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【全体理解】なぜ、脱炭素の話はフワッとしているのか
平岡 乾NewsPicks ジャーナリスト
キレイごとは読まれない(涙)
NewsPicks編集部の切実な悩みかもしれません(汗)
その(逆)王道は環境・ESG・サステナブル・ステークホルダー...そう、この記事のテーマである「カーボン・ニュートラル(脱炭素)」です。
といいつつも、硬派で読まれない、爆死決定と思われていた2020年末特集「超入門 半導体」が読まれるなど、何がヒットするか分かりません。
というわけで、NewsPicks編集部がこれまで挑戦を続けながら、死屍累々(?)の環境テーマに久しぶりに挑戦しました。
もしかしたら、皆さんが耳にしたことのある「スコープ」、「SBT」、「RE100」といった話ですが、本文で一切、このような用語を使っていません。
その代わり、皆さんおなじみのテレビとゲーム機・プレイステーションを中心に、カーボンニュートラルを切実さに語ります。

【解説】メルカリが40%成長でも喜べない理由
平岡 乾NewsPicks ジャーナリスト
疾風に勁草を知る(しっぷうにけいそうをしる)──
このような言葉をご存知ですが?
苦しい時こそ、その人(企業)の真の力が問われる、という意味です。
まさに、メルカリは逆風を受けながらも、成長が問われています。
特に、メルカリによって悲願であるアメリカの成功。ところが、再び業績が悪化し、岐路に立たされています。
何を隠そう、弊社も米国事業には一度失敗しました。とはいえ、米国事業の失敗そのものを批判する社員がいることは聞いたことがありません。手前味噌ですが。
苦しい状況こそ、その企業のwillが響くはずなので、米国への挑戦の想いについては、引き続きウォッチしたいと思っています。

【直撃】新規事業が期待先行で終わらないためにやるべきこと
平岡 乾NewsPicks ジャーナリスト
背水の陣だけど逃げる船もある。強い企業、強い人は、そのような点が備わっていると思ったことがあります。
趣味の話ですが、「今シーズンはフルマラソン3時間切りを果たすでござる。未達なら坊主でござる」的な話をしました。しかも、実際に達成!
強気の宣言をすると、周囲は注目してくれるし、達成するとヒーロー扱いと、一粒で二度おいしい。
それに味を占め、翌年も強気な目標を宣言をしましたが、目標達成未達。すると先が続かなくなります。
以来、情熱の冷静のはざま、ならぬ、強気と逃げ道を兼ね備えていることを心がけました。
さてさて、企業活動ではあるあるの「あの件、どうなったんだ」と、何かに挑戦したり、その総括について聞かれるでしょう。そんな時に、今回取材した小笠原社長のように、永遠にはぐらかす覚悟を学びたいです(笑)

【直談】NEC社長、両利き経営の「等身大」を大いに語る
平岡 乾NewsPicks ジャーナリスト
先日、10代のインターン生に「NECを知っている」と聞いたら、「知らない」という衝撃の返事が返ってきました。
学生時代、周りの人は皆、NEC製の携帯電話を持っていたし、誰もが知る大大企業でした。
このほかにも、パナソニックの知名度が日米でおよそ50%であったり(なお中国ではもっと高い)と、かつて日の丸電機と言われていた企業が「知られざる」企業となりつつある点は隔世の感を禁じ得ません。
とはいえ、NECはインターネットの海底ケーブルで世界3強の座にいたり、生体認証の分野で海外展開をしています。
「B2B」、それも世の中であまり知られていない分野で存在感を発揮して至ります。パナソニックや日立、東芝といった家電で知られていたメーカーも然りでしょう。
NECについては、近年大胆な買収と売却が相次いでいます。これによって、財務をコントロールしながらも、通信やソフトの分野で着実に手を伸ばしています。こうした地味さが、将来の成長に資することが多いこともあり、密かに注目しています。

【秘伝公開】社長に「ウチも両利きをやれ」と言われたら
平岡 乾NewsPicks ジャーナリスト
「ウチもDXで何かやれ」にお応えします──。
ある展示会で、そのようなコピーを掲げたブースがありました。
日本企業あるあるですが、社長が新聞で「DXが重要だ」という記事を読み、
「よう知らんが時代はDXらしい」と社内に通達したとかなんとか。
これまでにIoT、ジョブ型、こうしたキーワードが流行る度に、そうした現象が起きるそうです。
こうして奔走される現場の社員。それを逆手に取って、上記のようなコピーを掲げるセンスに脱帽しました。
さてさて、両利きの実践として、社内の現場に焦点を当てた今回。具体的な実践に迫るほど、「あれ、これって日本企業に向いているんじゃないか」と思っていただけるのではないでしょうか。

【本家】両利きの祖師が、日本に「どうしても伝えたいこと」
平岡 乾NewsPicks ジャーナリスト
“Culture eats strategy for breakfast”...カルチャーは戦略に勝る
ご存知の方も多いでしょうが、かの有名なピーター・ドラッカーの名言です。
戦略に増して重要なのが、カルチャーだと。
(今回登場するオライリー教授も、このフレーズを使うそうです)
今回、両利きの経営の提唱者の一人であるオライリー教授へのインタビューとあって、「カルチャー」に取材リソースをガツンと割きました。
あ!こういう時は、きちんと説明すべきですが、両利きの経営について知るようになった2020年に、今回俎上に載る「知の探索」について2本ほど記事配信したことを正直に申し上げます。
その後、独学で両利きの経営を追い続け、2021年10月には深化と探索のどちらも重要だと認識し、「ダブルスタンダードを愛するのが両利きの経営だ」と結論付けた記事を配信しました。ただし、組織論としての両利きの経営というよりは、大好きなファイナンスの側面から注目したために、オリジナリティが過ぎたきらいがありますが汗
私自身は、これからは両利き経営を実現に資するファイナンス論を極める旅に出たいと思っています。

【ゼロ入門】誰も全貌を知らない、これからの経営の王道
平岡 乾NewsPicks ジャーナリスト
世の中、そこまで単純ではない──。
「イノベーション! DX!」の時代です。「失敗を恐れず挑戦せよ」と毎日言われます。
昔から思っていたことがあります。
結局のところ、イノベーティブ以前に「手堅さ」がない企業は生き残れない。これは記者駆け出し時代の中小企業取材から思っていたことでした。
スポーツに例えるところのハイライトシーンではホームランやスーパーゴール的なイノベーションばかりハイライトされるが、地味な守備がうまいチームはとても強い。
もちろん、守っていてばかりでも勝てない。
その点、「守って(深化)ばかりではなく、攻め(探索)に出よ」といった視点で語られる両利きの経営には、ピンと来ませんでした。
さてさて、「両利きの経営」は「攻め」も「守り」も大事がテーマ。
超絶当たり前のことをカッコつけて語るという、とても「針小棒大」な経営論です笑
と同時に、知れば知るほど奥が深い。噛めば噛むほど味が出るスルメタイプです笑
経済学には、嫉妬や羨望など人間のどろどろとした部分に焦点を当てた行動経済学という分野があります。
両利きの経営も、知れば知るほど、人間らしさがにじみ出てくる...
したがって、皆さんも知れば知るほど、「会社にあるある」を感じてもらえるかと自負しております。

NORMAL
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