ホーム
42フォロー
8293フォロワー
ユニコーンの破綻相次ぐ 10月以降3社が事業停止へ
高岡 美緒DNXベンチャーズ パートナー
マクロ経済が厳しい状況の中では、スタートアップが事業を継続できなくなるケースは決して珍しいことではありません。
2021年のピーク時から資金調達、すなわちスタートアップの命綱が大幅に減少しており、多くのスタートアップが資金難に陥ってます。実際に、グローバルな資金調達額は2021年から2022年にかけて34%減少しました。そして2023年3/4期を過ぎた時点での資金調達額は、わずか2000億ドル弱に留まり、2022年の年末総額の半分にも満たない状況が続いています。ユニコーンだからということでこのリスクがないというわけではないです。ただサイクルでもあるので、また好環境が戻ってきたら調達環境も改善するかと思われます。それまでどう生き延びるかですね。
ベンチャーキャピタルが海外進出支援を拡充 有望スタートアップ創出
高岡 美緒DNXベンチャーズ パートナー
数年前の資金調達ブーム時には「cash is a commodity」という言葉が頻繁に用いられました。ベンチャーキャピタル投資の領域では、投資家がどのようにして企業の価値を向上させるかが基本的な期待として認識されるようになりました。支援内容がスタートアップのニーズと一致するかどうかが重要です。DNXは、アーリーステージのB2B SaaS企業を対象としたファンドであり、過去の実績を基に、SaaSの市場選定、PMF、そしてスケールするための営業戦略や組織づくりのアドバイスを提供しています。(もちろん付随するその後の営業においてのドアオープニング、調達の支援、組織作り、トップ人材の採用、海外支援においてはアメリカ支援なども)明確なValue Propを持っているため、投資案件を投資委員会で議論する際には、常に「why us?」という質問が投げかけられます。
岡三証券・松井証券、銀行サービス参入 ネット銀と連携
高岡 美緒DNXベンチャーズ パートナー
証券会社はお客様の資金元へのアクセスはのどから手が出るほど欲しいのです。お客様がこの株式を今買いたい!やこの投資信託を今買いたい!と思ってもお客様の銀行口座から証券口座に移動しないといけなく、手間と時間がかかってしまい、なら良いや、となったり価格が変わってしまい投資機会がなくなってしまったりするのです。
銀証連携は私が知る限り、ネット証券ができた時から議論されてきており、なので楽天も楽天銀行(旧ebank)の買収により楽天経済圏に取り込み、うまくシナジーを作っていったのです。ただ、自ら銀行を作るのは最初の投資資本も必要だし、運営コストを考えると今の低金利環境だと黒字化まで持っていくのは至難の業。APIやBaaSの仕組みによりインフラが少しずつ整備されてきたことにより可能になってきたということでしょうか。
NORMAL
投稿したコメント