すると回復にはさらに時間が掛かる。
そのようなセンシティブなものをどう運用していくのか、そんな文脈でこのイベントにも着目したい。

NORMAL
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