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テスラ、「サイバートラック」納車開始-価格は約904万円から
民間宇宙船開発の支援強化、旅行ビジネス拡大見据え政府戦略…大気圏再突入技術など優先
石田 真康SPACETIDE 代表理事兼CEO A.T. カーニー ディレクター(Space Group Lead)
政府委員として宇宙技術戦略の議論に参加しています。先日の宇宙基本政策部会後に公開された宇宙技術戦略の考え方(案)に詳細があります。衛星、輸送、科学・探査の3分野+分野共通技術から構成がされており、重要技術のスクリーニングの基準は技術的優位性、自律性、市場&ユースケースなどから判断がされています。加えて、大事なのは宇宙技術戦略はローリングをされていくことです。詳細はこちらをご覧ください。
https://www8.cao.go.jp/space/comittee/01-kihon/kihon-dai35/siryou1.pdf

【直言】日本企業復活のカギは「脱・コンサル丸投げ」にある
石田 真康SPACETIDE 代表理事兼CEO A.T. カーニー ディレクター(Space Group Lead)
20年間経営コンサルをしています。同時に8年間非営利団体のCEOもしていますので、双方の立場にいるものからすると、経営者としてコンサルをうまく使うのに以下が重要と思います
①コンサルの得意とする論理的正しさは経営的正しさと同じにならないケースが多々あります。だからといって論理的正しさに意味がないわけではなく、一つの物差しとして極めて重要です。そのうえで実際の経営判断をどうするか、リアリティの味付けをどうするかはCEOの仕事。判断をコンサルにゆだねてはいけないと思います
②コンサルはスコープを切って仕事をしますが、CEOはスコープはきれずにすべてが自分の課題となります。ゆえに、コンサルを雇う際には上流で、経営上の問いの設定=スコープ設定を適切に行えるかが、後々にコンサルの提言を経営に取り入れるためには重要になります。問いの設定をコンサルに丸投げするのはうまくいかなくなります。
③コンサル(に限らずですが)CEOとしては客観視点はやはり役に立つと思います。CEOとしては自己制御をどこまでしても、人間としての意志や感情もあるので主観的にならざるをえない。むしろ主観的であることが価値ですし。他方で客観的視点を補うのは常日頃から重要だと思います
④コンサルをベンダーとして扱う、逆にコンサルを先生として扱う、のいずれの上下関係も往々にしてうまくいかないです。成功しているプロジェクトにおいては、ある種のスペシャリストあるいはパートナーとして付き合うのが最もうまく機能すると思います。
スペースX、スターリンクの2024年IPOを検討-関係者
石田 真康SPACETIDE 代表理事兼CEO A.T. カーニー ディレクター(Space Group Lead)
うーん、どうだろうか。SpaceXは今年90億ドル、来年150億ドル位の売り上げ予測となっていて、スターリンクはその売上の成長ドライバーになっていて、かつキャッシュフロー的にもよくなってきており、同社の時価総額の過半はスターリンクの評価になっています。他方で、SpaceXが目指す火星人類移住などはまだまだ時間がかかって、投資もかかる領域。そういう意味ではスターリンクだけ切り離して上場させて、他方SpaceX本体は非公開のままやっていくというのはあり得るかもしれません(資金的には還流させながらだと思いますが)
マスク氏のスペースX、24年売上高2.3兆円の見通し-スターリンク好調
石田 真康SPACETIDE 代表理事兼CEO A.T. カーニー ディレクター(Space Group Lead)
売上成長スピードと事業ポートフォリオのバランスが凄いと思います。話題にあがるStarlinkは初期の巨額投資が大きいのは事実ですが、
①コスト競争力と投資効率は競合他社に比べて圧倒的に良いです(衛星コスト、打ち上げコスト、頻度などなど)
②巨額投資に加えて、周波数と軌道権益と顧客基盤の獲得が当面の目的で、これを構築すると競合他社があとから入れなくなります。すでにかなり高い参入障壁になっています。
という状況なので、今後の推移次第では累積キャッシュフローの赤字解消も業界の予測よりは早くできるかもしれません。
国産ロケット、スタートアップ4社で選抜競争 27年度に打ち上げへ
マスク氏率いるスペースX、米宇宙軍から契約獲得-衛星通信提供

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