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【証言】日本の教育は、一体何が「ヤバい」のか
中村 勝裕Asian Identity Co., Ltd CEO & Founder
日本の閉鎖的・同質的な集団が強く残っている学校があるとすれば、そうした環境とは一刻も早く距離を置くべきでしょう。
だからといって「海外」「インター」というのは、議論が飛躍していないか注意したいです。国内でも良い環境の学校はたくさんあります。
学校の質は国家のレベルに比例するので、初等教育において世界トップクラスの日本をわざわざ離れて、それより劣る国に移る必要があるか?ということをよく考えたほうがいいと思います。
また、インターもしっかり選ばないと、創造性教育と称して日本人よりもはるかに熱意とスキルの低い教師のゆるゆるの授業に放り込まれるということもありえます。
日本のレベルが国際的に一気に低下するのは高等教育以上です。だから大学で海外に行くかその準備として高校生のうちに留学するか、というのは今後ますます重要だと思いますが、果たして初等教育のうちにそれをするべきか?は議論が分かれるところじゃないかなと思います。
【図解】「移民大国ニッポン」が知らぬ間に現実となっていた
中村 勝裕Asian Identity Co., Ltd CEO & Founder
良い特集でした。(中身は柳井氏vs前澤氏の記事ではなく、移民制度の記事)
「日本は移民拒否国ではなく、実質的には多い」
「外国人の犯罪率はむしろ低い」
などの事実をちゃんと理解して、移民アレルギーへの誤解を解いておくことが大事ですね。
個人的には、特定技能と高度人材は全然別物なので、分けて議論しないと本質を見誤ると思っていいます。
新興国からの特定技能人材がまだまだ増えるのは確実でそれは良いことなのですが、高度人材からは間違いなく見放されていると思います。
優秀なホワイトカラーを採用しても、社内慣習・言語の壁・JDや人事制度の壁にぶち当たって失望して辞めてしまうということが起きます。(海外拠点と似ていますね、、)
一方、「留学生の3-4割が5年後も日本に滞在している。日本は留学生の定着率が高い」という事実はポジティブで、若いうちに住んでもらえれば文化的に馴染む可能性が高いと言えるのかもしれません。
【新潮流】今、「普通の親子」が日本を離れ始めている
中村 勝裕Asian Identity Co., Ltd CEO & Founder
「教育移住が熱い」そうです。
幼い頃から英語に触れ、海外異文化体験もできて、国さえ選べば東京よりコストは低く、インターの値段もそれなりに抑えて、親も一緒に海外で過ごせる!という良いことづくめのストーリー。
海外で子供を10年育てた自分も、それらのメリットは実感しましたが、議論から抜けがちなのは「教育の質」の視点。
インターだから教育の質が良いかは一概に言えず、数学力の平均値は日本の学校の方が高いし、思考力のベースは母国語になるため、英語を母国語にする覚悟を持つか、そうでなければ日本語を注意して鍛えないと思考力が伸び悩みます。
ビヘイビアの観点でも、海外インターのクラスメートの質はかなり様々。ゆったりした環境の中で規律や忍耐力が育たないことに不安を抱えるご家庭も少なくないです
何を選んで何を捨てるかという話になりますが、結局は体験してみないとわからないので、メリデメを理解した上で飛び出してみるのはありだと思います。
ドンキ親会社、創業者の22歳息子を取締役に 安田氏が狙う若返り人事の勝算
中村 勝裕Asian Identity Co., Ltd CEO & Founder
22歳は凄いですね。
元々完全実力主義のドンキであれば馴染みやすいのではとも思いますが。
カリスマ社長の後継はどこも難しいですが、ユニクロしかり、トヨタしかり、「世襲」が有力な選択肢として現実味が増してますね。
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ドンキには「顧客親和性」という鉄則がある。店づくりには想定顧客に最も近い店員が関わるべきだ、という考え方だ。 実際、ドンキの顧客層は、小売業界の中でも若い。特に「MEGAドン・キホーテ渋谷本店」では10代、20代の来店客の割合が40%を超える。Z世代(1990年代半ば〜2010年代初頭生まれ)に特化した店舗「キラキラドンキ」も業態として確立し、全国に出店拡大中だ。
【橘玲】ニッポンの会社員が「狙い撃ち」されるワケ
中村 勝裕Asian Identity Co., Ltd CEO & Founder
「高齢者ディストピア」と化す未来が確実に迫っている日本。現役世代の家計はどんどん苦しくなり、高齢者の生活保護も爆増します。
働き手の引退を遅らせるのは国家財政的には必須ですが、高齢の経営者や管理職が居座ると企業の変革力を削ぐことになる。
企業側としては無秩序に役員年齢を引き上げていくような運営は避けるべきですし、個人としては組織の管理職でなくプレイヤーとしての生涯現役を目指すべきでしょう。
おじいちゃんセールスとか、おじいちゃんエンジニアとかでもいいと思う。
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大企業の管理職だった男性が典型ですが、定年後に自治体のボランティア活動などに参加したのはいいものの、周りの人にマウンティングを始めたり、パワハラやセクハラで顰蹙(ひんしゅく)を買うことが多いのはこのためです。
私が「生涯現役」を勧めるのは、お金の面だけではなくて、健全な評価を得ることが良い人間関係を構築し、充実した人生を送るのに役立つからです。
発展途上国ならぬ「衰退途上国」とやゆされる日本は、これからさらに貧しくなって、現役世代の負担も増えていくでしょう。
【必修】転職=正解?年収アップに繋がるキャリアの作り方
中村 勝裕Asian Identity Co., Ltd CEO & Founder
「転職すると給料が上がる」。
日本にもそういう時代が来たのは、企業にとっては負担ですが硬直化した日本社会にとってはよいことだと思います。
ただ採用側の目線では、良い転職をするうえで以下のポイントは知っていてほしいです。
・「今の職場で成果を上げている」人しか年収はアップしない
企業は活躍している人が欲しいので、ただ単に職場を変わるだけで収入が上がるわけではありません。今の職場で粘り強く成果を上げ、それを引っ提げて他者に売り込んでほしいです。もちろん、うわべだけの成果や盛った業績は見抜かれます。
・異業種への転職で年収はアップしづらい
「新しい分野に挑戦したい」という転職動機も多いですが、企業からすると未経験者を取りなおかつ高い報酬を払うのはリスクがあります。異業種転職は「新しい経験を買う」という意味で、年収スライドか場合によってはダウンもあると心得ましょう。
・「今の職場での評価」があなたへの評価
今の職場では評価されていないから、新しい職場を求めたい、という動機はあまりうまくいきません。職場が変わってパフォーマンスがガラリと変わることは稀ですから、前の職場での評価と次の職場での評価はおおむね一致します。(あまりに不運な職場を除いて)。今の職場で惜しまれて辞めるような人材を企業は求めています。
なぜディズニーはミッキーの著作権を延長しなかったのか…知的財産に厳しい態度を取るのをやめたワケ
中村 勝裕Asian Identity Co., Ltd CEO & Founder
権利に厳しいディズニーが「著作権を更新しなかった」というニュースはめちゃ興味深いです。
どこまで厳しく管理しても「パクリ」は世界から無くならず、イタチごっこをするコストばかりかかってしまう。ならば著作権にこだわらないという戦略もあるのではという示唆。パクリが出たとしても「オリジナルの価値」は下がらないどころかむしろ高まるのでは?という指摘もこの記事はしています。
現状では著作権はパクリ防止の一定の抑止力にはなっていると思いますが、生成AIでどんなデザインも作れてしまう時代になる中で、「クリエイティブの価値とは何か」について考えさせられます。
ーーーー(抜粋)
コピーに対抗しようと作り手が法律に頼る場合、法律の施行は往々にして非生産的になる。レコード業界はここ何年も大学生をたびたび訴えてきた。その結果、不正ダウンロードこそ減ったものの、このような訴訟沙汰は当然ながら恨みや反感を買う。顧客を訴えるのはよいマーケティング戦略とは言い難い。
(略)
高級ブランドの偽物を買う人たちは、将来本物を買う潜在顧客との橋渡しをしていると言えるかもしれない。ある調査によると、高級ブランドの偽物を買った人の40%は、フェイクに飽き足らずにいずれ本物を買うという。別の調査によれば、偽物を容認することによって多くの高級ブランドの本物の価値は一段と高まるという。
【AI時代の大疑問】結局「英語力」って、どこまで必要なの?
中村 勝裕Asian Identity Co., Ltd CEO & Founder
「ChatGPT時代に英語の勉強は必要か?」という問いへの答えは「中級まではもう不要」だと思います。
いわゆる企業で海外駐在の条件としているようなTOEIC700程度のレベル、つまり「ある程度仕事ができるレベル」はもう勉強しなくてもChatGPTで行けると思います。
一方で、外国人相手にリーダーシップを発揮するための「話す・聞く」という能力はChatGPTは今のところは十分に助けてくれません。「話す・聞く」スキルの習得をAIの力を借りながらいかに効率的に行えるか、に当面はシフトしていくのではないでしょうか。
さらにその先の「翻訳コンニャク」時代もいずれ訪れると思いますが、その時に人間がどういう反応を示すかもとても興味があります。
話題になった「delve問題」(GPTの英語にdelveという単語がやたら使われるのでGPTだとバレてしまう)のように、学習して最適化された文章や表現への忌避を人間が感じる可能性は十分にあり、AIが普及すればするほど「翻訳に頼らないコミュニケーションをしよう」というトレンドもまた来るのではないか?という仮説も持っています。
【週末に読む】私たちの悩みは「仏教」で解決できる
中村 勝裕Asian Identity Co., Ltd CEO & Founder
「仏教特集」に登場させてもらいました。
今、仏教が多くのビジネスパーソンののココロをとらえる理由は大きく2つあると思っています。
一つは「日々、触れる情報があまりにも多い」から。
情報の洪水に踊らされて私たちの頭はパンパンになってしまいがちです。
対して、仏教は「捨てる」ことを重視します。今起こっていることにシンプルに向き合うことで、頭がスッキリしやるべきことにフォーカスできます。
もう一つは、「世の中が不透明になっているから」。
先行き不安が増す中で、一体何を追い求めればよいのかわからず、なんとなく「不安」を抱える人が増えています。
仏教は、「不安は自分の心が作り出しているので、自分の心を整えれば、悟りに至る」と説きます。それを学ぶことで、現代人の我々も、時代や環境に惑わされないブレない生き方ができるでしょう。
とはいえ仏教は「難解でよくわからん」と感じることが多いものです。経典もたくさんあり、出てくる言葉も複雑です。
ですから、座禅という「体験」と、説法という「対話」で触れて、「感じながら学ぶ」ことが良いと思います。興味がある人は、お寺に出かけてみるとか、対話形式のわかりやすい本で学ぶのがよいでしょう。
ポイントは「ちゃんとわかろう」としないことです。東洋思想はもともと論理的な説明を目指していない概念ですから、「なんとなくわかった」とふわっと捉えるのが良いです。触れ続ける中で、「なんとなくわかった」瞬間が訪れるでしょう。
(拙著『リーダーの悩みは東洋思想で解決できる』もよろしければお勧めです!)
【独占・副社長】トヨタ「全方位戦略」のすべてを語ろう
中村 勝裕Asian Identity Co., Ltd CEO & Founder
章男会長時代に比べて、いろんな人が前に出るようになった印象があります。
批判されても動じず、今のような「ほめ殺し」でも油断せず、落ち着いた戦い方をしていく決意を感じるインタビューです。
一貫している「マーケットの実需を見る」というのは当たり前に聞こえますが重要ですね。最後の「むしろ一番の課題は内部にある」というあたりは実際そうなのでしょう。
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我々にしかできないことをやらないと、他社と同じようなBEVを作るなら消耗戦になるだけです。「クルマ屋が作るBEV」の価値をどうやったら高められるかと考えて、あの車を出しました。
「トヨタが遅れている」と言われることについては、ビジネス面では心配していません。ただ、技術屋としては悔しい思いをしたのは事実で、東京モビリティショーであの車を出しました。
【証言】「金持ちエリート中国人」が東京に集結する本当の理由
中村 勝裕Asian Identity Co., Ltd CEO & Founder
東京の日本語学校は中国人で溢れかえっていると聞きます。増え続けるインター校も中国人の御子息が大半とか。日本の安くて安心な生活インフラは当面は世界中の人々を惹きつけるでしょう。
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日本語の通じない外国人が増えています。海外から来た外国人に日本語、日本の文化を教えないと、コミュニティが孤立してしまって、地域の日本人との間にあつれきが生まれかねません。
コミュニケーションの前提は、言葉が通じるということ。
これがないまま時間が経てば経つほど、社会が分断され、一部の地域の治安が悪くなるリスクがあります。もし犯罪が起きれば、社会の中での緊張が高まり、特定のコミュニティへの偏見も生まれるでしょう。
NORMAL
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