濱田 仁

低金利の中収益源を融資から投資に向ける考えは理解出来ますが、預金の安全運用を考えるべき地銀さんが自らリスクプロファイル高いファンド事業を行うと言うのは、預金者の事を考えると簡単な話では無いなあと個人的には思います。

ファンドオフィスでの採用、以下コメントは面白いですね。 シンガポールや香港ではファミリーオフィスは一般的ですが、日本は税率の問題も有り、集積地になるのは難しいそうです。 ーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーー 秘密を守れることは当然だが、中国語が堪能であることや、米画家ジャンミシェル・バスキアの作品に造詣が深いことが必要だとの答えや、いがみ合う兄弟の間を取り持つ能力が最優先だという答え

プライベートクレジット部門のMAが活発との事。以下はなるほどなと思います。 「多くの企業が同じような商品や戦略を提供しているため、宣伝や資金調達を支援する大規模な投資家広報チームとより大きなバランスシートを持つ以外に、差別化を図る方法がない」

ファミリーオフィスは機動的に動くケースが多いので、その意味では資金の全体の潮流が分かり易いですね。

全体的な流れを見ると企業の資本(特に上場企業)に対する流動性をより拡充して行こうという風に感じられます。

オムロンJMDC、着実にシェアを拡充し関係構築してきた印象です。ノーリツ鋼機としても良い投資になったのでは無いでしょうか。