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【日本売り】伝説の投資家「ジム・ロジャーズ」に色々聞いてみた
NewsPicks編集部
清水 大吾元ゴールドマン・サックス証券 務推進部長(SDGs/ESG担当)
ジム・ロジャースと対談させていただきました!! 僕としては「ジムに日本のミクロの変化を気付いてもらい、日本の可能性を信じてもらう」ということがミッションだったのですが、なかなか簡単ではありませんでした(泣) でも我々は人口減少、債務の膨張という厳然たる事実から目を背けてはいけませんし、ジムはそのことに関してずっと警鐘を鳴らしてくれています。 そこには、ジムの日本に対する深い愛があります。 彼はうなぎが大好き(笑)だし、日本の現場力に対する評価はとても高いのです。 我々は「誰かがやってくれるはず」とのんびり考えるのではなく、自分たちが覚悟を持ち、痛みを伴う改革をしなければなりません。 資本市場にて企業は投資家とシッカリと向き合ってコーポレートガバナンス改革を推し進め、労働市場にて雇用の流動性を高めることによって従業員のフル・ポテンシャルを引き出し、この国の経済に規律を取り戻しましょう。 そして、「自分の国は自分が守る」という覚悟を持って痛みを伴う改革を進めていきましょう。 次世代にこの国を引き継ぐために、何ができるか? そんな青臭い理想を掲げながら、私は出来るだけのことをやっていきたいと思っています。 ただの批評家にはなりたくないので、来年の前半からはもう一度資本市場に戻って闘いを続ける予定です。
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【JTC必見】エリート主義のNTTが、年功序列をぶっ壊す理由
NewsPicks編集部
清水 大吾元ゴールドマン・サックス証券 務推進部長(SDGs/ESG担当)
米国の投資銀行で働いてきた経験で言うと、ジョブ型が全てにおいて優れているとは思いませんが、社会の価値観が大きく変わるタイミングにおいて日本型の雇用制度では自ずと限界があることは明らかでしょう。 明確な答えが存在しない社会においては、中間管理職に対するリーダー教育を通じて、自社の存在意義を打ち出す為の企業文化の醸成が必須になるはずです。 ここでリーダーがどういう存在なのかに関して、稲盛さんと一緒にJALの再生を手掛けられた大田嘉仁さんの以下の言葉が本質を言い当てているように思います。 「リーダーは、どんな困難に直面しても逃げずに真正面から取り組む勇気があって、また部下や仲間を大切にする優しさをもっている。さらに常に謙虚で努力を怠らない。」 このようなリーダーは、自分の心を高めようと常に謙虚に努力した結果として辿り着けるものであり、無駄に年齢を重ねたからといって辿り着けるものではありません。 ここに、日本型の年功序列の一番の問題点があるのではないでしょうか?(要は、リーダーの資格のない人を昇進させてきた。) 一方でイロイロな職場を経験するジェネラリスト型も十分に意義があると思いますので、日本型の良いところは残しつつも「年齢や職歴に関係なく、リーダーの素養がある人をしっかりと昇進させる」という点にこだわりを持ち、日本発で最適な人事・報酬制度を打ち出していければ良いですね。 NTTさんの取り組みが、その先駆けとなる事を期待しています。 一方でNTTさんの場合は、GAFAというグローバル巨人との人材獲得競争の中で必然的に出てきた取り組みでしょうから、この流れがインフラ企業や内需企業にも広がっていく事を期待してやみません。
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