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【月面着陸】日本は5か国目。ピンポイント着陸も「ほぼ成功」
石田 真康SPACETIDE 代表理事兼CEO A.T. カーニー ディレクター(Space Group Lead)
日本初の月面軟着陸の成功、素晴らしい偉業です!月を目指す国が増える中、月面までの輸送技術を確立して、自国として持つことには大きな意味があります。加えて、注目は技術の先進性&独自性。昨年月面着陸に成功したインドは低コスト技術が話題を集めましたが、日本の独自性はピンポイント着陸技術。この世界初の技術実証は「降りれるところに降りる」から「降りたいところに降りる」という月面探査の新しい時代を切り拓く技術基盤になると思います。そうした意味では、この独自技術を今後の民間企業による月面探査など、継続性あるミッションへとつなげていってほしいです。徹夜での取材を続けて記事を書かれた中居さん、本当にお疲れさまでした!
探査機SLIM、日本初の月着陸 太陽電池が電力発生せず
石田 真康SPACETIDE 代表理事兼CEO A.T. カーニー ディレクター(Space Group Lead)
日本初の月面軟着陸の成功おめでとうございます!昨日の記者会見は途中で寝てしまいましたが笑、起床とともにビッグニュースでした。米国のアルテミス計画や中国の月探査など、月を目指す国が増える中、月面までの輸送技術を確立して、自国として持つことには大きな意味があります。昨年成功したインドは低コスト技術が話題を集めましたが、日本はピンポイント着陸技術。この世界初の技術実証は「降りれるところに降りる」から「降りたいところに降りる」という月面探査の新しい時代を切り拓く技術基盤になると思います。日本では民間企業のispaceも2回目のミッションを発表済みですし、今後月探査の議論がより一層機運が高まっていくことを期待します。
米無人月面着陸機、ロケット分離後に不具合-50年ぶりの挑戦に暗雲
石田 真康SPACETIDE 代表理事兼CEO A.T. カーニー ディレクター(Space Group Lead)
公式発表では、Astroboticの月着陸船が推進系に異常をきたして、推進剤が漏れ続けているようで深刻な状況に見えます。また今回の着陸船にはポカリスエットさんが子供たち18万人の夢を書き込んだドリームカプセルが搭載されており、こちらのプロジェクトにも影響があるかと思います。改めて、月探査の難しさを感じますし、比較感から言えば、昨年日本の宇宙スタートアップispaceが月面着陸まであと少し(ミッション10個の内、8個までクリア)まで到達したことは大きな成果であったと思います。今年は1/20に日本のSLIMの月面着陸が予定されています。成功すれば日本初、世界で5か国目の月面着陸です。また米国では今回のAstroboticに続いてIntuitive Machinesの月着陸船が打ち上げ予定です。Intuitive Machinesは米国現地でも評判の高いチームでして、民間企業初の月面着陸にトライします
【3度目の正直】それでも日本が月面着陸を目指す理由
石田 真康SPACETIDE 代表理事兼CEO A.T. カーニー ディレクター(Space Group Lead)
中居さんの記事!月は月面着陸や探査としての意義が注目を集めがちですが、世界でも日本でも将来的な月経済圏(もっというと月近傍を含めたシスルナ経済圏)に関する議論が進んでいます。直近でいうと米国防総省の研究機関が始めたLunA-10プロジェクト。10年後の月における商業活動の想定も見越した、月面インラフの技術コンセプトを検討する枠組みにSpaceXやBlue Originを始めとする企業が参加しています。日本初の宇宙ロボティクス企業のGITAIも参加してます。月は中長期的に注目されているエリアです!
テスラ、「サイバートラック」納車開始-価格は約904万円から
民間宇宙船開発の支援強化、旅行ビジネス拡大見据え政府戦略…大気圏再突入技術など優先
石田 真康SPACETIDE 代表理事兼CEO A.T. カーニー ディレクター(Space Group Lead)
政府委員として宇宙技術戦略の議論に参加しています。先日の宇宙基本政策部会後に公開された宇宙技術戦略の考え方(案)に詳細があります。衛星、輸送、科学・探査の3分野+分野共通技術から構成がされており、重要技術のスクリーニングの基準は技術的優位性、自律性、市場&ユースケースなどから判断がされています。加えて、大事なのは宇宙技術戦略はローリングをされていくことです。詳細はこちらをご覧ください。
https://www8.cao.go.jp/space/comittee/01-kihon/kihon-dai35/siryou1.pdf
【直言】日本企業復活のカギは「脱・コンサル丸投げ」にある
石田 真康SPACETIDE 代表理事兼CEO A.T. カーニー ディレクター(Space Group Lead)
20年間経営コンサルをしています。同時に8年間非営利団体のCEOもしていますので、双方の立場にいるものからすると、経営者としてコンサルをうまく使うのに以下が重要と思います
①コンサルの得意とする論理的正しさは経営的正しさと同じにならないケースが多々あります。だからといって論理的正しさに意味がないわけではなく、一つの物差しとして極めて重要です。そのうえで実際の経営判断をどうするか、リアリティの味付けをどうするかはCEOの仕事。判断をコンサルにゆだねてはいけないと思います
②コンサルはスコープを切って仕事をしますが、CEOはスコープはきれずにすべてが自分の課題となります。ゆえに、コンサルを雇う際には上流で、経営上の問いの設定=スコープ設定を適切に行えるかが、後々にコンサルの提言を経営に取り入れるためには重要になります。問いの設定をコンサルに丸投げするのはうまくいかなくなります。
③コンサル(に限らずですが)CEOとしては客観視点はやはり役に立つと思います。CEOとしては自己制御をどこまでしても、人間としての意志や感情もあるので主観的にならざるをえない。むしろ主観的であることが価値ですし。他方で客観的視点を補うのは常日頃から重要だと思います
④コンサルをベンダーとして扱う、逆にコンサルを先生として扱う、のいずれの上下関係も往々にしてうまくいかないです。成功しているプロジェクトにおいては、ある種のスペシャリストあるいはパートナーとして付き合うのが最もうまく機能すると思います。
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