青島 紀明

少々強引ですが今回のお話からは、 企業として何を実現したいか、 そしてそれにまつわってお客様に対して何を提供するべきなのかを きちんと自覚している企業が残っていく。 そういった企業の自己実現にとって旧来の垣根はそぐわないだけ。 そしてこの様な動きがだいぶ活発になってきている。 というメッセージを受け取りました。 この結論を導くにあたって、テスラの例は以下のように解釈しました。 ・テスラは企業として、「テスラストーリー」とも呼べる、大きなストーリーやゴールを持っている。 ・その一部が車にまつわるものなのだと思います。いわば「テスラストーリー　電気自動車編」 ・そしてテスラユーザーは、この「テスラストーリー　電気自動車編」を体験している。 ・この「ストーリー」の中では色々なエピソードが展開されていて、買い換える必要性の少ない車や専用の駐車場といったはそれらの一部だということ。 この様に多岐にわたるエピソードを実現していくためには、単純に旧来の垣根は不要だということ。 そもそも垣根を壊すことが目的ではなく、目標の実現には垣根を意識する必要がなかった。 テスラにとって自明の理で行動していることが、”業界”からしてみたら新しい動きに見えている。