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過去にとどまる日本
Ebata Hisashi航空機設計 Windspeed Technologies VP of Programs
BBCらしい記事ですね。移民や国家負債の問題は、BrExitに至った英国人ならもっと理解できるでしょうに。
日本に限らず、例えばイタリアだってロシアだって、民族性や文化(価値観・嗜好)なんて100年やそこらで変わるものではない。変わって見えるのは経済や街並みといった分かりやすい表層だけ。インドやビルマは英国化しましたか?アフガニスタンは20年後にどうなりましたか?この点に気付くか否かで世界観・生き方はガラリと変わってきます。
だから日本の将来は、結局日本人にしか決められない、もし何かを提案するのであればまず日本の深層を理解せねばならない。ハイコンテキスト社会に必須なatmospheric sensing(空気検知能力・笑)もその一つです。
これが、制度的には西洋社会、コミュニティは人種の坩堝、に四半世紀住んだ私の結論です。
AI時代を生き抜く未来教育とは?
Ebata Hisashi航空機設計 Windspeed Technologies VP of Programs
プレミアム会員でないため途中までの視聴ですが:
・タツナミ氏の予測「生徒端末保守は教師がやっているのでいずれ行き詰まる」
→これはそもそもの体制に無理があるので、初等教育が複次年度を重ねていけば、1)端末を止める、or 2)IT保守専属員を配置して続ける、のいずれかの選択を迫られる性質の問題です。子供がマイクロソフト本社のあるシアトル郊外の米学校区に通っており、ここ10年くらいはそういう個人端末配布体制ですが、小規模学校以外は専属の学校IT保守要員(弊社のIT社員もそういう学校区勤務と弊社業務を掛け持ちしてます)がいて、夏休みの端末返却時などに一斉機材リフレッシュをしています。日本だって将来を考えれば1)の選択肢はあり得るはずもなく、自ずと2)に落ち着くのは自明の理だと思います。
・シンギュラリティ: (途中までしか視聴してませんが)いわゆる「IT先進国(??)」に住んで、使えないアプリから予約システムに囲まれて(少し込み入った状況では電話して能力の高そうな人間を説き伏せるのが唯一の解決策である場合が多い)暮らしていると、2045年のAI Singularityなんて信じる気すら起きませんでしたが、店頭の売子から企業の顧客電話応対まで、そういう出来の悪い「システムに頼り切った最近の労働者」の能力低下を目の当たりにするに付け、Singularity(AI>Human)はAIの能力向上ではなく、むしろ退化した人間側の能力低下によって起きるのだと気付きました。
故に、子供にはそもそも機械でなく「人間」として必要な教育しか施していない自分も次世代も、AIに仕事を奪われるような懸念は持っていません。
お勧め・至宝の会話(35:30辺りから):
https://youtu.be/opXgJf1JaFs
参考文書:
https://www.amazon.co.jp/生命知能と人工知能-AI時代の脳の使い方・育て方-高橋-宏知/dp/4065270510
航空機の市場競争に負けるボーイング、荷物まとめてワシントンへ移転
Ebata Hisashi航空機設計 Windspeed Technologies VP of Programs
‘97年の合併でマクダネル・ダグラス病に罹り、その後はジャック・ウェルチGE塾のbean countersに牛耳られて徐々に技術屋が骨抜きにされてしまったボ社、本社シカゴ移転の時はアホかと思ったけど、今度のDCはロビー拠点化ですね。ロッキードなど防衛企業は軒並みDC周辺ですが、株価を見てもボ社は民間機の比率が高いのが分かるので、Richard Aboulafiaの言ってる事は正しい。
もう知り合いのエンジニアも随分辞めたし、出荷停止中の787と型式認定取れてない777-9が工場に並んでるので、なかなか先が見えません…
【レイ・ダリオ】歴史から読み解く「世界の危機」の救い方
【宇野常寛】必要なのは「モノとのコミュニケーション」だ
Ebata Hisashi航空機設計 Windspeed Technologies VP of Programs
「今でも何故自分なんかがここに立って喋ってるのか分からない」と言いながらTED Talk に出てたMagnus Walkerなど、身体性とモノノメの典型でしょうね: https://youtu.be/KDQrMoksJ4Q
単にポルシェと服が好きでアバンギャルドな英国人ですが、両方とも自分の好きなように弄ってたら周りに人が集まってきて意図せず有名になった(LAという土地環境もあるでしょうが)という、フォレスト・ガンプを地で行くような御仁です。
服とポルシェは、言葉で簡単に「好き」と言っても、そこに人目を意識するかしないかで嗜みが180度異なる物、と言って過言では無いと思います。少なくとも、一見ホームレスのような出立ちでガチガチの足周りの車に乗り込み、乾いた爆音を奏でながら人っ子一人いない小汚いLAダウンタウンを疾走するマグナスの姿には、承認欲求など微塵も感じられません。ただ、それが至福の時である事を感じる方は多いでしょう。だからこそ人は寄ってくるのだと思います。
人間には没頭する時間が必要、そうすれば、物や自然は多くの事を教えてくれる、とは特に日本で多くの職人が示してくれていることだと思います。
(場違いでNonKY なコメント、失礼しました)
【核心】「次のジブリ」は、どうすれば生まれるか
Ebata Hisashi航空機設計 Windspeed Technologies VP of Programs
北米に住んで20+年、アニメ好きの子供もいるので、「我々はいつまで海賊サイトで見なければならんのだ」という声を聞き続け、やはりというか黄金の国ジパングは輝く国内コンテンツの海外マネタイズ・スキームを構築出来ず、ジョン・ラセターの紹介によるジブリ映画館配給+DVD化、そしてネトフリに代表される配給といった「黒船」貿易が主な原動力となって開国した感を、国外では感じます。
ネトフリになって本当に楽になりましたもん。吹き替えでさえ英仏スペイン中国ポルトガルなど用意して公開するのは驚きながら、それらは市場ニーズの証明でもあると思います。「40代以下で昔から放映してるドラエもんを知らないスペイン人はいない」とスペイン人からも言われますし。
で、次は版権物、すなわちmerchandiseのニーズが来る(というか来ている)と思います。子供らは「お布施したいのに賽銭箱がない、商品持って来い」と言い続けてますし(再度日本のアニメイトに連れて行かねばならない)、地元の模型屋はどこも従来のプラモデルがどんどんガンプラに追いやられています(お陰で日本製の良い工具が買い易くなった)。考えてみれば、世界中のディズニーランドとストア(サンリオも人気です)で既に行われているビジネスモデルなので、是非日本企業の手で黄金を売って外貨とファン層を獲得して下さい!
【核心】「はじめてのおつかい」の世界ヒット、本当の理由
【直撃】世界が認めた、最強の日本人コレクターの実像
Ebata Hisashi航空機設計 Windspeed Technologies VP of Programs
この方は本物中の本物マニアで、読んでいて清々しいですね、脱帽です。
昔東京出張時に銀座時計市で買ったBreitling Cosmonaut(日本限定の裏スケ)など値の張る物は渡米後の生活苦でとっくに売ってしまったけれど(苦笑)、その時は全米(eBay)に出したにもかかわらず買いに来たのは地元のボーイング関連会社エンジニアで、お互い「同じ穴のムジナ」でニヤニヤでした。15年くらい前でしたが、当時から愛好家のオンラインフォーラム(この辺は車種別に存在する旧車フォーラムと同じ)があって、そっちで珍しい品が売りに出てるぞ、と連絡があったそうです。
子供にも学業用(試験中携帯使用禁止)にちゃんとした腕時計は与えましたが、若い世代は普段使いはしませんねえ。
携帯を出すワンアクションが面倒な私は、今は専ら国産の対数尺ソーラー電波時計(この新旧ギャップも日本を体現)が愛用ですが、買収されてしまったグリシン社のAirmanなんて惹かれます。読み易い12時間ダイアルになっても肝心の3タイムゾーン(GMTだけじゃありません)は生きていて、時差ボケ頭の国際出張にも3者ウェブ会議にも対応! オリジナルにはない裏スケで趣味性も増しています。かつてTop GunのIcemanが着用してましたね。役を演じたVal Kilmerにはもうかつての面影は薄いですが…
追記: 日本にも、世界で喝采を浴びる独立時計師はおられます(和時計は文字盤の目盛間隔が変化します):
https://roman-time.net/masahiro-kikuno/
マッチングアプリ大流行の影で広がる、顕著な「疲れ」とは
コロナ禍から復活? 盛況もいつもと違う「2022年GWのANAホノルル線」の裏側とは 担当乗員にいろいろ聞いた
Ebata Hisashi航空機設計 Windspeed Technologies VP of Programs
まだコロナ前に比べ便数が少ないので手放しでは喜べないと思いますが、航空会社を思うと嬉しい知らせですね。
米国では、世論調査でまだ国民の過半数がマスク着用を求めているにも関わらず、機内でのマスク着用令をフライング解除したフロリダ州連邦裁の政治的判決ですが、その際に(不特定多数の乗客に接するため)本来なら着用を求める立場であろう搭乗員組合が賛同した理由は「これで暴れる乗客に対処しなくて済む、という安堵」だそうで、正に言葉を失いますが、これが米国の社会状況です。スーパー店内など街でも民族(ethnicity)と年齢によってマスク着用の有無が竹を割ったようになっており、これが新たなニューノームか、と苦笑しつつも、米住民らしくマスク着用という自己流儀を貫いています。
ECS(環境制御装置)でエンジンファンからの抽気でガンガン換気する今の旅客機ですが、補助動力しかないランプでの駐機時間もあるので、私は帰省時には日系エアラインしかお世話になる気はありません。
因みに、派生型に対しまだワクチンが進化していないため北西部やCAでは感染が増えています。(今は在宅検査が多く、米国で集計されているのは一部であるとされています。ランダム検査では感染による抗体検出が実に6割に上るそうですが、その有効性と持続期間はワクチン接種には及ばない、というのが専門家の見方です)
https://www.latimes.com/opinion/story/2022-05-04/covid-variants-vaccines-ineffective-omicron-ba-2-12-1-ba-4-ba-5
子供が通う高校からも毎週のように感染者報告が来ていて、接触度によっては検査を求められています。
吉野家、採用説明会で「外国籍お断り」 応募者の告発で発覚、本社が認める...厚労省「公正な採用選考に反する可能性」
Ebata Hisashi航空機設計 Windspeed Technologies VP of Programs
移民の坩堝である米国だと、仕事の募集要項には「米国内就労資格がある方」という一文が必ずといって良いほどあります。複数年有効の就労ビザ取得には毎年の全数制限や学・職歴条件があるため、雇用側が膨大な費用と時間を掛けてビザスポンサーしてくれる場合でもない限り、採用しても合法的に働けないからです。当然、就労有資格者には米国市民の他にも、永住権や就労ビザを持つ外国籍労働者も含まれるため「外国籍=労働不可」となるわけではありません。(但し、連邦公務員や国防機密従事者には米国籍が必要です)
日本の場合、米国に似た制度(但し就労ビザ取得は易しい)だと承知していますが、この記事からは1)雇用側、2)応募者、3)記事執筆者の3者が何を問題にしているのかが不明瞭です。
・「雇用側が名前から勝手に国籍=就労資格を判断した事」に対し応募者が怒っている、のだとは思いますが、「国籍=就労資格」と考えているのであればそれも誤りではないか?
・更に、就労資格を持たない外国人を対象外とする事は差別にはあたらない筈、と思い厚労省サイトを見ると、日本では外国人労働者の雇用安定対策、就職支援までしているのですね。驚きました。
外国人雇用対策(課) - 厚労省:
https://www.mhlw.go.jp/stf/seisakunitsuite/bunya/koyou_roudou/koyou/gaikokujin/index.html
となると、就労資格のない外国籍応募者を採用対象から外す事は国の推奨から外れる事になる(??)のかも知れませんが、制度上、雇用側にさすがに強制や行政指導はできない筈、と想像します。
人手不足の日本労働市場とはいえ、自分は米国で非米国人向けのそんな制度は見た事も世話になった事もない(引っ越し屋バイトをしていたシュワルツネッガー元CA知事を含め、皆が自助努力です)ので、日本の行政の優しさに脱帽です。
最後に、「記事は記者が自ら理解してから文章化して下さい」(理解の及ばない事象は書けないはず)と、場違いですがお願いしておきます。大切なのは物事の本質(現行制度とissueの明確化)であり、リツイートの数ではない筈です。
NORMAL
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