市川 雄介

モノづくりなんで品質統制が重要なのは間違いないが、ITエンジニア不足の中で、チェックする人にどれくらい出来る人が集まるのか、あるいは離職せずにその仕事を続けられるのか、良く分からない所はある。

資産インフレに対応した急なピッチでの利上げの後、証券投資で損失なり含み益の縮小が起き、不動産価格の下落から直接間接問わずに損失が出て、ホールセールなど大口預金が多い銀行が幾つか破綻していった、というのは米国の現状でもあり、日本のバブル崩壊後の姿でもある。ストック調整は思ったより長引くのだろう。

2020年4月にレイズした6号ファンドが、2022年後半には概ね投資完了できた事から、新しい7号ファンドが1300億円で立ち上がりました。 AUMの成長ペースをある程度保ちながら、これまでのバリュークリエイションと投資リターンを再現して行くと共に、PBR1倍割れ、上場市場維持基準、事業承継などに解決策が提供出来ればと思います。

近代東京を代表する財閥系の不動産会社が、2度目の東京五輪を終えた21世紀において、ニューヨークの地名を付けた商業施設を沢山展開するの、やや物悲しい感じがする。

ヘッジファンド、グローバルマクロは好調に見えたが、株式は資金流出なんだね。

クレベリンの広告はダメだと思うが、では「お守り」は宗教行為だからOKという線引きは考えてみると微妙に思える。お守りには、無病息災とか交通安全とか書いてあり、その効果効能を期待されて買われている。が、その表示の根拠を示せと言われると困ると思う。

ルルレモンと言えば、記事にも出てる創業者が日本人がLを発音出来ないからそれを笑えるブランド名にしたというエピソード。世界で売れてても、自分達のブランドでは無いと感じる。

技術の高さもさる事ながら、Windows標準に組み込んでも受けられるコンピューティングリソースが凄い。新しいものを、とんでもない物量で、全世界に短期間でデリバリー出来る米大企業のロジのレベルの高さは、ワクチンでも感じた。

レバレッジドファイナンスのコストは、かなり日米差が広がったので、相対的にICRなどの指標では余裕がある様に見えるが、米国のファイナンシングは今年も引き続き厳しい模様で、今後そちらに収斂すると、マルチプルは下がり、とても割高な局面だったとなる可能性はある。

シリコンバレーのベンチャー企業で働いた事で経営者として覚醒したのと、同じレベルかは分からないが、自分も2社ほど投資先のオペレーションに入ったり、実際マネジメント交代の狭間で代打ちした事で、経営や投資の勘所を掴む程度が、何段階か深くなったと思う。 特に、B2Cの業界で、新しい商品やマーケティングを自分で企画して議論してローンチして、売れたり売れなかったりした事は、売上施策への投資への心理的障壁を無くした。パー券の手売りをする内に、イベント運営への怖れが減るのと似た所があるかもしれない。

睡眠中に何らかのメンテナンスが行われてるのであろう、と直感的にはほぼ反論不能な事を、証明しようとすると一つの研究所が必要というのは面白い。また、世界で唯一の研究所という事は、それだけ手掛かりに乏しく、ROIが低い研究分野であると見做されてるという事でもあるだろう。手っ取り早くお金に繋がりそうな分野なら多額の資金が付くので。 独自性のあるイノベーションやノーベル賞は、こういう分野から生まれてくる。ただ、生まれてきたネタがお金につながりそうになったタイミングで、多額の資金と人を投じてデリバリーする所で、大体日本は弱い。